今年の京都の紅葉は、昨年よりも少し早い感じ…。もう桜の紅葉は終わり、銀杏が黄色に色づき、そして楓も枝の先端を赤く染めはじめました。
この日、ミモロが向かったのは、京都大学の近所の「吉田神社」です。
すでに境内の楓は、鮮やかに染まり、朱色の鳥居との調和も見事です。
ここ「吉田神社」は、貞観元年(859)に中納言の藤原山蔭公により、京都の守護神として創建されました。神社のある吉田山は、京都の北西にある小高い山で、古来より、神が集う聖地として崇められているところです。
神社のご祭神は、タケミカヅチノミコトとイハイヌシノミコトで、厄を逃れ、幸福へ導く御神徳で知られます。また、アメノコヤネノミコトという学問の神さま、そしてヒメガミという良縁と夫婦和合の神さまも合わせていらっしゃいます。
社殿の脇には、秋らしく、大輪の菊の花。
境内の大きな木々を見上ると、本当に鮮やかな色が目に飛び込んできます。
社務所に立ち寄ると、そこに大きなだるまが。
「なんだろ?」と近づき、上から覗くと、中には小さなだるまがいっぱい。
「この神社のおみくじなんだってー」。
陽が西山に傾き始める15時頃が、実は、京都の東側では、紅葉が本当に美しい時間です。
ミモロは、トコトコと山を登って、奥の大元宮へ。
大きな黄色の木の前に、赤い紅葉が抱かれているよう。「わーキレイ!」と声が。
夕暮れ近くの太陽の光は、幾分オレンジ色を帯びています。その光の色が、いっそう紅葉の色彩を鮮やかにしてくれます。
「紅葉って、遠くから眺めるもの素敵だよねー」
吉田山からは、真如堂の紅葉が、遠くに…。「いろんな色が混ざり合って、錦繍とは、まさにこのこと…ホント、今年の紅葉は、キレイ…」
そう確かに、昨年の秋より、紅葉の時期も早く、また色もくっきり鮮明な感じ。
「きっと12月の初めには、紅葉、終わっちゃうかも…」と、ちょっと気がかりなミモロ。
来週には、銀杏も終わりを迎えそう。
「今年は、急いで、見て廻らなくちゃー」と、ちょっと慌てるミモロです。
*「吉田神社」のくわしい情報は、ホームページで。
*旅のおすすめ
紅葉の名所「真如堂」から、「吉田神社」を抜けるのが、紅葉を楽しむおすすめのコース。
ひと休みのお茶やランチを食べるなら、京都大学の正門を入ったすぐ脇にあるカフェレストラン「カンフォーラ」へ。一般の人も気軽に入れるカジュアルな場所。
「ちょっと学生気分が味わえるよー。それにすごくリーズナブルなお値段!」
ミモロが、注文した週替わりランチは、メインのお料理に、スープとライス付で、570円。この日は、タンドリチキンでした。
室内もありますが、天気がよければ、屋外のテーブルがおすすめ。
ケーキやパフェなどスイーツもいろいろ揃っています。
カフェレストラン「カンフォーラ」 電話075-753-7628 営業時間:平日11:00~21:30LO 土日祝11:00~15:00LO
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