
台風4号が駆け足で通過していった。
6月の台風が本土上陸すいるのは、珍しいことらしい。ここ山形へは、昨日の雨、そして夜半の風が強かったが、電車の運転停止ぐらいで大きな影響はなかった。
わが家の西の窓は西日が入り、夏はまぶしく室温も上がる。そこで去年から、ベランダにゴーヤを植えて、緑のカーテンを作った。去年の反省を踏まえ、西に高くネットを張り、6本の
ゴーヤを這わせている。昨夜の風でゴーヤは大丈夫かと見たが、脇ツルがしっかりとネットをつかみ無事であった。
ゴーヤはこれからわき目を出し、葉が込み合って日をさえぎる筈だ。下の方で早くも花をつけた。カーテンの役割と同時に、実も成らしてくれる。
ゴーヤは沖縄で使われている名で、沖縄料理のゴーヤチャンプルーがブームになってこの名が一般的になったが、和名はツルレイシである。別名ニガウリ。
俳句の季語では荔枝(レイシ)が秋の植物として分類されている。
なかの実を包むわたは甘く、皮には苦味があるので、ニガウリと呼ばれる。この間、テレビで紹介されていたが、中綿を捨てるのはもったいない。この部分の天ぷらが美味である、ということが語られていた。
実をひそめ雨晴れている荔枝棚 八木林之助
ゴーヤカーテンを作る方法がネットで紹介されいた。摘心を2回行って葉を繁らすことだ。一回目は八枚目の葉のところで摘心、翌日7枚目の枝目を取る。翌日6枚目の枝芽を摘む。そして5枚目から下の枝を伸ばす。
2回目の摘心。小枝の葉が7枚出たら芯をを摘む。小枝の枝芽は摘まずにそのまま残す。
台風の影響で気温が上がる昨今だが、ゴーヤの緑のカーテン効果を期待したい。