ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都市美術館」の敷地で行われた「円勝寺・成勝寺跡発掘調査現地説明会」へ

2017-01-26 | 博物館・美術館

1月のある日、ミモロは、「京都市美術館」に行きました。この日は、館内の美術鑑賞が目的ではありません。
 
昨年から敷地内に囲いができて、「なにしてるのかなぁ~?」と気になっていたミモロ。

実は、東山岡崎エリアは、平安時代、白河上皇の院政の舞台となった巨大寺院群の「六勝寺」が建ち並んでいた地域。「京都市美術館」にもかつて、鳥羽天皇の中宮、待賢門院が造営した「円勝寺」が会ったといわれる場所です。
近年、この地域の開発が進み、その前に、遺跡の調査が行われてきました。
この美術館の囲いも、美術館の改築工事が開始される前に行われる発掘調査なのでした。

 
「へぇ~すごく大きな遺跡なんだよね~」。そう、法勝寺、最勝寺、延勝寺、成勝寺、尊勝寺、円勝寺の「六勝寺」があったのです。

なかでも、現在「京都動物園」の観覧車がある辺りには、高さ81メートルと推定される八角九重塔が聳えていたのです。
その時代は、なんでも塔建築がブームだったそうで、いろいろなお寺に塔が造られたとか。
「へぇ~どんな景色だったんだろうね~」

今回、昨年10月から始まった調査は、「京都市美術館再整備計画」に伴う第3期埋蔵文化財発掘調査。

この日は、特別に一般に現地の調査状況の説明会で、発掘現場が一般に公開されました。
調査をなさっている研究者の方々からお話をまず伺います。

その後、発掘している場所の見学を…
 

なんでも「円勝寺」の南側と思われる遺構があり、これでお寺の規模は南北に100メートルあったと推定されるそう。
   
「ここに大きなお寺があったんだね~」と発掘調査の現場を見つめ、想像するミモロです。


この遺構からは、今回大量の赤い顔料のベンガラが出土したそう。この付近には、お寺の外側に修理や維持管理を行う施設があっただろうと思われるそう。
 

敷地内の水はけのための溝なども…丁寧な石積みが見えます。
 

「発掘調査ってやってみたいなぁ~。ミモロ、穴掘るの結構得意なんだけどなぁ~」と。

今回の発掘調査では、いろいろなものも出土しました。
「これなあに?」  

美しい装飾を施されたものも…「あ、お花の模様・・・昔の人が見たお花をデザインしたんだ~」と愛らしい装飾模様に、平安時代の人のセンスが漂います。
 

この発掘調査は、今年3月末までを予定しているそう。
「あの~そのあとは、ここどうなるんですか?」とミモロ。
「ここには、美術館の建物がたてられるんですよ」と研究員の方。
「え~埋められちゃうの・・・しかもその上に建物ができるの~」とミモロはビックリ。
そう、京都は町中遺跡だらけ。そのため、調査が終わると、その上に建物が造られます。
「なんか寂しいね~。きっと遺跡壊れちゃうもの・・・」と。

「でも、ミモロもみんなも、昔の人たちが暮らした土地の上を歩いてるんだ~。
ところで、ねぇ、遺跡ってたいてい現在の地面より下にあるでしょ。つまり上に土が盛られてるってことは、昔より地球大きくなったの?」とミモロ。
う~確かに、遺跡の多くは、土の中・・・。上に土が盛られると、地球の表面積は増えそうな気もするけど…。
大きな地球のことだから、それほど大きさに影響しないんじゃないの?「そう?ホント?」と懐疑的なまなざしのミモロです。

「こんなに近くで遺跡みたの初めてかも…」と、寒い中でも興味深い時間を過ごしたミモロでした。


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カニ好きのミモロ。新年会は三条寺町の「かに道楽」のかににしゃぶで。

2017-01-25 | グルメ

「ミモロちゃん、新年会しましょ?どこがいい?」とお友達に言われたミモロ。「う~ん、やっぱり冬はカニじゃない?」ということで、以前にも行ったことがある三条寺町にある「かに道楽」に行くことに。
 
