ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのおすすめランチ。牛肉料理の専門店「はふう」。昨年6月オープンした「はふう聖護院」へ。

2017-01-21 | グルメ

京都で美味しい肉料理のお店として評判の高いのが「肉専科 はふう」です。
「ここだ~」 
以前は、御所南の麩屋町通そいにある「はふう本店」。そしてその近くの夷川通沿いに「はふう御所南店」の2店がありました。昨年、御所南のお店は、そこにマンションができるため、移転することに。そこで新たにできたのが「はふう聖護院」です。

もともと「はふう」のご店主の実家は、精肉の卸業を営んでいて、その肉の質とおいしさは、京都では評判です。

「あ、ここでもランチやってる~」
1000円台で食べられるメニューもいろいろあります。

「こんにちは~お久しぶりで~す」とお店の中へ。「あ、ミモロちゃん、久しぶりですね~」とお店の方たち。
「はふう御所南」にいらした皆さん。ミモロも顔なじみなんです。

すでに何度か御所南エリアにあった2つのお店に行ったことがあるミモロでした。

「ここ大きなカウンターがあるんだ~」とさっそくカウンター席に座ります。「今日は何にしようかな?」
リュックやマフラーも外さずに、メニューに夢中になります。
「カレーライスやハヤシライス(各1100円)もいいなぁ~。う!ハンバーグステーキ(1580円)も魅力的~。う~悩んじゃう」といつもながら迷うミモロです。「だってどれも美味しいんだもの…」と。

「あの~今日はハンバーグステーキにお願いします。ここのデミグラスソースも美味しんだもの・・・」と。

さて、料理ができるまで、「お店の中見ますか?」とお店の方。「はい、お願いします」と椅子から飛び降りるミモロです。

ビルの1階にあるお店ですが、その造りは、京町家のように奥に深い構造。
キッチンにそってあるカウンターの先には、テーブル席があります。
 グリーンの椅子が並ぶ空間は、「なんかレトロな雰囲気だね~」。アンティークの品々なども飾られて、モダンな雰囲気のカウンター席とは、ひと味異なった感じです。「お友達とお食事するのに、いい感じだね~」ビールを注ぐ機械もクラシックなタイプ。
「ここには個室もあるんですよ~」と。8人はゆっくりお食事できる個室。家族やお友達と会食が楽しめるスペースです。

「あ、ステーキ焼いてる~」オープンキッチンで、スタッフがキビキビ働く姿が見えます。
「あ、あれカレーだ~」
お肉がゴロゴロ入った評判のカレー。「う~あっちも食べたかったなぁ~。次回はあれにしよう~」と1度に両方食べれないのが残念なミモロです。はい、次はあれね・・・「うん、約束ね~」とやっと納得。

「ハンバーグステーキできましたよ~」「あ、来た~」と急いで席に戻ります。

ランチには、200グラムの合挽の肉を使ったハンバーグステーキとサラダ、味噌汁、小鉢、ごはん、食後のコーヒーもセットされています。
「おいしそう~クンクン」ミモロの鼻が動きます。
「お箸で食べるんだよね~」ハンバーグを割ると、中から肉汁がにじみ出ます。「う~たまらない…」と目を細めるミモロ。

幸せなひと時を存分に味わったミモロ。「ふ~美味しかった~」と大満足の様子。
食後のコーヒーを飲みながらお店の方とお話します。

「なんで御所南から聖護院にお店移転したんですか?」
「御所南の場所は、マンションが建設されることになったんです。実は、ここ聖護院は、実家があった場所なんですよ~」とお店のオーナーさん。

以前からこの場所は、倉庫などに使っていたのだそう。「御所南」のお店を移転するに当たり、そこを改装して「聖護院店」にしたのです。「へぇ~昔からこのエリアよく知ってたんだ~、ミモロもこのエリアには、お友達いっぱいいるよ~」

今回、新たなお店を作るにあたり、そのデザインは、より遊び心を取り入れたそう。
カウター席とキッチンエリアは、赤と白のストライプ。そしてテーブル席や個室エリアは、ちょっとレトロな雰囲気に…。

