河津桜の見られるはずの川沿いでは、ミモロが訪れた1月下旬は、桜はまだ・・・・。ミモロは、諦めきれず町を歩き回ります。
「あれは、何？」三角屋根の建物を見つけて、駆け寄るミモロ。
そこは「河津桜観光交流館」。河津町のあらゆる情報が集まっている場所です。
「ここなら、きっと桜が咲いているところを教えてもらえる・・・」
意気揚々と中へ。
「あの桜どこに咲いていますか？」
窓口に出て来てくれたのは、やさしい笑顔のおねえさん。
「それなら、河津桜の原木に行ってみては？まだ咲いているかもしれませんよ。桜以外にも河津には、ほかに見どころもいろいろ。例えば、足湯は好き？天然記念物の大きなクスノキも行って見たら？それからカーネーションもキレイですよ」
いろいろな情報を得たミモロは、もらった地図を片手に散策に行くことに。
旅のポイント：目的地に到着したら、真っ先に向いたいのが、その地域の観光協会や観光案内所です。東京やほかの地では得られない、その地域の情報が集まっているので、必要な情報を手軽に得られます。便利な判りやすい地図や、お得な割引券などもあったり見過ごす手はありません。ぜひ、寄ってみましょう。
「おっとその前に、ここに寄らなくちゃ！」ミモロが向ったのは、同じ建物の中にある地元の物産を販売する場所です。
そこには、河津で育った野菜、果物をはじめ、干物や地のり、わさび漬けなど、種類豊富に産品が並んでいます。
「このおみかん、安い！新鮮な野菜も美味しそう。重いけど、買って行きたい！」とミモロは、並ぶ品々を見て回ります。
旅のポイント：「河津桜まつり」には、たくさんの出店が並びます。河津以外から、やってくる業者も多く、確実に地元の産品を購入するなら、ぜひ「河津桜観光交流館」へ。一度にいろいろなものが見られ便利です。２階は、食事処も。
「モグモグモグ・・・これ美味しい！」売られる品々を次々に試食するミモロ。まだ食べるの？
「帰りに、ここでお買物するの。その下調べ・・・・」
食べてばかりいないで、さぁ、そろそろ桜を見に行きましょう。