「かにしゃぶフェアだって~」と、看板を見て、思わず唾を飲み込むミモロです。

お友達が予約しようとしたのですが、夜は、なんと連日満席。それでランチになりました。
「こんにちは~また来ました~」「あ、覚えてますよ、前にもいらしてくださいましたよね。いらっしゃいませ」と石塚店長。
 
エントランスに飾られたカニグッズで、いっそう気分が盛り上がるミモロです。

「こういうの食べるの?」と水槽には、大きなカニがいっぱい。
 
「なんかカニってよく見ると怖いね~」と、ちょっと怖がりながら見つめます。確かに、よ~くカニを見ると、なんとも不思議な形。「これ初めて食べた人って勇気いったんじゃないかな~?」今やご馳走の代表的な食材ですが、食材としてみないと、結構ある意味でグロテスクな形です。

そんなに見てると食べられなくなるわよ~。慌てて目をそらすミモロでした。

さて2階のテーブルへ案内されたミモロ。さっそく注文の品選びを…
 
「やっぱりかにしゃぶ(4600円)かなぁ~」この日のランチは、ちょっと贅沢に・・・まぁ新年会ですから…。

ミモロとお友達の前に、次々に注文した品が運ばれます。
ミモロ、リュック外して・・・。「あ、そうだった・・・」あまりに食べることに気持ちが行っていたよう。
落ち着いて~「うん…」といいながらリュックを外しても、目はカニから離れません。

「あ、痛い!挟まれちゃった~」
とふざけるミモロ。

いろいろな品が登場する中で、いよいよメインのしゃぶしゃぶへ
「これしゃぶしゃぶするの?」
「全部食べていい?」はい、どうぞ存分に…野菜も添えられたしゃぶしゃぶです。

大きなカニの足を持ち上げて、だしが入った鍋の中へ。
「ヨイショ~」とお友達に体を支えられながら鍋へと運びます。


「しゃぶしゃぶ~もういいかな~」全身を使いカニをしゃぶしゃぶ・・・。

「あんまり煮すぎちゃいけないんだよね~」カニの状態を真剣に見つめます。

 
コースには、かに寿司なども、デザートを食べて終了です。

「ふ~お腹ポンポンになちゃった~」と膨れたお腹をさするミモロ。

さて、まもなく節分。
節分といえば、恵方巻が人気です。もともと関西で始まった恵方巻。全国に店舗を展開するコンビニにより、今や全国規模になりました。
「ここの恵方巻おいしそうだよ」カニが入った恵方巻・・・おいしそうです。

京都では、カニ料理店が観光客に大人気。なかなか予約が取れない状況。
とくにアジアからの観光客の姿が目立ちます。

「今度、日本海の方にカニ食べに行きたい~!」とミモロ。
温泉とカニを楽しみたい~と思っているよう。確かに、こう寒いと温泉恋しくなりますね~。
そうね~いつか・・・

京都からは、いろいろなカニを楽しむバスツアーや温泉旅が企画されています。
「憧れちゃう~」と、目を潤ませるミモロでした。

*「かに道楽京都本店」の詳しい情報はホームページで



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眠りにまつわるものの専門店「市田商店」。洗濯できるキャメル毛布や足を温めるあしふくろなど

2017-01-24 | 癒し

「ブルブルブル~寒いよ~」と、このところの最低気温マイナス1度を超える京都で震えるミモロ。
朝は、なかなかベッドから出られない毎日。「だってベッドの中、天国なんだも~」

そんなある日、ミモロは、以前、オーダー枕を見学した「眠りにまつわるものの専門店 市田商店」に行きました。
  
御池通の北側、柳馬場通をちょっと進み、郵便局の手前に入口があります。

「あ、キャメル毛布だって~なんか温かそうだよ」と、店の表に設置された看板を見て、興味津々。

さっそくお店の中へ進みます。
お店があるのは、通りから細い道を通った奥。
「この道好きなんだ~すごく京都らしい感じするもの。なんか別世界の入口みたい…」といつも楽しそうに通ります。


