常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

夏野菜

2014年08月02日 | 農作業


炎暑を避け早朝に畑仕事を終える。人間は暑さにげんなりするが、夏野菜たちはその深い色合いで癒してくれる。房生りするトマトが色づくのは待ち遠しく、暑い日でも畑に行くのが楽しみでもある。大玉のトマトは栽培が難しく、易しいミニトマトが中心である。日ざしが強くなると、作業をしながらトマトをもいで口に入れる。ほのかな甘さが口中に広がり、喉のかわきも癒してくれる。

ひとときに熟るるトマトや小さきまで 相馬 黄枝

今朝、小ぶりの青大将が道を渡って薮に入って行った。この畑には蛇がいないので、鼠がはびこって困る、と地主さんがこぼしていたが、どうやら青大将も棲みついたと見え鼠の被害は少なくなっている。ニンジンの種まきの準備をする。そろそろ夏野菜も終わりに近づいてきたので秋の準備である。だが、連日の猛暑で、雑草の生長が勢いづいて、なかなか準備がはかどらない。


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文月

2014年08月01日 | 日記


七月が終わった。台風が二つ上陸するなど、雨の被害も大きかった。7月は文月と書いて、「ふづき」と読む。一説に「文ひろげ月」を詰めたもの、あるいは稲の穂がふくらみ始める「ふふみ月」が転じたものという解説もある。そのどれをとるか、知る由もないが、その月が行って新しい月になる。

八月一日は、八朔である。テレビの林先生の解説に、果物のハッサクは八朔には食べられるからこの名がついたという、辞書の説明を紹介した。ところが、この実を採ってみると、真っ青でカンカンである。とても食べられたものではない。そこでさらに調べると、八朔には食べられるのではなく、八朔まで食べられるの誤りであったという。面白い話であった。

実家の家の裏にある桃の木に実がたくさん生った。農家が栽培している桃と違って実がいっぱい生ったので、大きくなれない。だがその色は見るからに美しい。自然から生じる色はなぜこんなに美しくなれるのか不思議である。採集して少し置いておくと食べられるようになるという話を聞いてとりあえず収穫した。


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