四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めた13日の広島高裁決定で、野々上友之裁判長は、熊本県・阿蘇カルデラで大規模噴火が起きた際に約130キロの距離にある点を重視し「火砕流が到達する可能性が小さいとは評価できず、立地には適さない」と判断した。
東京電力福島第1原発事故後、原発の再稼働や運転を禁じる高裁段階の司法判断は初めてです。
3号機は定期検査中で、四国電が来年1月に稼働を再開する計画は事実上不可能となり、政府や電力会社の原発再稼働方針に再び大きな打撃となりましたね。
火山と原発の立地を巡る議論にも一石を投じそうで、世界一厳しい基準と何とかの一つ覚えのように繰り返している安倍政権に冷や水を浴びせる判決です。
この後、四国電力が上告するのかが焦点となりますが、上告した場合の最高裁の判断も注目されますね。
裁判官の良心を見た思いがする判決でした。
できれば日米地位協定に風穴を開ける判決、例えば、米軍機の飛行差し止めのような画期的な判決を下す裁判官が出てほしいですね。
高裁の裁判長にアッパレ。
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火山と原発の立地を巡る議論にも一石を投じそうで、世界一厳しい基準と何とかの一つ覚えのように繰り返している安倍政権に冷や水を浴びせる判決です。
この後、四国電力が上告するのかが焦点となりますが、上告した場合の最高裁の判断も注目されますね。
裁判官の良心を見た思いがする判決でした。
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