「さぁ、今日も『粟田神社』に行かなくちゃ…」と、ミモロは、15日の11時に、先日の12日に夜渡神事などを納めた地元の神社へと向かいました。

境内には、すっかり飾りを外された御神輿が…。「もうお祭り終わっちゃたんだね~」と、ちょっとシミジミ。

さて、この日は、「粟田神社」本来の御祭礼である「例大祭」がしめやかに行われます。すでに本殿の前には、宮司さんをはじめ、来賓の方々が揃い、神事が始まっている様子。ミモロは、ちょっと離れた場所から、じっとその様子を見つめます。


例大祭には、八坂神社、知恩院、阿含宗、立正佼成会などの代表者が参列。「みんな人々の平和を願う心は同じだよね~」
『粟田神社』の神事に参加するたびに、神社とお寺がいっしょに祈ることに、だんだん違和感がなくなってきます。「昔は、こうだったんでしょ…」神様や仏様は、大昔から全然変わっていないのに、時を経て、変化したのは人の思いなのです。
次に、本殿の前に進み、祝詞などの奏上が行われます。ミモロもみんなに続きます。椅子に腰かけ、神事を見守るミモロ。


「今日は、とってもいい天気だなぁ~」


神事の間、雅楽の生演奏が、BGMのように境内に響きます。

神事の半ばに、舞楽の奉納も行われました。


「こういう雅な行事って、すごく京都らしい…」と思うミモロ。
玉串の奉納、そして、神事が終わると、直会(なおらい)というお清めが…。
そこで、祭壇にお供えされたお品を「撤饌」としていただきます。「いただきました…はい」

そして境内の一角にある緋毛氈へ。「ミモロちゃん、お抹茶どうぞ…」と顔馴染みの方に誘われました。「では、遠慮なく…」ミモロの前に、お茶菓子が運ばれました。

「甘くておいしい…」

それからお抹茶をいただきます。

「ごちそうさまでした」神社のお祭りでのお茶の接待。「京都って、こういう接待多いよね…」そう、冬は、かぼちゃの接待、甘酒の接待…どれもミモロが楽しみにしているもの。

「秋が過ぎると、年の暮れってすぐなんだよね~そして、お正月でしょ!」京都に暮らすと、1年があっという間に過ぎてゆきます。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより…