ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

夏の風物、「下鴨神社」の「みたらし祭(御手洗祭)」。身の穢れを祓い、無病息災を祈る夜

2015-07-27 | 祭事・神事・風習

祇園祭の後祭と同じころ、「下鴨神社」では、7月19日から26日に、みたらし祭が行われます。
「ご近所だから、絶対に行かなくちゃ~」と、張り切っていたミモロ。今年は、このお祭りの前半は、雨が多く、なかなか出かけることができませんでした。23日の夜、お友達といっしょに、やっと訪れたミモロです。
 
夜の糺すの森には、屋台が並び、夏祭りの雰囲気。本殿で参拝を済ませたのち、境内の御手洗池へと向かいます。

入口で300円奉納し、小さなロウソクをもらい、池の中を進みます。
「真っ暗~ちょっと怖い~」とミモロ。御手洗池は、葵祭の折り、斎宮代などがお清めの禊を行う池。深さは、大人の膝くらいあります。

小さなミモロでは、背が立たないので、ここは体をつかまれて…。
「ここ橋の下だ~」
この日は、思ったより水が冷たく、足をつけるのに一瞬躊躇するほど。

清らかな池の中を進む「足つけ神事」は、季節の変わり目に身の穢れを祓い、無病息災を願う神事なのです。

途中、ロウソクに火をつけて、無病息災を祈りながら納めます。

ミモロ、ちょっと足つけましょうね…。
「きゃ!冷たい~」と、出した足を引っ込めるミモロ。

冷たい水で、涼を感じ、頭もスッキリしてきます。「あ~さっぱりした~」

この夜も多くの人たちが、この神事に訪れて、蒸し暑い夏の夜を涼やかに過ごします。


「ご神水を体に入れて、中からも清め、無病息災になってください…」と係りの方の声。
 
葵の葉の模様の器に水をいれ、参拝者にふるまわれます。「何杯飲んでもいいんだって~」とミモロもゴクゴク。あまり冷たいお水飲みすぎるとお腹こわすわよ~。「うん…でも、喉渇いてるし~」とガブガブ。

この時だけの祈願札も…足つけ神事だけあって、お札は、足の形…
「ネコの足型じゃないけど…まぁ、いいや~名前と年齢書くんだって~」とミモロも1枚奉納します。
   

「これで、病気にならないね~」とミモロ。家でもお水が飲みたいと、陶器にはいった水を求めます。
「この入れもの素敵~」

この日は、夜9時まで…多くの参拝者が、みたらし池を訪れました。


*「下鴨神社」の詳しい情報は、ホームページで 





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