ミモロは、久しぶりに「京都府植物園」にやってきました。
「なんで、こんな時期に来たかったて~。それはね~すごく静かだから…」
そう、冬枯れで、花の少ない植物園。だからこその楽しみがあるんです。平日の午前中ということもあり、ほとんど人がいない植物園。花の数も、もちろん少な目です。
「あ、バラが咲いてる…」
枝が目立つバラの木ですが、ちらほらと咲く花に出会えます。「寒いのに、一生懸命咲いてる…偉いね~」と花に話しかけるミモロ。
広大な敷地には、ほとんど人影がありません。だからベンチも独り占め。
「温かい飲み物やランチ持って来ればよかった~」と、温かい服装なら、陽だまりで読書もできそう。
春なら、大勢の人がいる噴水の周辺も、だれもいません。勢いよく上る噴水がなんとなく寂しそう。
「葉ボタンの花壇だ~」
寒さに強い葉ボタンが、ちょっと寂しそうな噴水を励ましているように…。
「わ~迫力ある~」と噴水に近づくミモロ。落ちたら知らないから…。
暖冬の京都…いつもならもっともっと冷えるのに…
ミツマタも蕾を陽射しに包まれて…
「小さな杉が生えてる…」
切株の周りには、新しい命が次々に芽をだしています。こういう景色を見るのが、ミモロは大好き。
サクサクサク…落ち葉の上を歩いたり、林の中を楽しみます。
京都は、自然に恵まれた場所。ミモロのおうちの近くの下鴨神社の糺の森も、もちろん素敵…
「でも、前よりなんかパワー感じないんだよね~」とミモロ。初詣で、人出の多い神社の森は、馬場道が駐車場になって、神秘的な雰囲気がなくなったと感じるミモロでした。
「自然の中を安心して歩くのに植物園って最高!冬は、特に、自然のパワーが感じられる…」というミモロ。
「山だと、物騒なこともあるかもしれないし、ここなら安心。だれもいなくても…」
植物園の中を流れる小川…そのそばで熱心に何かを撮影している方がいました。
「あの~なに撮影してるんですか?」とミモロ。
「はい、オオシロショウジョウバカマって花です」と。水辺に生息する植物で、なんでも例年は、3月上旬に花をつけるのが、今年はもう咲いているのだそう。
「わ~可憐なお花…。もう春なのかな?」と、暖冬は、園内の植物にも影響を…。
「あ、赤い実見つけた~」
ツルコウジという植物。ミモロは、小さいので、地面の草花がよく見えるよう…。人間なら行き過ぎてしまいそうな小さな実もしっかり見つけました。
「こっちは、センリョウも赤い実つけてる…」
「この白いお花なに?」それは、ゲンカイツツジ。
花の少ない園内を歩き回り、健気に咲いてる花や、鮮やかな実を葉や草の陰に見つけるのが、楽しいミモロです。
「なんか宝探してるみたい…出会えると、すごくうれしいね~」と。実は、これぞ冬の楽しみなのです。
華やかに咲き乱れる花もすばらしいけれど、だれも見ない場所で、ひっそりと咲く花に出会うと、なんか心が和みます。
「だれにも見てもらえなくて、自分のやること、しっかりやってる花が好き…」とミモロ。
春になると、桜やチューリップなど、華やかな花たちだけが目立ちます。でも冬は、普段は見落としてしまいそうな小さな花に目が行きます。
「ねぇ、もうロウバイが咲いてるんだって…」と、植物園の見ごろ情報で…では、さっそく行ってみましょう…。
*「京都府立植物園」の詳しい情報は、ホームページで
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより
ミモロ通販ショップ「ミモロショップ」はこちら