6月30日は、京都各所の神社では、日ごろの穢れを祓い、心身の健康を願う「大祓」が行われます。


境内には、大きな茅の輪が作られていました。「これ、宮司さんと氏子の人たちが作ったんだよ~」
午前中は、雨がたくさん降って、どうなるかと心配されましたが、さすが運の強いといわれる京都。神事が行われるときは、雨も上がっていました。
まずは、日ごろのn穢れを「大祓いの切麻」で、浄めます。


小さく刻まれた紙を頭から撒いて、浄めます。
大祓いの祝詞の奏上などの神事が進みます。ミモロたち参拝者は、真剣にお祈りします。


それから、茅の輪くぐりが行われます。この日の参拝者は、100人以上。ミモロが京都に暮らし始めた8年前は、地元の氏子の人たちだけで、茅の輪くぐりも、茅の輪の周辺だけで済んでいたのですが、最近は、拝殿のまわりまでまわり、距離を稼がないと、できないようになりました。

茅の輪くぐりは、3回くぐりますが、ここではそのたびい和歌を唱します。

宮司さんの声に合わせて、みんなでいっしょに、歌います。

最初は、
「思うこと 皆つきねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓へつるかな」
これは和泉式部の歌といわれ、「いろいろ思い悩むことはあるけど、みんな尽きてしまえと、麻の葉を切り刻んで、お祓いしましょう」という意味。
2回のは、
「みなつきの なごしの祓い する人は 千歳のいのち のぶといふなり」というお馴染みの歌、こちらは詠み人知らずといわれます。
こちらの意味は、そのまんま「水無月(6月)になごしの祓いをすると、命が延びるって、いわれます」と。
そして3番目は、「宮川の きよき流れに みそぎせば 祈れることの 叶はぬはなし」こちらも出典は不明です。
「お宮のそばの川の清い流れで みそぎをすれば、お願いごとは、みんな叶いますよ」という意味。
「ヨイショ~」ミモロもみんなといっしょに茅の輪をくぐります。

それらが終了すると、参拝者に直会が・・・


宮司さんから、ミモロも頂きました。
いただいたのは、小さな茅の輪と水無月のお菓子。

「あ、ミモロちゃん、わ~会えてうれしい~」と、声を掛けてくださった方。いつもミモロのブログをみてくださっているそう。

「わ~うれしい~」とミモロも。「次は、ビアガーデンで会えるね~」と。

恒例の「粟田神社」のビアガーデン。境内には、食べ物のコーナーがあって、民俗舞踊などが披露されます。

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