ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「伏見稲荷大社」の宵宮。3年ぶりに参加した『万灯神事」。久しぶりの再会に感激。

2019-07-22 | 祭事・神事・風習

7月21日の土曜日、ミモロは、お友達を誘って、「伏見稲荷大社」に夕方出かけました。

この日は、翌日行われる「本宮祭」の前日の「宵宮」。本殿での神事の後、「万灯神事」という稲荷山の各所に点在する石灯籠に火をともしてゆく神事です。
「夜に稲荷山に登るんだよ~」と、初めて参加する説明するミモロ。昼間は来たことがあるというお友達も、ちょっとドキドキしているよう。

神事に参加したミモロは、提灯を手渡されます。その中には、本殿の神事で灯された火が、それぞれの提灯に灯されて、それを持って山にある石灯籠に火を入れてゆきます。


神職さんの先導で、稲荷山を登るコースは、数コースあって、ミモロは、一番長い、山の頂上に行く約1時間半ほどのコースに参加しています。
「今年は、こっち・・・」

ミモロが、この神事に初めて参加したのは、2013年のこと。それから3年連続で参加しましたが、ここ2年、行けない年が続きました。

「あ、ミモロちゃん!今年こそ会えるの楽しみにしてたんだよ~」と「あ、小柳君・・・3年ぶりだね~わ~大きくなってる~」と、久しぶりの再会を喜びあったのは、毎年、東京から参加してる小柳くんとお母様。
初めて会ったときは、まだ小学生。今は中学2年生になって、お母様の背を超すほどに成長していて、ビックリ。
「ここんとこ、ずっとミモロちゃんの姿見えなくて、どうしたんだろ?って思ってたんだ~」「ミモロも会いたいって思ってたけど、ご用事があって、参加できなかったの。でも今年は絶対参加するって、予定を早めに調整したんだ~」。

1年に1度だけ会う人たち…実は、小柳君以外にも、顔なじみの人が増えています。

19時すぎに、いよいよ山に向けて出発です。
途中にある石灯籠ここに火を灯します。

石灯籠の中にあるロウソクを取り出して、そこに提灯の火を移します。


「ミモロちゃんもやって~」と周囲の人に言われ、ミモロも火を移します、「あんまり近づきすぎると、ミモロちゃんが燃えちゃうから注意してね」との声に、慎重に、火を移すミモロです。
 

参加している人、全員が火を灯せるように、みんなで譲りあいます。それがとてもいいんです。

初めて参加した台湾とフランスからの観光客。そして以前もミモロと一緒に山に入った岡山からの方。みんな、助け合いながら、
 
そう、一人では、提灯から火をロウソクに移すのは、難しく、助け合うので、自然と仲間意識が生まれます。

山の参道には、提灯も連なり、山に点在するたくさんの社にも、お詣りしながら進みます。
 
昼間の山とは、異なった幻想的な雰囲気・・・「ひとりじゃ、怖くて来れない~」というミモロ。でも、みんなと一緒だから大丈夫。

約1時間、「万灯神事」は終了。山には、社のそばに売店や休み処があるところも…
 熱中症にならないように、水分補給も欠かせません。


さて、「万灯神事」は無事終わり、山を下りる前に、「このそばに大きな鳥居があるから、見てゆきますか?」と、ベテランの参加者さん。「はい、行ってみたいです」と、数人が、そこからさらに山の石段を登ります。


「わ~すごい~」
そこには、提灯で作られた大きな鳥居が聳えていました。

山の上にあるこの光の鳥居は、遠くからも見えるそう。
 
「すごいね~」と、しばしみんなで町の夜景や光の鳥居の景色を楽しみました。

「じゃ、そろそろ山を降りましょう~」との声で、みんなで一緒に下へ。

「楽しかったね~」と、すっかり仲良しになった参加者。みんなで記念撮影を。
「また来年会おうね~」といいながら、お別れします。

毎年、この日の再会を楽しみに・・・。今年初めて参加したミモロのお友達も「来年も参加したい~」と。
どうぞ、ひとりでも参加できる「万灯神事」。ぜひ来年、参加しませんか?ミモロも参加するつもり。

境内は、赤い光が輝き、本宮踊りの音頭が響きます。幻想的な夏の夜…です。


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