「ここ、近くの聖護院の前に大きな駐車場もあるから、みんな来やすいね~」

節分でにぎわう「聖護院」と「須賀神社」。参拝の折には、ぜひ立ち寄りたいおすすめの場所。


ミモロの住む下鴨エリアからは、ちょっと近くなったかも…。「自転車で来れる~」とミモロ。

もちろん「御所南」のお店も距離的には、ほとんど変わらないのですが、鴨川を越えるかどうかは、川の東側に住む人たちにとってちょっと違いがあります。ミモロは、鴨川を越える場合は、「町に行く~」といいます。

「ランチもいいけど、ディナーもいいよね~。それにテイクアウトのメニューもいろいろあるんだ~」

大人気のカツサンドやステーキ弁当など種類も豊富。
お花見や会合などに利用する人も多いのですが、「新幹線で食べるお弁当にいいんだよね~」とミモロ。
そう、京都観光の締めくくりに、駅弁として利用したいテイクアウトです。


*「はふう」の詳しい情報はホームページで



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「大徳寺」の塔頭「瑞峯院」。通年の公開で楽しめる雪が残るお庭・・・静寂にひたるひととき

2017-01-20 | 寺社仏閣

雪が降ると、俄然元気になる、不思議なネコのミモロ。雪が積もる「金閣寺」を見たい~と出かけ、その帰り道に「ここにも寄って行こう~」と訪れたのは、北大路通にある臨済宗本山「大徳寺」です。

千利休との縁の深い「大徳寺」は、境内に22の塔頭寺院を有し、それぞれに趣ある茶室があることでも知られます。
22の塔頭の多くは、一般参詣ができませんが、その中で、「龍源院」「大仙院」「高桐院」「瑞峯院」は、通年の参拝が可能です。

ミモロは、その日、「瑞峯院」に伺いました。
 
広大な敷地の「大徳寺」。その中で、西南の方向にあるのがここのお寺です。
 
キリシタン大名で知られる大友宗麟が建立した「瑞峯院」。敷地内には、大友宗麟夫妻の墓がある菩提寺です。
本堂である方丈は、創建当時の室町時代の方丈建築。重要文化財です。後奈良天皇の宸筆の扁額がかかります。

大友宗麟は、晩年にキリスト教に帰依して洗礼も受けていますが、それまでは、禅宗に帰依していました。


茶室は、3つあり、表千家の茶会などが行われる趣ある茶室です。


ミモロがここを初めて訪れたのは、昨年。前田住職のお点前で、お茶をいただきました。
 以来、ミモロは、ちょくちょくお寺を訪れては、ご住職のお話を伺うのが楽しみに。

「いまあることに感謝して暮らせば、幸せになりますよ~。こうやって会えるのもご縁・・・ホントにありがたいですね~」と穏やかな口調で話されるご住職に、いつもミモロは癒されています。

さて、お庭は、方丈をめぐるように南北西に。いずれも重森三玲の手により昭和36年にできたもの。
さっそく拝見しましょう…。

今回、ミモロは、足が冷えるということで、特別靴をはいたまま失礼しました。もちろnよ~く拭いて上がりました。あしからず・・・

「なんか感じ違うね~」雪のない日とある日の定点観測。
 
「雪が積もってる~。この景色見たの初めて~」庭に描かれた波をかたどる砂紋は、雪に覆われ、その姿を隠しています。

「なんか曇みたい~」
そう、点在する小島や半島をかたどる岩は、雪から頭を出し、その姿は、まるで曇の中に見えるよう。

うっすらと、雪が積もると、砂紋がキレイに見え、それもなかなか風情があるのですが、すっぽり包まれると、別の趣が…。
南側の庭は「独坐庭」。まさにひとりで向きあい、自分を見つめるのにふさわしいお庭です。冷たい空気が、ミモロの頬に触ります。それでもしばらく、じっと庭を見t雌るミモロです。

それからお庭を次々に拝見します。


北側のお庭は「閑眠庭」(かんみんてい)といわれ、大友宗麟の思いを表した枯山水で、7つの石は、十字架をかたどるように配置されています。
雪がないとこんな感じ

「かなり寒いけど、人が少なくて、本当に静か~こういう日の参拝もいいね~」と。

一度行ったことがある場所でも、雪の日はまた別の表情に出会えるもの。
「なんか今年は、何度も雪景色見られるかもね~」と嬉しそうなミモロ。う~寒すぎる~「大丈夫、たくさん温かい服着れば・・・」

正月の温かさから一転し、急激に冷え込む京都。きっと節分のころも雪が降るかも…。

「瑞峯院」拝観時間 9:00~17:00  拝観料400円。抹茶も玄関脇のお茶室いただけます。(別途400円)





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「雪化粧した金閣寺」。日曜日には観光客殺到。拝観するのに30分待ちとか。でも見る価値十分

2017-01-19 | 京都

1月14日から16日にかけて、京都に断続的に振り続けた雪。晴れたと思ったら、ほどなく再び吹雪いたり・・・。
溶けたと思えば、また積もる…。「こんなにず~っと雪が積もってるの初めてだね~」と、京都暮らしを始めてから、毎年雪景色を見ることはありましたが、これほど雪が残るのは初めてのこと…。

京都に住む人たちは、「もう十分・・・」という声多数。でも観光客は大喜び。観光客と住民の雪に対する意識の差は歴然。

京都の住民でありながらも、気分は、いまだ観光客のミモロは、「お買い物なんか用事で出かけるの大変だけど、雪景色が見られるのは、やっぱりうれしい~」という感じです。


15日の日曜日は、雪のピークと共に「全国女子駅伝」の開催で、京都市内のあちこちで大渋滞が発生しました。
ミモロの車も、雪に覆われ、駐車場から出せなくなって、外出は、歩きのみ。もちろん自転車も走行できません。

でも、その翌日16日は、まだ雪が降ったりやんだりの状態ながら、幹線道路の雪は取り除かれ、また、駐車場の雪も溶けて、昼には車が出せる状態になりました。
「あ、晴れてる~車も出せるから、行こうよ~」と言い出したミモロ。「今しかないよ~。早く行かないと雪溶けちゃうよ~」とさっさとコートを着だしました。

ミモロが行きたいのは、そう「金閣寺」です。

「うわ~キレイ~まるで絵葉書みたい~!」と歓声をあげるミモロ。
その美しさは、際立って、感動的!ミモロもただ見惚れるばかり。

「金閣寺」は、京都の雪景色スポット人気ナンバーワン。いつもも観光客が大勢押し寄せる場所ですが、雪の時は、観光客だけでなく、プロ・アマチュアなどカメラマンが押し寄せる場所です。

雪のピークが日曜日ということもあり、その人出は相当なもので、なんでも付近の渋滞は「全国女子駅伝」での、交通規制を重なり、昼間1時間以上、バスも車も西大路通で立ち往生だったそう。
また、つけかけた拝観者で、入るのに30分待ちの状態だったとか。

そう、毎年降る雪も、朝には溶けてしまうことが多いので、昼ころには、「金閣」の屋根から雪は落ちてしまいます。
でも、今年は、日中も降ったことで、屋根の雪は、長くとどまっていたのです。

ミモロが、訪れたときは、月曜日ということもあり、待ち時間はゼロ。もちろん渋滞もありませんでした。

「ホント、感激しちゃうね~」といいながら振り向くミモロ。
あれ、サングラスしてたの?「うん、だって雪まぶしいし、まして金閣寺だよ~すごく輝いてると思って~」と、変に準備のいいミモロ。

平日の参拝者の多くは、中国からの観光客。「ここ日本語聞こえないね~」というほど、ミモロのまわりは中国やアジア、また欧米などからの外国人観光客ばかりです。

なんかミモロも中国からの観光客に見える…そのサングラス・・・。
「あの~写真いいですか?」と、スマホを向けられ、中国語で話しかけられたミモロ。初めはキョトンとしていましたが、
「あ、写真ね?どうぞ~」とポーズを…。どうも中国からの観光客に間違われたよう。「中国語喋れたら、もっとよかったのに~」と残念がります。

いつもは「金閣」を映す「鑑湖池」は、うっすら氷が張り、その姿はぼんやりと。


「この角度でも見よう~」
池のまわりを歩きながら、立ち止まり「雪の金閣」を観賞します。

屋根には、まだかろうじて雪がとどまっていますが、すでに鳳凰の雪はありません。
この分で行くと、屋根から雪がずり落ちるのも、そう遠くはなさそう。

「見れてよかったね~」
あれ?サングラスは?「もうなくてもまぶしくないから…」と外したよう。

実は、先ほどまで射していた陽光は、次第に弱くなってきました。


「ここでも見るの~」と、また立ち止まるミモロ。
そう、この景色は、去りがたいほどの美しさです。

もう何度も見ている「金閣寺」ですが、雪は初めて・・・「またいつみられるわかんないもの・・・」と名残惜しそうに。
お寺の中を巡るコースで、この山の中腹地点が、「金閣」が見られる最後のポイントです。

