「2月になると、チョコレートのお店って、すごく混雑するんだって~」と、ミモロは、1月中にバレンタインのチョコレートを買いに、下鴨本通にあるベルギーチョコレートのお店「レオニダス」に出かけました。

「わ~素敵なディスプレー…ヨーロッパみたい…」とお店の外のウィンドウをのぞきます。

京都に「レオニダス」が出店し、すでに13年。そして下鴨のここにお店ができたのは、3年ほど前から。
白を基調にした店内…大きなガラスケースが、店いっぱいに置かれています。

「わ~いろんな種類のチョコレートがある~。どれも美味しそう…」


ミモロは、ガラスケースの縁にのって、ガラス沿いにカニのように左右に何度も横歩き…。

見れば見るほど、美味しそうで、いっそう迷ってしまいます。

「よかったら、試食なさいますか?」とお店の方。「え!?ホント…」と途端に輝くミモロの目。

「うわ~香ばしいアーモンドの香りと、なんともまろやかなお味のチョコレート…美味しいね~」とうっとり。
今でこそ、だれでも食べられるチョコレート。その起源は古く、マヤやアステカ文明からといわれます。ヨーロッパにカカオが持ち込まれたのは、大航海時代、コロンブスがスペイン王室に献上し、その後、スペインの宣教師たちにより広まったのだそう。もともと、チョコレートは、飲料タイプで、今でいうココアやホットチョコレートのように、ミルクや砂糖をいれて飲まれていました。その味は、王侯貴族だけでなく、庶民にも大評判。それで、アフリカなど当時の植民地でカカオのプランテーションが大規模に登場することに…。
しかし、本格的にチョコレートが製造されるようになったのは、18世紀の産業革命以降。機械化が進んでからのこと。さらに、固形のチョコレートが作られるようになったのは、19世紀になってからのこと。スイスでは、現在のようなチョコレート作りが考案され、発展します。
現在、チョコレートの本場といえば、ベルギーをあげる人も多いはず。ベルギーは、ヨーロッパの貿易の拠点、アフリカや南米などから、ダイヤモンド、金をはじめ、多くの資源が集まります。カカオ豆もそのひとつ。国内ではチョコレート作りも発展し、「ゴディバ」「デルレイ」などもベルギーに本店があります。
さて、チョコレートに舌の肥えたベルギーの人たちに人気のチョコレートと言えば、ブリュッセルに本店をもつ「レオニダス」。アメリカに移住したギリシャ人の菓子職人レオニダス・ケステキディス氏によって、1913年にベルギーで創業しました。
万国博覧会では、ギリシャ代表としてチョコレートを出品し、見事金賞を受賞。美味しいチョコレートを多くの人に…と、ブリュッセルに1号店をオープンしたのだそう。


ロゴマークは、創業者と同名である古代ギリシャのレオニダス王の肖像。
2013年、創業100年の時、ベルギー王室ご用達の認定を受けました。
庶民に人気の高いチョコレートですが、創業者がギリシャ人であることから、王室ご用達が遅れたとも言われます。
創業以来、100%ココアバターによる100%フレッシュな風味が味わえるチョコレートです。
ここ下鴨のお店には、作り立ての品をベルギーから毎週、直行便で空輸されます。
ガラスケースに並ぶチョコレートは、量り売りで購入できます。

ちょっとお得な袋づめも…「これにしようかなぁ~たっぷり食べられるし~」


贈り物にぴったりの素敵な箱詰めもいろいろ。


「やっぱりバレンタインの贈り物は、こっちだよね~」

ところで、ミモロ、だれにプレゼントするの?ハンス君?
「え~と、え~と…あの人にもお世話になったし、あっちの人にも…」と、贈る相手でも悩んでいます。
お小遣いに限度のあるミモロ。さんざん悩んだ末、結局、「今日はこれにしよう…」と、温めたミルクに入れるとホットチョコレートになるチョコレートバー。

それと袋詰めのチョコレートを購入することに…。

「ご近所だから、また来ます…」と結局、自分が食べるものだけを買ったミモロです。

「寒から、早くおうちに帰って、ホットチョコレート飲もうっと…」

2月に入ると、バレンタインのお客様で、混み合うそう。チョコレートは3週間ほど賞味期間がありますから、お早目に…。
*「レオニダス京都下鴨店」 京都市左京区下鴨宮河町10ノ10 075-723-6802 11:00~19:00 水曜休み(2月1日~16日は、無休)
1月27日から2月14日までなら、京都市内の各百貨店でも特設催事売り場でも購入できます。

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