ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

適切な依存心

2019年05月13日 21時03分00秒 | 生活
春から初夏へと足早に季節は移り、
ツツジに次いでサツキも満開。
私のベランダでも1月に植えた、
スミレが今も元気に咲いてくれています。



私が連休中から読んでいたのが
「魂にメスはいらない」という本。
著名な心理学者の河合隼雄先生と
詩人の谷川俊太郎さんという
異色の組み合わせの対談集。

河合先生曰く、最近の心理学では
依存と独立は反対概念ではないそう。
「必要に応じてどの程度ちゃんと
依存できるかというのは
むしろ独立心のあらわれ」なのだとか。



異性や家族間でも、自立するには
「適切なる依存心」を常に持つことが
大切だと言うのは何だか分かる。
それが「支え合う」ことであり
「頼りにしあう」余白を生むから。

適切度合いが難しいところだけど
「自立」や「独立」という言葉の持つ、
やけに肩ひじ張った感じがスッと抜けて
どこか心が楽になるものがあったので
ここに記しておくことにしました。
コメント
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