「素敵~」もしここに夕陽が射したら、どんなに素晴らしでしょう。でもそれは望みすぎというもの。

この景色だけで十分です。

京都に暮らしても、なかなか「雪の金閣寺」を見ることはありません。「だってめったに『金閣寺』っていかないもの」。
そう京都人がそこに行くのは、「京都初めて~」という人を案内するときくらいです。
というのは、「金閣寺(鹿苑寺)」と「銀閣寺(慈照寺)」は、ともに臨済宗「相国寺」の塔頭寺院で、ここではほかのお寺のように仏事や法要なども行われません。だからあまり行く用事がないのです。ただ「金閣寺」には、弘法大師が作られたと伝えられる「石不動明王」をお祀りする「不動堂」があり、そこでは、節分と8月16日に開扉法要が行われるそう。
「そのときも拝観料いるのかなぁ」とミモロ。いるでしょ!きっと・・・

ちなみに「大徳寺」や「妙心寺」「東福寺」などの大きな寺院の塔頭寺院には、それぞれご住職がいらっしゃいますが、ここでは、現在「相国寺」のご住職が、ふたつのお寺のご住職も務められています。

その「不動堂」の前には、観光客がいっぱい。
 
みんな珍しそうに眺めたり、お線香を奉納しています。
「ここのお線香の量、半端じゃないね~ゴホゴホ・・・お線香さす場所ないよ~」
何かをやりたい観光客。次々にお線香を奉納しています。「でも宗教の違いを超えてお祈りのるのいいことじゃない?」と線香の煙にむせびながら思うミモロです。

「さぁ、帰ろう~」ミモロが駐車場に到着したとき、再び雪が降ってきました。
雪が舞う北大路通を、慎重に運転して戻ります。まだまだ雪は降りそう…。


「やっぱり雪の金閣寺は、素敵だった~」と思うミモロです。
京都に暮らす方もぜひ1度は見る価値も…。





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「雪の京都御所」。いつでも許可いらずで拝観できる・・・雪の日にはぜひ~

2017-01-18 | 歴史・史跡

雪が積もった京都。ミモロは、朝からご近所の散歩へ。スキーのゲレンデのような「京都御苑」で雪遊びをした後、家に帰る途中に、「京都御所」の「清所門」の前を通りかかりました。
 
「許可なくても、拝観できるんだ~。忘れてた~よかった通りかかって~」と、昨年から通年許可なしで月曜以外拝観できるようになったのです。

受付で荷物検査を受けた後、いよいよ「京都御所」の中へ。

 
大将4年(1915)の大正天皇のご即位の折に建てられた「新御車寄」などの前を通って、「承明門」へ進みます。

朱塗りの門越しに、「紫宸殿」を拝見します。ここでは、ご即位の礼などが執り行われる最も格式あるところです。
「中のお庭にもはいれるよ~」
「わ~まぶしい~」
雪をかぶった「紫宸殿」は、雪の反射でいっそう神々しく感じられます。
 
さぁ、そこから「建春門」が見える広々したスペースに出ます。
「わ~い」と嬉しそうに走り回るミモロ。
いつもは、細かい砂利が敷かれた場所。久しぶりの雪は、そこをフワフワの白い絨毯を敷いたよう。冷たいけれど、「でも楽しい~」
広いスペースは、走り切れないほど・・・「広すぎる~」と立ち尽くすミモロです。

もう行くわよ~「え?もう行くの~」
「待って~、おいてかないで~」慌てて駆けるミモロ。雪に足を取られなかなか前に進めません。「ヨイショ・・・ヨイショ」

通常の拝観では見られない雪の日だけの景色。
 

ミモロは、「御池庭」へと進みます。
「わ~キレイ~」としばし見惚れます。
雪をかぶった木々、葉の緑の色が抑えられ、モノトーンのよう。
  
「前は、宮内庁に拝観許可を取らないと入れなかったから、なかなか雪の日に当たるのむずかしかったんだよね~。でも、今は、雪が降ってから出かけても入れるから、こんな景色に出会えるんだよね~」


