ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

こじんまりとした境内を埋める紅しだれ桜が満開の「水火天満宮」。水難、火難よけのご利益が

2013-04-04 | 寺社仏閣


京都の数ある桜の名所。そのひとつと数えられるのが、堀川通、上御霊前通の角にある「水火天満宮」なのだとか。
さっそくミモロは、出掛けてみることに。
京都では、幅の広い堀川通に、赤いのぼり旗が並んでいる所です。

「わりとこじんまりとした神社だー」。昨日は、山ひとつが境内と思われる「石山寺」に行ったばかりのミモロにとっては、「なんか小さい…」と思うのも無理からぬこと。

さて、ここは、天満宮という言葉が示す通り、菅原道真公をご祭神に祀る神社。延長元年(923)に、都の水害、火災を鎮めるために、醍醐天皇の勅願で、延暦寺の尊意僧正によって、菅原道真を祀る神社として建立されました。もともとは、堀川通の反対側にあったそう。昭和25年の堀川通拡張工事により、通りを挟んで反対側に移転し現在の場所に。

ちなみに、北野天満宮ができたのは、永延元年(987)と伝えられ、大宰府天満宮は、延喜19年(919)の創建です。
また、醍醐天皇は、菅原道真を九州に左遷させた天皇で、道真の死後、都は天変が続き、道真の崇りとの不安が高まり、それを鎮めるために勅願を…。


「醍醐天皇は、道真を左遷したことが心に引っかかっていたんだよねー。かなりストレス感じてたんじゃないのー」

さて、境内に入ると、そこには、枝に花をたくさんつけた紅しだれ桜の木が。

大きな傘を広げたように、境内中を包み込んでいます。


「キレイなお花ー」

桜は、紅しだれが3本ほどと、他の白い花の桜もありました、


本殿に参拝。
「どうぞ災難にあいませんように…」深々と頭を垂れるミモロです。


風にそよぐ花枝。「やっぱり紅しだれって、ステキだねー」と。


堀川通に面した「水火天満宮」は、地元の人には、「水火さん」と呼ばれ、厚い信仰を集めているとか。
4月7日には、恒例の「桜花祭」が行われます。

*「水火天満宮」の詳しい情報は、ホームページで。

「夜、桜がライトアップされてるんだってー。きっとキレイだねー」夜の姿を想像するミモロです。

ちなみに境内は、自由に入ることができます。


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コメント (3)
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