その道の先にお店があります。

「こんにちは~お久しぶりで~す。ミモロです」
 
「あ、ミモロちゃん、ホント久しぶり~元気だった?」と、睡眠改善インストラクターの斎藤さん。
眠りに関するスペシャリストです。

ミモロは、お店の中を見て回ることに・・・。
 
「なんか前よりいろいろ品数増えてるみたい…」「そうですね~いろいろ新しい品も増えてますよ」と。

「あれキャメル毛布?」「そう、すごく柔らかくて暖かくて、気持ちいいですよ」
 
「さわってもいい?」「はい、どうぞ~」
「ホント、フワフワで気持ちいい~」
「わ~いい感じ~すごく体にフィットして暖かい~」と寝てキャメル毛布を体験。キャメル毛布は、吸湿性にすぐれ寝汗をすばやく球種。また羊毛の2倍という高い放湿性で寝ていて蒸れないそう。耐久性も高く、いつまでもフワフワの状態が保たれるとか。「え~家庭でも洗濯機で洗えるの?すごい~」とますます興味を抱くミモロです。

「これも肌触りがいいよ~」とまた抱き着いているのは、オーガニックコットンを使った品々。
 
どう?「これも、すごく寝やすいみたい・・・なんか眠くなっちゃった~」コットン毛布に包まれて…
目がとろんとしだしたミモロダメ~お昼寝しちゃ~!

他にも冬の眠りに欲しい品々が・・・。
「これ、肌掛け布団だって~」パシーマという赤ちゃんからお年寄りまで、だれでも安心して使える肌に優しい製品です。
 
パジャマやベビー用品もあります。

「これなあに~?」ミモロが不思議に思ったのは「おやすみあしふくろ」という品。
「わ~コットンのブーツだ!」
ミモロには大きすぎますが、これは家の中で寛ぐときや、寝るときに履くもの。
足が冷えて眠れない人には、おすすめです。

布団やベッドが恋しい冬。良質の睡眠は、健康のもと。
「やっぱりよく眠らなくちゃ~」とミモロ。
それ以上寝る気?
「そう、ミモロ、冬は眠り猫なの~」と。
え~冬だけじゃないけど…。夏はお腹をだして寝るミモロも、さすが冬はすっぽり布団をかぶっています。

外は、また雪が降ってきました。「ベッドの中は、春だね~」

良質の眠りを求め、ぜひ覗いてみてはいかがでしょ?

*「市田商店」京都市中京区柳馬場通御池上ル虎石町51 075-212-0833 11:00~19:00 水曜休み




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ミモロのおすすめランチ。御所東にある上海料理の「唐朝」。青島出身の主人が腕を振るう中華料理

2017-01-23 | グルメ

最近、ミモロがよくランチに訪れるのが河原町通と荒神口に近い「京都府立病院」の向かい側、「京都府立文化芸術会館」の並びにある中華料理店「唐朝」です。

「なんか雰囲気あるお店だね~」と、たまたまその前を通りかかったミモロは、お腹が空いていたので、「ここでランチしよう~」と中へ。


「いらっしゃいませ~」とカウンター越しにご主人。

店内には、カウンター席とテーブル席が…。すでに14時過ぎ。さすがにお客様の波は過ぎ去って、静かな店内です。


「何にしようかなぁ~」とメニューを拝見。
「あさりの五目焼きそば・・・酢豚・・・」どれもおいしそう…
 
壁に貼られた料理写真もミモロの食欲を刺激します。「う~どうしよう~」とさんざん悩むミモロ。

「あ、日替わりランチがある~800円だって~これにしよう!」とやっと決定。
注文すると、ほどなく料理がミモロの前に・・・


この日のランチは、野菜と鶏肉の炒め物、鶏の唐揚げ、サラダにザーサイ、わかめスープとごはんのセット。
「ご飯お替わりできるんだって~」と、さっそく食べ始めたミモロ。

「う!美味しい…ミモロ、この味好きかも~」と。

京都には中華料理店が多く、60年以上続くお店をはじめ、ラーメン店、餃子店など、「京都の人って中華料理好きだよね~」と思うほど、各町内には、必ずといっていいほど、地元の中華料理店があります。

