ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

山に点在する桜を愛でに「石山寺」へ。今まで、気が付かなかった「龍王社」、「腰掛石」と小さな「大黒様」

2013-04-03 | 国内旅行

「梅の花がすごくきれいだったから、桜も見に来よう…」と思っていたミモロは、琵琶湖のそばの「石山寺」へ。

境内に入ると、参道の両脇には、桜が枝を伸ばしていました。

さっそく境内奥の「櫻の園」へ。「あれ、こんな石あったんだー。梅の時には、気づかなかったー」
広々として山の斜面に桜の木が。

「でも、ちょと早かったのかな…」桜の中には、すでに葉桜になっている木や、蕾の木などさまざま。
ハイキングコースのように山をめぐる道をトコトコと歩きながら、桜を見つけては、立ち止まるミモロです。

「あ、桜・・・う?これ梅かも…」
まだ、一部、梅の花も見られます。

しだれ桜が美しかったのは、「宝物館」の前。
艶やかなピンク色の桜です。

「宝物館」では、6月30日まで、「描かれた紫式部と石山寺」展が開催中。館内では、さまざまに描かれた紫式部を見ることができます。入館料:200円 入館時間:10:00~15:45

「いろんな紫式部がいるねー。実際は、美人だったのかな?」とミモロ。

桜が美しかったのは、瀬田川を望む月見亭のそば。

桜の花越しに、眺める景色は、いっそう美しく感じます。

山には、桜だけでなく、薄紫のミツバツツジが満開。
「これアセビ?」
「あれーワラビみたいのも…」地面からニョッキリ伸びた芽にビックリ。

山を形作る荒々しい雰囲気の大きな石の上には、なんと可憐なスミレの花が。


実は、「石山寺」は、ツツジの名所。5月の初旬には、山の斜面を赤い花が一面に染め上げるそう。

「わーまた5月にも来なくっちゃー」と、まだ緑だけのツツジを眺めて思うミモロです。

さて、「石山寺」には、すでに何度も訪れているミモロですが、「あれ、まだ見てないものがあったんだー」
そのひとつが、境内の奥まった場所にある「八大龍王社」です。「つい最近、奈良でも龍王さまのお池見たよー」
大きな杉が立ち並ぶ森の中に、ひっそりと小さなお社が池の中央部に鎮座しています。

「すごく不思議な感じの場所…」、奈良と同様、龍王さまのいらっしゃるところには、特別な気が流れているよう。
「ミモロ、龍王さまに呼ばれてるのかな?」と、思ってしまうミモロです。



さて、また今まで気が付かなかったのが、「腰掛石」というもの。「石山寺」の御本尊の如意輪観音菩薩さまは、縁結びや安産、福徳の霊験あらたかなことで知られています。本堂そばの校倉造の建物の下に、大きな石が姿を見せています。これが「腰掛石」という腰かけると安産になるといわれる石。

床下の石の上には、クッションも。ミモロもちょっと座ってみました。あのーミモロには、関係ないと思うけど…。
「あのねーミモロは、いろいろなアイディアを生み出さなくちゃいけないのー。だから、アイディアがスムーズに生まれますようにってお願いするの…」。なるほど、そういう解釈なら、いろんな人が座れそう。

そして、最後に「大黒堂」のお庭に立つ、小さな大黒様の像。

「あれーどうして、今まで気が付かなかったんだろ?不思議ー」と。

「きっとまだまだ気が付かないものが、このお山にはあるような気がする…」さて、次ぎに訪れるとき、何に出会うでしょうか。ちょっとワクワクするミモロです。

*「石山寺」の詳しい情報は、ホームページから、どうぞ…。



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コメント (1)
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