7月24日の午前中は、「祇園祭」の「後祭」の山鉾巡行が御池通、河原町通、四条通をめぐり行われます。
毎年、ミモロは、御池通でボランティアでお手伝いをした「大船鉾」を見送ります。
9時過ぎに到着した御池通には、すでにいろいろな山が巡行にむけ、待機し始めました。
「あ、北観音山が来た~」
道幅の狭い新町通を次々に大きなサイズの山鉾が、北に向かって進み御池通に至ります。
「南観音山も辻回ししてる~」
新町通から御池通に入るとき、大きな山鉾は、辻回しという方向転換を行います。車輪の下に竹をさしこみ、滑りやすくして、引手が音頭とりの声に合わせ、いっきに動かす姿は、ダイナミックで、山鉾巡行の見せ場のひとつなのです。
「もうすぐ大船鉾が来るね~。あ、来た~」
船の舳先が、見えてきました。
町を進む船・・・祇園祭ならでは景色です。
ビルの間を進む船・・・・何度見ても感動します。
今年は、船にご神体4体も乗船。囃子方など40人以上が乗っています。
「もっと近くで大船鉾みるんだ~」とミモロは、御池通の北側に移動。
鉾が過ぎた通りは、静かさが漂います。
「追いついた~」と烏丸通を過ぎたところで、再び「大船鉾」に追いつきました。
「あ、ミモロちゃん、今年も会えましたね~姿見えないから、どうしたと思ってんです」と、毎年、ご奉仕なさっている香月さん。「あのね~今年、ミモロ、お昼のお手伝いだったから、お囃子までいなかったの~」とミモロ。
「あの~大河くんは?」「はい、今年も囃子方で乗ってますよ~」と船を見上げます。
「向こう側かな?」姿を見ることができなかったミモロです。大河くんとは、彼が小学生のころからのお友達。いまは、高校生になったそう。子供も多く参加する祇園祭。京都の伝統は、子供時代から大人に教わってゆきます。今や囃子方の若手のパワーになっています。
京都だけでなく、全国では、祭りが盛んに行われます。それは、子どもたちの成長にとても役立つもの。つまり親以外の大人がいるところに参加することで、子供は、社会性を学びます。同じ年齢の人の間で「いじめ」などに苦しむ子どもたちに、ぜひ大人など幅広い年齢層がいる場所に参加することが、とても大切なのでは?自分が属している場所が、どんなに小さなところであるかを知ることができます。親以外の大人に怒られたり、褒められたりすることで、子供たちは、社会で生きる自信が生まれます。
親の言うことは聞かない子も、他の大人の言葉には、素直だったり・・・。
祭りを見るたびに、幅広い年齢層が携わる意義をしみじみ思います。
さて、今年の注目は、190年以上も「休み山」で、巡行に参加していなかった「鷹山」の復興です。
2022年に大きな山が姿を見せることになっていて、その前に、唐櫃巡行が今年行われました。
「あの唐櫃、大船鉾の時も使ったんだよ~」と、「大船鉾」の唐櫃巡行の感激が蘇るミモロです。
休み山だった「鷹山」にとって、この巡行は、記念すべきこと。さぞや町の人たちは、喜んでいることでしょう。
「あ、大船鉾が来た~」。市役所前で神事のために進む鉾を見送るミモロ。
この夜は、神輿の「還幸祭」が行われ、今年の祇園祭もフィナーレに近づきます。「でも、7月31日までお祭りあるんだよね~」。そう、まだ神事があります。
熱心に山鉾巡行を見守るミモロは、この日、いろいろな方から「ミモロちゃん?」「わ~会えると思わなかった~うれしい~」と、声を掛けられました。
「きゃ~かわいい^いつもブログ見てますよ~」と。嬉しさで目を輝かすミモロなのでした。
御池通は、並木など緑が多い美しい通り。舗道には、花壇もあって、いろいろな花を地域な方などがお世話しています。
そこで見つけたヒオウギと蓮。蓮は花屋さんで・・・
「ミモロちゃん、蓮のお花のデザインの浴衣着てるんだ~すてき~」と言われました。
「う~さすがに暑い…」この日は、梅雨明けで、真夏日に・・・
お友達といっしょに、ミモロは、「ZEST御池」でかき氷で疲れを癒します。
「う~大きい~」ミモロより大きなかき氷に、しあわせ感を味わうミモロなのでした。
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