 御殿の中の板戸も拝見。

サクサクサク・・・わざわざ歩きにくい雪の中を進むミモロ。

拝観をする人のために、休み処もあります。「京都御所」のことがよくわかるビデオを見たり、ここ限定の記念品もいろいろ。
「温か~い。やっぱり体ちょっと冷えちゃったみたい…」
「あ、いろいろ記念品ある~」
 
売店もしっかりチェックします。


*「京都御所」の一般公開は、9:00から15:20に受付。月曜はお休みです。

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雪の「京都御苑」。まるでスキー場のような一面の銀世界。ネコなのにお喜びのミモロ

2017-01-17 | 自然

週末から降り続ける雪に、すっぽり包まれた京都。「こんなに長く降るのも、京都に来てから初めて~」とミモロ。
たいてい、1日降っても、次の日はカラリと晴れるのが常でした。

15日の朝、ミモロは、近所の「下鴨神社」から、さらに今出川通を西に向かい「京都御苑」に行くことに。

「わ~まるでスキー場みたい!そりがあれば楽しいのに~。来年は用意しとこ~」

広大な敷地の「京都御苑」まさに見渡す限り銀世界。しかも10センチくらい積もっているので、確かにそりで遊べそう。
「京都御苑って、そり禁止なのかなぁ~?」とミモロ。そういう規則はないと思うけど、あえて「そり禁止」と言わなくてもめったにこんなに降ることないし~。「じゃ、いいんだね~」う?たぶん・・・

砂利が敷かれた敷地内には、いつもは自転車の車輪が作る道がつづきますが、
この日は、警備の自動車が走行した後が、人が歩く道になりました。「さすが、今日は自転車走ってないね~」と周囲を見回すミモロ。柔らかい雪の上を自転車で走るのはむずかしそう。「馬ならへっちゃらなのにね~」とミモロ。
「ネコも平気だよ~」と…元気に歩くミモロです。そういうネコはミモロだけ。

「う~まぶしい~」「サングラス持って来ればよかった~」と目を細めるミモロです。
「京都御苑」は、まさにゲレンデ状態。周囲を遮るものがなく、晴れると雪の反射がなかなかキツイ~。
「ここにいると、日焼けするかもね~」

ミモロは、雪の中の車の車輪の跡に沿って歩きます。


「あ、雪だるまづくりしてる~」と、敷地の一角で、雪玉をつくっている人が…「あの~ミモロもやりたーい」
 
と、仲間に入れてもらいます。「ヨイショ・・・う~大きすぎて動かない…」すでに大きくなっている雪玉は、ミモロが全身で押してもビクともしません。
「あれ?クマちゃん…こんにちは~」と。「あの~ネコですけど…」「あ、そうなんだ~。もしかしてネコかもとは思ったけど…」と笑顔のお二人は、広島からいらした観光客だそう。「雪の日に京都に来られてラッキー・・・なんか思わず雪だるま作りたくなっちゃって~」とのこと。
すごく寒いけれど、雪の日に京都観光できるのは、本当にごく限られた日。だからその日にいられるのは、幸運なのかも。
「よかったね~。こんなに雪積もるの、久しぶりなんだよ~」とミモロ。丸1日、思い切り京都の雪景色を楽しむのだそう。

「あ、ここにも雪だるまある~」誰かが作った小さな雪だるま、こっちならミモロも続きが作れそう。

「じゃ、京都楽しんでね~バイバイ」と手をふってお二人とお別れしました。

ミモロは、「京都御所」の西側の壁沿いに歩きます。
 
そして、「清所門」の前に来たとき、中に入る人の姿が…「いいなぁ~雪の日に『京都御所』拝観できるの~拝観許可取ってないし~」とミモロ。
門の前で中をうらやましそうに覗いていると、「どうぞ公開してますから、中にどうぞ入ってください~」と係の方。「え?いいの?許可取ってませんけど~」「昨年から、通年一般公開されているんですよ~」と、「あ、そうだった~」とすっかり忘れていたミモロでした。
月曜以外、毎日公開されています。 
「よかった~こっち側にお散歩に来て~」と、まぁ偶然通りかかったというのがホントのところですが、ともかく、「雪の京都御所」を拝見できることになりました。

さぁ、順路に従って進みましょう。

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