ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都白川の美化活動。最近。大人気の川沿いにある和菓子店「餅寅」の「光秀饅頭」

2019-07-14 | 京都

毎年、この時期になると、ミモロは、白川の美化活動に参加しています。「今年も頑張るぞ~」と、意気揚々に。
 
まずは、参加者名簿にエントリー。「今年もお手伝いに来てくれたんだ~」と地元の方に言われるミモロ。

美化活動するのは、白川でも、三条通から知恩院の門の前までの区間で、そこは柳の並木が京都情緒を漂わす場所です。

地元の人たちを中心に、大学生、京都府の職員、知恩院や博報堂の方々も参加され、総勢50人以上で、川の両側の草や川の中のゴミなどを処理します。

「え~と草刈りには、鎌でしょ。箒も後で使おう~」と用具は、すべて用意されています。
 

「では、みなさん、今日も頑張ってくださいね~」と役員の方のご挨拶で、いよいよスタート。


ミモロもはりきって、草取りに励みます。
「ミモロちゃんも頑張ってね~」
「は~い」と、ミモロもゴミ袋をもって、草取り、そして川のゴミを処理します。
 
「わ~こんなに陶器のかけらがある~」そう、川には、昔、投棄された陶器のかけらがまだ残っています。「いろんな焼き物がある~。誰が捨てたんだろ?」と今となっては、不思議です。

約1時間半の作業で、川岸の草は、処理され、それを一か所に集めます。
「乗せていいよ~」
リヤカーに草が入ったゴミ袋をのせます。

「わ~こんなにいっぱい~」
みんなの努力で、こんなに集まりました・

「はい、本日は、みなさん、お疲れ様でした」作業が終わって、いただいたお茶でひと休み。
「しっかり働いたもんね~」

「なんか、お茶飲んでたら、お菓子も欲しくなっちゃった~」と、ミモロは、白川沿いにある和菓子店「餅寅」へ。
   このお店は、実は、すぐそばにある「「明智光秀公首塚」を250年にわたって守り続けてきたのです。来年のNHK大河ドラマで光秀が主人公になることから、最近、作られたのが「光秀饅頭」160円。今や、首塚を訪れる観光客のおみやげに人気で、売り切れになることもしばしば。

「餅寅」の角をちょっと入ったところにある祠が「光秀公首塚」で、この祠の中には、遺骨と木造が祀られているそう。

本能寺で信長を討った光秀は、その後、秀吉によって山崎で敗れ、坂本城を目指し逃れる途中、農民に竹やりでさされ深手を負い、自害します。その首は家臣によって、竹藪に隠されますが、農民に発見され、本能寺に晒されます。その後、京都の粟田口にもさらされ、それを粟田口の路地に首塚が作られたのだそう。光秀は、最後に「知恩院に首を届けて欲しい」と言い残したとか。この首塚がある場所は、「知恩院」の近くでもあります。


「さぁ、次は、8月4日の白川夏まつりだ~」これは、美化活動でキレイになった川に、約2万匹の金魚を放流し、みんなで金魚すくいをするイベントです。
 
ミモロは、ネコにも関わらず、毎年、金魚の放流係をしています。ぜひ、遊びに来てください。
9時半ごろから14時ごろまで、何かに分けて金魚が放流されます。ほかに、いろんなイベントや食べ物もあります。
 

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