この「唐朝」は、2年前にできたお店。青島出身の料理人のご主人と奥様のお店です。

初めて行ったときから、お昼を食べそびれたときなど、駆け込むミモロ。
以来、ご夫妻とは顔なじみに…。

ホテルなどに努めた経験のあるご主人が作る料理は、とても食べやすいお味。
「野菜もたっぷりいただけるの~」とミモロ。


別の日には、セロリと豚肉の炒め物のランチです。(900円)

上海の家庭料理をベースにした料理は、食材のバランスもよく、毎日のように通う人にいるそう。
近所には、「府立病院」や「京都府立文化芸術会館」など大きな施設があるので、そこの職員さんや訪れる人が立ち寄り、ランチタイムは満席に…。

ミモロが、初めてここを訪れたのは、「京都御苑」のお散歩の帰り道でした。
この店からは、節分で有名な「廬山寺」や「梨木神社」、もちろん「京都御苑」の「仙洞御所」も歩ける距離です。

「1000円以内で食べられる美味しい中華料理だよね~」とすっかり気に入ったミモロ。

「今日は何だろう~」と日替わりランチを楽しみにしています。

「今度、お友達といっしょに夜来よう~ほかのお料理も食べてみたいし~」と、いつも一人で行くので、1度にいろいろな料理が味わえないのでした。

店の前には、赤いランタン。
 

「いらっしゃいませ~、あ、ミモロちゃんこんにちは~」と、いつも笑顔で迎えてくれるお二人に会うのも楽しみなミモロです。

*「唐朝」京都市上京区河原町通広小路下ル東桜町21-8  075-255-6663 ランチ11:00~14:30LO
夜17:00~22:30LO 木曜ランチのみの営業

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「桂離宮」。現地での当日受付も可能に。より拝観しやすくなった「修学院離宮」「仙洞御所」

2017-01-22 | 歴史・史跡

「いまの時期なら、きっと拝観許可ゲットしやすいかも~」と。ある日、ミモロは、パソコンで宮内庁のホームページから、「桂離宮」「修学院離宮」「仙洞御所」「桂離宮」の拝観申し込み受付に入り、3日前の参観日に行けることになりました。
「わ~久しぶり~」と拝観許可をゲットできたうれしさでワクワクしながら「桂離宮」に出かけました。

拝観受付の方向に進むと、そのそばに特設テントがあります。「なんだろ?」と覗くと・・・
 
「拝観許可を持っている人は、奥に進んでください。ここは当日許可の申し込みブースです」と係の方?
「え?当日許可?そんなものあるの?」とミモロはビックリ。「はい、昨年から、今まで事前申し込みだけだった場所に、当日拝観許可が下りるようになったんですよ~」と。

今までかなり前から事前に希望日を往復はがきやパソコンで申し込まなればいけなかった「桂離宮」「修学院離宮」「仙洞御所」は、昨年から当日拝観許可の枠が設置されたのだそう(月曜休み)。すでに「京都御所」は、拝観許可の必要がなくなり、通年(月曜休み)いつでも拝観できるようになっています。

その当日受付枠は、60名~70名+キャンセル人数というもの。

「え~もう拝観許可いらないの?」と目を丸くするミモロ。
「ただ当日許可は、人数に限りがありますから、早めに来ないと入れない場合もありますよ」と。特に、春の桜や秋の紅葉シーズンは、当日拝観許可をゲットするには、、かなり前から並ぶ必要があるのだそう。
「でも、早く並べば拝観許可いただけるんですよね~」と食い下がるミモロ。「はい、そうですね」
この日も「桂離宮」では、1回の当日受付人数は20人ですが、ほかにキャンセルがでて、30名近くが事前申し込みなく拝観できました。

当日拝観許可の人数は、やはりその日の状況で変わるようです。詳しくは、「宮内庁京都事務所」に問い合わせることをおすすめします。朝9時から当日許可が下り、それをゲットするために、7時頃から並ぶ人もいるとか・・・。

