
旅の予定を立てるとき、最優先にするのは、一番やりたいこと、つまり旅のテーマとなっていることです。
ミモロの旅は、パワースポットめぐりが1番のテーマでした。「行きたいとこを全部回れて、スッキリ!すごく楽しかった」というミモロ。
ミモロが、楽しい旅と思えたのは、自分がやりたいこと、訪れたいところを回れたからです。もちろん途中、
美味しい料理を食べたり、




お買物をしたり



ホテルや祇園のバーでのんびりしたり


いろいろなことをやりました。でも、それはあくまでもサブ的な楽しみ。パワースポットめぐりが主食なら、それらは旅をより豊かにしてくれた副菜です。(副菜の彩りで、旅の趣は、変わるので、決してあなどれない要素ですが・・)。仮に、行きたかった三輪明神、大神神社に、なんらかの理由やハプニングで行けなかったら、きっとミモロの旅の楽しさも半減したはず。どんなに美味しい料理を食べても、祇園で存分に飲んでも、何しに来たのか、という気持ちになるはずです。
ですから、旅のテーマである、一番やりたいこと、行きたいとこを、まず時間的な余裕があるうちに、最初にやったり、行ってしまいましょう。
当たり前のことと思われがちですが、旅にでるといろいろなことに出会って、目の前のことに気を奪われて、すっかりテーマをながしろにしてしまうケースも多いんです。
旅の時間があるからと、やりたいことを後半に予定すると、思ったように時間が取れなくなったり、なんらかのハプニングでできなくなる可能性も高まります。第一、体力的にきつくなって、どうでもいいや・・・ということにもなりかねないんです。
ミモロは、午前中に目的地の奈良の大神神社に行きたかったので、前日に奈良に入り、その日は早々にベッドで、翌日に備えています。これって大切なんですよ。

奈良の大神神社に着いたミモロは、そこで2時間近く、のんびり過ごしました。


一番やりたいこと、いたい場所に、最も長い時間を割り当てましょう。
もし、旅の連れがある場合、あらかじめ、自分がそこで十分に過ごしたいことを伝えておくことも大切です。
どうしても折り合いがつかない場合は、ちょっとの間、別行動もおすすめです。自分がやりたいことをするために出た旅です。我がままという意識を持ち遠慮しては、楽しい旅にはなりません。自分がやりたいことをさせてくれた友人や家族には、ほかの部分で譲ってあげればいいんです。
ここでちょっと・・・・
ご夫婦の旅で、いつもどちらか一方、例えば、奥様が旅の予定を決めている場合、ときどきは旦那様に決めてもらしましょう。その折、多少、不首尾な部分を見つけても、決して余計な口は出さないこと。すべて任せます。もちろんその逆で、旦那様が旅をアレンジしたら、次は奥様が・・・という風にすると、意外に楽しい経験に出会います。というのは、決める人は、違う場所を探しても、結局は、同じような経験をしがち。自分の知らない世界を見るのもいいものですよ。ただし、どんなことも楽しもうという気持ちを抱くことが必要です。
ぜひ、自分の思いを大切にした旅をしてください。