比叡山に行くとき、ランチやお茶をするのを楽しみに、何度か訪れたことがあるホテル「ロテルド比叡」。7月1日より、全国に運営を担当するホテルや旅館を展開する「星野リゾート」のひとつとして、リブランドオープンしました。ミモロもプレスのひとりとして、発表会に出席です。


発表会に先立ち資料に熱心に目を通します。なかなか真剣なまなざし。
さて、いよいよ発表会のスタート。最初に、星野リゾートの星野佳路代表から、星野リゾートの概要や最近オープンしたり、これから開業されるホテルなどの説明が…。

ここ「ロテルド比叡」は、星野リゾートが、嵐山の「星のや 京都」に次ぐ、京都で手掛ける2つめの宿。以前の運営は、京阪グループが担当していましたが、これからは、星野リゾートがそれを担います。
「琵琶湖に近く、湖の魚や食の宝庫の滋賀県の食材などをふんだんに使った、ここならではのお料理でおもてなしします」と、料理長の村田巧さん。


一番前に座ったミモロは、熱心に耳を傾けます。
星野リゾートが運営する新しい「ロテルド比叡」は、『比叡山の懐に静かに佇む山上のオーベルジュ』というのがコンセプト。
琵琶鱒、近江牛、鮒ずしなど、琵琶湖・近江の恵みを、繊細かつ大胆に仕立てたフレンチで味わいます。
お話しを伺ったのち、ミモロたちは、レストランで、試食会に臨みます。「これが楽しみなんだよね~」とミモロ。



ミモロの前には、近江の初夏を告げる5種類の1口大のアミューズと鮒ずしとワインのジュレなどを使ったお料理が…。
パクリ…ミモロサイズの小さなアミューズ、でもそれぞれにワカサギ、とうもろこし、鯉、いのししなどの素材の美味しさが活かされています。「美味しかった~…もう少し食べたい感じ…」と、ミモロ。
同じテーブルの放送作家の北村さんや関西テレビの片平さんと、お話ししながら楽しいひとときを過ごしました。

「このレストランからの眺め最高なんだよね~」

この日は、あいにくの雨模様で、眼下に琵琶湖の姿を見ることはできませんでしたが、晴れた日は、それは美しい景色が一望できるのです。
「あの~ここのテラス大好きなんですけど、もうランチやカフェだけで寄ることできないんですか?」とミモロは、星野さんに尋ねます。

館内で、ランチの営業はなく、だから外来の方が利用できるレストランやカフェも当然ありません。
「ランチだけで短時間滞在するのでは、ここの魅力を十分楽しめないと思うんです。比叡山や琵琶湖周辺は、京都とはまた違ったいろいろな魅力にあふれているエリアですから、ゆっくり滞在してその魅力を十分に楽しんで欲しいからなんです。ミモロさんも、ぜひ泊まりに来てください」と星野さん。
「でも~ミモロ、京都に住んでて、ここまでお家から車で30分しかかからないの…。だからお泊りしなくても…。それに東京のお友達を比叡山に案内するとき、よくランチいただいて、みんな感激してたんだけどなぁ~」と、宿泊しないと利用できなくなったことに、ちょっとガッカリ。
ミモロは、比叡山延暦寺が大好き。あの荘厳なる雰囲気と凛とした空気感が好きで、年に何回か訪れています。
「ここに寄って、ランチするの楽しみだったのに~。どうしてもダメ~」と、

「宿泊すると、立ち寄っただけでは味わえないすてきな時間があるんですよ」と。「そうなんだ~」とお返事しながらも、もう気軽にランチに立ち寄れない寂しさを隠しきれないミモロです。

「今度、比叡山に来たら、どこでランチしたらいいんだろ?延暦寺のところの食事処じゃ、お蕎麦しかないし、『ガーデンミュージアム比叡』だと入園料かかるし~。困ったなぁ~今度、お友達、比叡山に案内する予定なのに…」と、ボソリ…。
「連泊したら、ランチは、どこかに出かけなくちゃいけないんだ~。いつか星野さん、すてきなレストラン作ってくれないかなぁ~」と、密かに思うミモロでした。
さて、星野リゾートになって、なくなったことが、もうひとつ。ブライダルです。それは、滞在するゲストがゆっくりと静かな時間を存分に過ごしてほしいという思いから…。
チャペルのなくなったお庭は、広く、ゲストたちは、自由に思いのままの時間を過ごせます。

「やっぱり滞在しないと、ここの魅力わからないかも~」。そうミモロが思ったのは、ゲストだけの特別体験…。
星野リゾートの「ロテルド比叡」では、滞在者に向けて、特別な体験を用意しています。
例えば、「国宝の延暦寺根本中堂で、朝のお勤め体験」これは、地元の人でも通常参拝できない時間帯に宿泊者を特別に案内するというもの。また、こちらも通常一般公開していない登録有形文化財の「大書院」で、日本庭園を眺め、僧侶のお話しを伺い、お茶をいただくというもの。
ミモロもやってみたい体験です。
宿泊料金は、1泊2食付2名1室の利用で、ひとり2万7000円~。
「今度、お友達とお泊りしようかな~。おこづかい貯めなくちゃ…」とミモロ。
京都に住む人が、ちょっとリゾート気分を味わいたいとき、おすすめです。交通費が掛からず、非日常のリゾート気分に浸れます。暑い京都の町中から、気温が、低いといわれる比叡山。避暑に訪れるのもいいかもしれません。
試食を済ませたミモロたちは、次にゲストルームなど館内を歩きます。
*「星野リゾート ロテルド比叡」の詳しい情報はホームページで

ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより