来宮神社から、河津川に向い、ミモロは、神社の裏手に周り、小道を抜けて川沿いに出ます。
下流へと、ちょっと歩くと、公園の中に東屋が一軒ありました。
「ここが、足湯だ」。さっそくミモロは、その中に入ります。
ここは、笹原公園さくらの足湯。土手の桜を眺めながら、温泉が楽しめる場所。
「温かくて、気持ちいい!」
ミモロが、足湯を楽しんでいると、観光客のおじさんも入ってきました。
旅のポイント:温泉地に行く場合、ぜひタオルを1枚用意しておくと便利です。足湯には、タオルはありませんから。女性の場合、ストッキングやタイツは、脱げないので、入りにくいですね。そんな女性のために、ぜひ手が浸せる手湯があるといいのにと思います。手を湯に漬けるだけでも、体はかなり温まります。
「どこから来たの?」と話しかけられたミモロ。「東京から来ました」と元気答えます。「桜は、まだだねぇ・・・」「きっと来週は、咲き始めますね」
見知らぬ人との会話も旅の楽しみです。
旅のポイント:見知らぬ人との何気ない会話は、旅を楽しくしてくれます。例えば、旅館の大浴場などで、女性は、気軽に見知らぬ人を話しをするのですが、男性は、あまり話しをしないようです。湯ぶねに10分もいっしょに入っていると、女性は、どこから来て、今日は何をして、明日はどこに行くなどから、ここが良かったなど、情報交換をしたり。これって旅を楽しくする、とてもいい行動だと思います。
足湯から、ミモロは、河津駅に。「わー駅が広くなった感じ」。以前、ミモロが訪れた時は、改装工事中だった駅も、すごくりっぱになりました。駅には、土地の産品の販売店などもあり、電車を待つ時間も退屈しません。お土産の調達にも便利です。
さて、まだまだ河津の町には、バラが咲く「河津バガテル公園」やいろいろな滝が見られる「河津七滝」など行きたいところは、あるけれど、そろそろ宿に向かいましょう。
「そうね。露天風呂にもゆっくり入りたいしね」。
ミモロは、山間の温泉地、谷津温泉の「離れ家 石田屋」に歩き出しました。