
「桜の次の楽しみは、温泉!」
ミモロは、さっそくお部屋の奥にある露天風呂に向かいます。
「あ、ここが露天風呂。どんなお風呂かなぁ?」

温泉にはいる用意をしたミモロ。背伸びして湯ぶねを覗きます。
「わーいい感じのお風呂・・・気持ち良さそうな湯気もたってる・・・」

「ブヒィー・・・・」湯ぶねに入ったミモロは、あまりの気持ちよさに、思わず深いため息。ちょっとおじさんぽいため息です。

河津の町を歩き回った疲れが、温泉でほぐされてゆきます。
大きな岩を組んだ野趣あふれる露天風呂の周りには、場所により桜や楓など
四季を彩る花木が植わり、湯ぶねから自然が楽しめます。
ミモロも、手足を伸ばし、のんびりリラックス。野鳥の囀りと湯の流れる音が、
心癒すBGMに。
「いい湯だぁ・・・」バシャバシャ・・。
あれ、何してるの?バタ足をしているよう。誰もいないお風呂だから、思い切り
温泉で遊べます。
旅のポイント:この宿では、全室、源泉掛け流しの岩の露天風呂付き。手足をゆったりと伸ばせる広さで、リラックス度も十分。シャワー付きの内風呂もあります。何度でも入りたくなる露天風呂です。

「楽しいよー」。体の小さなミモロは、桶を船にして遊びます。
これはミモロだからできることね。
ときどき、湯ぶねから出て、休憩。

山から吹く風が、温まった体に爽やかに吹き、その気持ちよさに、
ミモロも言葉がありません。
3回も、湯ぶねを出たり、はいったりしたミモロ。
存分に温泉を楽しんだよう。
「あーいいお湯だった!」

ミモロの顔も満足気。
温泉は、体が芯から温まる単純温泉で、肌にもやさしくミモロの毛並みもツヤツヤに。
「うーあったまった!」。ミモロの体からも湯気が・・・・。
「夜は、お星様が見えるんだって。また入らなくちゃ!」
旅のポイント:伊豆は、天気が良ければ、本当に星がキレイ。飛行機のルートになっているので、流れ星のように何機も夜空を渡ります。赤いライトがあるか、点滅しているのが、飛行機です。天気がいい夜は、宿の高倍率の天体望遠鏡による、星や月の観察タイムも用意されています。月や木星がよく見えますよ。
「もっと大きな露天風呂もあるんだって。行ってみよう」
次は、宿の女湯へと向います。
旅のポイント:「離れ家 石田屋」は、敷地内に、2本の源泉があります。1本は、高さ十数メートルの湯柱がたつ自噴源泉で、100度もあります。そのため、タンクに一時的にため、入浴に適した温度に調整しています。温泉は、各部屋の風呂、大浴場、プールに注がれると共に、冬場は、暖房の熱源にも利用されています。泉質は、単純温泉で、体が温まり、肌にもやさしい湯です。
*宿では、生きた動物の宿泊はできません。あしからず・・・・。