ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

タイルのことなら、何でも相談できる「タイルギャラリー京都」。京都駅のそばにオープン

2019-07-09 | 京都

京都駅から徒歩5分ほど。京都タワーまで徒歩3分くらいの場所に木々が茂るビルがあります。
「ここじゃないの?」とミモロは、ビルの名前を確認します。
「学芸出版社」というビルの3階にあるのが、めざす「タイルギャラリー京都」です。

階段をあがり3階へ。
「へぇ~なんかタイルのショールームみたい~」と思うミモロです。


壁面やテーブルには、いろいろなタイルが展示されています。
 

「初めまして~」とタイルを見ていたミモロに声を掛けてくださったのは、このギャラリーを企画・運営している一般社団法人「マイスター」の代表の山下さん。

「あの~ここ、タイルのショールームなんですか?」とミモロ。
「う~ん、ちょっと違います。ここは、建築家や建設会社・工務店・ハウスデベロッパーなど、建築関係者をはじめ、タイルに興味がある人に対して、新たなアイディアや技術などの情報を発信していくためのスペースなんです」と山下さん。

ここには、山下さんの活動に賛同した、全国のタイルの窯元や職人さんたちが、それぞれの活動の場を広げ、タイルのさらなる可能性を求めて、集まっているのだそう。

「ここは、タイルに関して、興味を持っている人に、いろいろなアドバイスをしたり、ご要望にあった業者や職人などをご紹介したりできるんです。ですから、ここでは直接、何かを販売することはありません」とのこと。

そこには、ミモロが見たことないような立体的なタイルなど、さまざまなタイルが展示されています。
 

建物の外壁やキッチン、浴室などに使われるタイル。

日本では、陶芸が行われる瀬戸・多治見などさまざまな場所で作られてきました。
主に水回りの場所で使われる機会が多いタイル。近年、コンクリートの建物の増加と共に、外壁の保護や装飾に、多様されています。


「ホントにいろんなタイルがあるんだ~」と、驚くミモロ。
 

自由な発想で、さまざまなものができるのもタイルの魅力で、必要とあらば、オリジナルのタイルなども作れるそう。

この日、ここでは、山下さんのトークイベントが行われました。ご自身、タイル職人として多くの経験を積み、まさにタイルの専門家。全国のタイルメーカーさんとの付き合いから、さまざまな情報を発信できる場所の必要性を感じたそう。

 

「あの~タイルって、日本の高温多湿の気候にあってるんですか?なんかタイルを使った建造物は、地中海や中東諸国など、乾燥した場所が多い気がするんですが~」と質問したミモロ。


「そうですね~。タイルは、実は、様々な機能をもったものも多いんですよ。例えば、空気清浄作用があったり、湿気を排出するものなどもあります」と。
つまりタイルは、進化しているのだそう。

紫外線にも強く、表面の色が変色することもないタイル。それを活用する場は、使う人の発想しだいで、無限に広がる可能性があるのです。


「なんかタイルって、かわいいよね~」と。そのカラフルなタイルを使って、「なんか作りたくなっちゃう~」と思うミモロです。


*「タイルギャラリー京都」の詳しい情報は、ホームページでどうぞ



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