ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

9月12日オープン。老舗の和菓子店がプロデュースした新感覚の菓子ブランド「菓(かしや)」

2014-10-02 | グルメ

「あ、こんなところに新しいお店ができてる…」と、ある日、二条通を東大路から西へトコトコ歩いていたとき、突然、1軒のお店の前に立ち止まったミモロです。

 
趣ある町家を改造したお店を覗くと、なんかとても洒落た雰囲気…
「何屋さんだろ?」と、じっと中を覗きます。

お店の看板には、「kashiya」とあるところをみると、「お菓子屋さんなんだよ~きっと…」
大人の雰囲気漂う、洒落た設えの店内の一角に、ガラスケースがありました。
「もっと、近くで見なくちゃ、わかんない…」というので、中へ。

ガラスケースの中には、チョコレート、ロールケーキが並んでいます。
 
「すごく洗練された雰囲気のお菓子…美味しそう…」と、ガラスケースに釘づけのミモロです。

でも、どうも一般的な洋菓子店とは、どこか違う感じ…。
ミモロがウロウロしていると…。
「いらっしゃいませ~」と、奥から出ていらしたのは、このお店のパティシエの藤田怜美(ふじたさとみ)さん。
「わーパティシエさんなんだ~」と、憧れのまなざしを向けるミモロです。

藤田さんは、製菓専門学校を卒業後、パリの2つ星レストランで、シェフパティシエとして活躍。2008年には、フランスのデザートコンテストで4位入賞。2010年に、パリの和菓子の研修会に参加し、和菓子の素晴らしさに感動。その後、帰国し、洋菓子で磨いた技と経験を活かし、京都の和菓子の老舗「京菓子司 亀屋良長」にて、新しい菓子のブランド「Satomi Fujita by KAMEAYA YOSHINAGA」をスタートさせたという、素晴らしいキャリアの持ち主。

日本とフランスのお菓子の魅力を融合させ、
和三盆、きなこ、黒糖、つくねいもなど、和菓子の素材と、クリームチーズ、生クリーム、ラム酒などの洋菓子の素材を巧みに取り入れ、洗練された独特のお菓子が誕生しました。

「パリと京都って姉妹都市なんでしょ!まさにそれを表現したようなお菓子だよね~」と、なかなかうまいことをいうミモロ。

「ミモロ、スイーツ食べたい…」と、ズンズンお店の奥へ。
 
もう、ちゃっかり座っています。

古い町家を改装した店内は、落ち着いた和の空気感…坪庭や床の間もあります。
  

店の中心部には、コーヒーなど飲み物を入れてくれるコーナーが…。
「それミモロの?」
丁寧にいれてくださるコーヒーの香ばしい薫りが、ミモロの鼻をくすぐります。


ミモロが注文したのは、栗のモンブラン…。

お皿に、アイスクリームと、栗ののったスイーツが…。土台は、和三盆の焼きメレンゲで、サクサク感がたまりません。
「口の中で、とろける…幸せな気分…」と、目を細めながら味わいます。

「いつできたんですか?」とミモロ。「9月12日で、まだオープンしたばかりです。これからもどうぞよろしく…」と藤田さん。

贈り物にぴったりの品々もいろいろ。「お茶事に使うのもおしゃれだよね~」とミモロ。洋菓子と和菓子の素晴らしいコラボは、洗練された新感覚のお菓子になりました。

「今度、絶対あのロールケーキ食べるんだ~」と、もう次のことをイメージしているミモロです。

近年、京都は、ケーキ屋さんのブーム。町を歩くと、新しいお店に出会います。それぞれ個性的なお店です。
京都に来たら、ぜひケーキ屋さんに…。お気に入りのケーキとの出会いも旅をいっそう楽しくします。

*「菓(かしや)kashiya」京都市左京区吉永町270の3 075-708-5244 11:00~18:30LO 土日祝日~19:30LO 火曜休み 交通:地下鉄東西線「京都市役所前駅」「三条駅」「東山駅」から徒歩15分。二条通のイオンから西へ50メートル。


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コメント (2)
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