ノーベル賞受賞が決った京都大学の本庶佑教授は、「果実は後進を育てることに使いたい」と、賞金を大学に寄付する考えを表明しました。
基礎科学の研究費が限られている現状を心配していて、「ライフサイエンスに投資しない国は未来がない」と警鐘を鳴らしています。
歴代のノーベル賞受賞者も「研究環境が年々悪化している」「日本の科学が空洞化する」と言ってきていました。
科学ジャーナリストの寺門和夫さんは「受賞者は80年代から90年代の研究で受賞しています。しかし、いまは研究が弱り、研究者が育たない。基礎研究にどうカネを回すかが問題です」と話していますが、同感ですね。
私は、企業と大学との共同研究のコンサルティングをしていて、大学の研究者と話す機会が多いのですが、研究費の削減は大きな問題だと皆さん仰います。
文科省の大学の研究への予算が大幅に減少しているのに、防衛省の予算は増大する一方。
その防衛省から大学に対して、武器に使用される可能性がある研究の資金援助が増大しています。
これは、大学に兵器の研究をさせるための罠ではないかと思いますね。
基礎研究にお金をかける、正しい判断ができる政権に後退してほしい。
早くしないと手遅れになります。
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科学ジャーナリストの寺門和夫さんは「受賞者は80年代から90年代の研究で受賞しています。しかし、いまは研究が弱り、研究者が育たない。基礎研究にどうカネを回すかが問題です」と話していますが、同感ですね。
私は、企業と大学との共同研究のコンサルティングをしていて、大学の研究者と話す機会が多いのですが、研究費の削減は大きな問題だと皆さん仰います。
文科省の大学の研究への予算が大幅に減少しているのに、防衛省の予算は増大する一方。
その防衛省から大学に対して、武器に使用される可能性がある研究の資金援助が増大しています。
これは、大学に兵器の研究をさせるための罠ではないかと思いますね。
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