祇園の花見小路は、いつも外国人観光客でにぎわう京都屈指の観光スポット。
その通り沿いにある「祇園甲部歌舞練場」、それに隣接する「八坂倶楽部」は、舞妓さんや芸妓さんが、日々、芸を磨いたり、踊りの会などさまざまな催しが行われるところです。
「舞妓さん・・・素敵~」
ここで、9月25日まで、「祇園 花街文化展」が開催されています。
入場券は800円。展示と共に、歌舞練場の庭園公開も同時に…。
大正2年に建てられた建物は、有形文化財です。「すごく雰囲気あるんだよね」と、前に「都おどり」で舞台を拝見しています。
「わ~舞妓さんの写真・・・みんなキレイだなぁ~」
ミモロが立ち止まったのは舞妓さんのすべてがわかる展示。やたら熱心に記事を読んでいます。記事は「舞妓さんになるには・・・」。どうやったら憧れの舞妓さんになれるのか、ミモロは真剣・・・。う~ネコは、舞妓さんにはなれないと思うけど…。
舞妓さんは、中学卒業後、修業が始まります。今は、全国から舞妓さん志願者が訪れるそう。
「東京生まれでもなれるんだ~」とミモロ。そこは問題ありません。
会場内には、舞妓さんがいつも使う品々の展示が…。
お化粧道具に、ポックリなど、ミモロ憧れの品々です。
「わ~花簪・・・キレイ~」毎月、異なった花をモチーフにした花簪は、舞妓さんのシンボル。
「豪華な衣装だね~」舞妓さんの衣装は、代々受け継がれるもの。袖と肩に上げがあるのが特徴。
着物の上げは、子供を示すもの。子供と大人の境にいる少女らしさを強調するスタイルです。
館内の展示の次は、庭園の見学へ。
「観光客がいっぱいの祇園町の中に、こんなりっぱな庭園があるのって、さすが京都・・・」
ミモロは、庭園の散策路をめぐります。
池には大きな鯉。滝もあります。
あちこち歩くミモロの姿を見つけた外国人観光客。「so cute!」(かわいい!)と写真をパチリ。
「ミモロっていいます。日本のネコです」と自己紹介。観光客の方は、イタリアからいらした方々。
「日本っていろんなキャラクターがいるんだね~」と。
庭園は、池をめぐる回遊式庭園。猛暑の京都でも、ここななんとなく涼やかな感じが漂います。
春は桜、秋は紅葉が、いっそう情緒を添えるお庭です。
奥にはお茶室も…
「ここのお庭を舞妓さんが歩いていたら、すごく素敵だろうなぁ~」と想像。
「御来場の皆さま、今から舞妓さんによる京舞の披露が始まります~」と館内放送が…。ミモロも建物へと戻ります。
舞妓さんの京舞披露は、1日2回。15時と16時に…。
お座敷に座って、踊りを観賞。
舞妓さんと写真を撮影するには、500円が必要。「前に何度も一緒に撮影してるからいいや~」と、ミモロ。
「なんか楽しかった~舞妓さんのこと、もっと憧れちゃう…」
夕方、お座敷に向かう舞妓さんが姿を現す「花見小路」。そこには、「舞妓さんに触らないように」というイラストの看板が観光客向けに設置されています。
お座敷に向かう舞妓さんは、移動中は、決して写真撮影などには応じません。移動は速足でササっと。
もし、舞妓さん姿で、写真撮影に応じたら、それは舞妓のコスプレです。
「最近、コスプレ舞妓さん見ないね~」とミモロ。この暑さでは、舞妓さんの恰好は、汗びっしょりで無理なのかも。
紅葉シーズンには、清水寺周辺には、舞妓さん姿の観光客が…。
「舞妓さんって、本当に厳しい修業を経て、なれるんだよね~」とミモロ。本物とコスプレの差は、自ずと現れます。
*「祇園 花街文化展」は、9月25日まで、「祇園甲部歌舞練場」内「八坂倶楽部」にて、10:00~18:00 舞妓さんの京舞は、15:00、16:00の2回。入場料800円
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