さて、昨日の続きです。
京からかみの「唐丸」で「豆うちわとタンブラーづくり体験」に参加しているミモロ。
豆うちわの紙の部分に、版木で唐紙らしい品格ある文様を摺りました。
次は、団扇の組みたてです。
団扇の表と裏の2枚の紙を台紙に貼り付ける作業です。
台紙に糊を薄く付けます。
そして紙を台紙に貼り付けます。「え~とはみ出さないように~」と注意しながら慎重に・・・。
「できたよ~」とミモロ。「はい、上手にできましたね~」と唐丸の上田さん。
「では、次に、団扇のカナメの部分に使う紙を選んでください」と。小さく切られたいろいろな色の紙から選びます。
「小さいかど、団扇のアクセントになる重要な部分なんだって~」と、また悩むミモロ。
赤と黒の両方にマッチするアイボリーを選び、それを糊で貼り付けます。
「これで、持ち手つければ完成?」とミモロ。「いいえ、縁の部分に細い紙を貼ります。団扇らしくなるでしょ!」
幅5ミリもない、細い紙。それには糊が沁みこませてあり、団扇のエッジをグルリと囲むように貼り付けるのです。
「なんか難しいそう~」すでにその作業をしている参加者のブライアンさんのそばで、作業の要領を学びます。
「う~なかなか真っすぐに貼れない~どうしよう~」と、ゆっくり慎重に作業を進めるミモロです。
「できた~!」とエッジ部分に紙を貼り、持ち手を差して、ついに完成です。
「こっちもいいでしょ!」
なかなか素敵な豆うちわの完成です。
、
それから、さらにタンブラーづくり体験も…。
こちらはプラスチック製のタンブラーの外側部分に唐紙を巻き付けるもの。
作業としては、側面の紙を版木を2枚つなげて摺ります。
摺りあがった紙を型紙にそってカットして、タンブラーの容器にセットして完成です。
「できた~!」
暑い祇園祭に、冷たい飲み物を入れて持ち歩きたい、素敵なタンブラーです。
「すごく楽しい体験でした。ミモロちゃんといっしょで楽しかったですよ~」とアメリカからいらしたブライアンさんとジャクリーヌさんのご夫妻。
「かわいい~」と作業の合間に、ミモロの写真もパチパチ。
[こういう体験楽しいよね~記念になるし~。使えるし~」とミモロ。
ぜひ、祇園祭の前祭にお越しの折は、参加してはいかがでしょ?
京都の伝統工芸の京唐紙でつくる祇園祭限定の豆うちわとタンブラーづくり体験。
7月14日から16日で、13時~19時が受付時間。予約なしで参加できます。参加料はひとり各1000円。保昌山のそばです。
詳しくは「京からかみ 唐丸」のホームページで、、
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