いよいよ明日に迫った「ネコのミモロの京都案内写真展」。
「やっと準備が終わったー」と、ちょっとだけホッとしているミモロ。
「でも・・・お友達やいろんな人が見に来てくれるかな?」と、気になってしかたない様子。
そこで、ここまで来たら、最後は神頼み。ミモロが大好きな神社のひとつ「上賀茂神社」へお願いに行くことに。
京都の北東に位置する「上賀茂神社」は、桓武天皇が平安京を築かれて以来、鬼門の守り神として崇められている神社です。厄を祓い、あらゆる災難を除く、厄払いのご神徳が。世界文化遺産にも登録され、広々した境内には、いつ行っても清々しい気が流れています。
「ここに来ると落ち着くねぇー」と、ミモロお気に入りのパワースポットのひとつでもあります。
本殿に祀られているご祭神は、賀茂別雷大神(かおわけいかづちのおおかみ)。そのお母様の玉依日賣とおじい様の賀茂建角身命は、下鴨神社のご祭神です。
「強そうな名前の神さまだから、きっとミモロを守って下さるはず…」と深々と参拝。
「ミモロの写真展が終わると、まもなく葵祭だねぇー。今年も行列見に行かなくちゃ!」。
そう、「上賀茂神社」と言えば、5月15日の賀茂祭(葵祭)が有名。斎宮行列が、京都御所を出発し、下鴨神社を経て、ここに参拝します。まるで平安時代にタイムトリップしたような雅な行列が、京都の町をめぐります。
さて、本殿の脇にある「片岡社」は、ミモロが大好きな縁結びの社。
ミモロは、ここの鈴がお気に入り。「すごくいい音色で、神様のパワーが降り注ぐ感じがするの」と。
縁結びは、単に男女の縁を結ぶだけでなく、多くの人の縁を結ぶもの。
「どうぞ、たくさんの人がミモロの写真展に来てくれますように…」と、ここでも熱心にお願いを。
参拝を終えたミモロは、社務所へ。「あ、このお守り初めて見たー」と、見つけたのは、金と銀の鈴の「天の御鈴」という願いを叶えて下さるお守りです。
摂社の新宮神社のお守りで、振ると…「わーいい音色…」軽やかで、澄んだ鈴の音が響きます。
この音色が気に入ったミモロは、銀の鈴を頂くことに。
「これを聴いていると、心が清められるよう…」帰り道、何度も耳元で鈴を鳴らして、うっとりしています。
「やっぱりご近所の神さまにもお願いしなきゃ…」と、午後向かったのは、三条通から参道が続く、地元の神社「粟田神社」です。
神社に続く階段は、今、みずみずしい若葉がトンネルのよう。爽やかな陽光を浴びながら、ミモロは、階段を上ります。
そして本殿で、「どうぞミモロの写真展が、みんなに楽しんでもらえますように…」とお願いを。
ここ「粟田神社」は、東海道の粟田口に位置し、昔から旅の守護神とも言われています。
ご祭神は、スサノウノミコトとオオナムチノミコト(大国主命の別名)。秋の大祭では、祇園祭の山鉾の原形と言われる剣鉾の巡行、また知恩院と合同で行う珍しい祭事「れいけん祭」など、見どころがたくさん。ミモロも毎年、楽しみにしているお祭りです。
山にある神社からは、平安神宮の鳥居などを含む、京都の北側の景色が望めます。
「さぁ、明日から、頑張るぞ!エイエイオー!」と、京都の町を見下ろしながら、気合を入れるミモロです。
ミモロの写真展が開催されるギャラリーから、徒歩5分ほどにある「京都市美術館」。
現在、「リヒテンシュタイン家宝」展と「ゴッホ展」を開催中。そのお帰りに、ミモロの写真展へ。
また、美術館の東側の日本庭園では、藤の花が、そろそろ見ごろを迎えます。
「さぁ、神さまにも、よーくお願いしたし…明日からの写真展に備えて、パワー付けなきゃ!」と、いつもより多めにご飯を食べるミモロ。準備中の食欲不振(ミモロ自身が思っているだけ…)も解消し、みんなに会えるのを、楽しみにするミモロです。
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