朝のお散歩を終えたミモロ、宿泊している「京都ブライトンホテル」の日本料理「蛍」で、朝食をいただくことに。
日本庭園に面したテーブルについたミモロの前には、豆乳の湯豆腐が運ばれました。
「これって、胃腸にやさしいよねーでも、昨日、食べすぎたから、全部食べられるかな?」と、昨日、鉄板焼きをたらふく食べたミモロです。
ほんのりと自然の甘さを感じる豆乳。その中にお豆腐が入っています。薬味を加えると食欲はいっそう。あっと言う間に平らげたミモロ。どこが食欲不振なの?
続いて、お弁当のように箱に入った料理が。「わー品数がいっぱい。こんなに食べられるかな?」
煮物、焼き物、和え物などなど、栄養バランスも満点の朝食です。
でも、「お粥とご飯、どちらになさいますか?」と聞かれ、思わず「両方!」と答えたミモロ。やはり食欲不振とは無縁のよう…。
お粥には、特製のタレをかけて…。大きな梅干しと塩昆布もお好みで…。
「わーこのあさりのお味噌汁美味しい!」と、目を細めながら味わうミモロ。本当に美味しいお味噌汁でした。
さて、チェックアウトまでの時間をミモロは、お部屋で過ごします。
「ちょっと待ってて、今、お茶をたてるから…」と、部屋に供えられた抹茶セットの前に。
抹茶に、お茶碗、茶筅、そして小さな和菓子がセットされています。
シャカシャカシャカ…全身で、茶筅を動かし、お茶をたたているよう。
「こんなんで、いいかな?」茶碗をときどき覗きこんでいます。
「はい、どうぞ、お召し上がりください…立ってたてたので、ミモロ流立礼点前でございます」と。
「おふく加減は、いかがですか?」はい、結構でございます…。
ホテルに、抹茶セットがあるのは、なんとも京都らしいところ。自分でお茶をたてたことがない人でも、だれに気兼ねすることなく、自分流で抹茶が楽しめます。
ミモロは、以前、宇治田原に茶摘み体験に行ったとき、いっしょに参加した裏千家の方に、茶筅づかいを教わりました。エライエライ、しっかり覚えていたんですね。
さぁ、楽しかったホテルのお泊りも終わりの時がやってきました。
「あのーチェックアウトお願いします」
「ゆっくりお過ごしいただけましたか?」とフロントの方。
「はい、すごくー楽しかったでーす」とミモロ。なんか名残惜しそう…
「あ、ケーキ買って、お家で食べようー」と、ホテル中央のティーラウンジへ。
「あのーケーキくださいー」「どれになさいますか?」「ちょっと、待って、今選びますから」
美味しそうなケーキを前に、いつものように、どれにしようか迷うミモロです。
ケーキの次は、ホテルのショップへ向かいます。
「わ!カワイイものがいろいろあるよー」京都の工芸品や和小物、お菓子など、さまざまな品が揃うショップ。
ホテルオリジナルの製品もいろいろ。
ホテルを出ようとしたとき、「あ、小山さんだー」ミモロが駆け寄ったのは、コンシェルジュの小山明美さん。ミモロのお友達です。
コンシェルジュの国際ネットワーク組織「レ・クレドール・ジャパン」の正会員。京都の食をはじめ、美術、骨董に詳しいベテランコンシェルジュさん。
「また、ぜひいらしてくださいねー。秋は、宿泊すると、紅葉の名所寺院に早朝に入れる『秋の早朝拝観』にご参加ただけます。人が少ない静かな雰囲気の中で、紅葉を存分にたのしめるんですよー」
「え?ホント?またお泊りしたくなっちゃうよーどうしようー」
真剣に悩むミモロでした。
*「京都ブライトンホテル」の詳しい情報は、ホームページで。いろいろな宿泊プランも揃っています。
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