「ということは、春の桜の仙洞御所を狙うなら、朝一度早めに現地に行って、当日許可をゲットしてから、またほかの場所を観光して戻ればいいんだ~」とミモロ、「そうですね~」と係の方。
ただし、すべての拝観時間に当日許可があるとは限らないのだそう。「う~ハイシーズンは、早朝に並ばないとダメかな~」

今まで、外国からお友達が来た場合、それに付き添いとして前日許可で入ったり、パソコンで申し込み、抽選に漏れたりしたミモロです。

冬の時期は、「桂離宮」「修学院離宮」など町から離れた場所の当日許可は、ゲットしやすいことがわかりました。
ぜひ、今まで拝観したことがない人は、チャンスです。

さて、今回のブログは、「冬の様子」をお知らせします。歴史的なことなど詳しい情報は、以前にも2回ほどブログで書いているので、そちらを見てください「ミモロ 桂離宮」で検索を

拝観は、グループで。グループの前後には、宮内庁関係者がしっかりガード。列を乱し、自由に歩くことはできません。毎回、50から60名が1グループです。
「いよいよ出発~」

「桂離宮」のコースは約1キロ。そこを1時間ほどで見学します。すでに出遅れているミモロ。
 「早めに歩いてください~」と最後尾の係員さんに催促されるミモロ。「やっと追いついた~」

まずは、正門の「表門」と「御幸門」へ
 
ここは天皇が入られる門。

そもそもここは、後陽成天皇の弟、八条宮智仁親王の別荘として創建され、その後、息子の智忠親王が受け継ぎ、お嫁さんの実家の加賀藩前田家の財政援助で、さらに洗練された山荘へと改築されます。

「修学院離宮も後水尾上皇が、お嫁さんの実家徳川家の援助で作ったんだよね~」とミモロ。そう、今に伝わる立派な離宮は、武家の財政的援助がなければ造営できなかったといえます。

敷地面積約7万平方メートル。桂川から引き入れた水が満ちる大きな池を中心に構成された回遊式庭園。そして随所に趣向を凝らした書院や茶室が点在します。

今は、冬の設え。
縄の結び方も趣が…。「ソテツのコートなんだ~」

「桂離宮」の楽しみは、その建築の見事さ。「一見質素だけど、すごく贅沢な素材や技法を駆使しているところがスゴイ!」
  

「いつも雅な生活してると、こういう素朴さがかえって趣あるって思うんだろうね~。そこが秀吉とは好みが違うところ」と思うミモロです。もともと質素な家で育った秀吉。生まれながらに御殿で育った親王。大人になって求める究極の建築物には、自ずと異なった好みが出るもの。

「絶対、こういうの秀吉さんは、好きじゃないよね」と思うミモロです。

現在修復中の「松琴亭」。池に張り出した足場の上を進みます。
 

立ち止まっては、景色を眺めるのが、「桂離宮」の趣向のひとつ。どこにいても、美しく完成された美がそこに。
 
「また遅れちゃった~ヨイショ~」懸命に歩くミモロ…係員さんも温かいまなざし。

「ここで休憩したんだ~」茶屋風の「賞花亭」は、夏に涼むための場所。
 「お茶をここでいただいたんだよね~ミモロも飲みたい~」
「え、もう行くの~?」
さらにお庭を廻ります.「あ、梅の花~」もう春は近くに…。
 

見学コースは有名な「書院」へと進みます。
 

そして最後は、茶亭の「月波楼」へ
 

「あ、元のところにもどっちゃった~」「はい、見学はここで終了です」

「わ~やっぱりここは何度訪れても素敵~。あれ、今日なら、もう1回見学できるかも…」
まだこの日は、当日拝観の枠が残っていました。「でもいいや~」とミモロは、家に戻ることに・・・。

「次は、仙洞御所に行ってみよう~当日拝観狙って~」と。

京都に暮らす人でも、拝観許可を申請するのが面倒で、行ったことがないという方も多いはず。
ぜひ当日拝観許可で、訪れてはいかがでしょ!

*当日参観枠の詳しい情報は、「宮内庁」のホームページに。毎日、どれくらい枠があるか提示されます。「宮内庁京都事務所参観係」075-211-1215



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