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パソコンの待ち受け画面が、新緑の森になった。公園の木々の緑も、いつか夏の息吹を感じさせる。昨日、燕が飛んでいると思った。一瞬であったので、はっきりとは確認できない。『日めくり 四季のうた』の窪田空穂の歌が、昨日見た光景を詠んでいた。
つばくらめ飛ぶか見れば消え去りて
空あをあをとはるかなるかな
たったひとときの詩の心に触れる瞬間。心のうちに、さわやかさを感じる。一日に数章読む『論語』が終りに近づいた。高橋源一路の論語教室だ。なるほど、これほど噛みくだいてくれれば、論語がにわかに身近になる。
419子曰く、辞は達するのみ
「ことばや文章は、相手にこちらのメッセージが伝われば、それで十分です。美しい文章、人を驚かせる文章を書く必要などありません」