ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

明日に迫った「京都マラソン」。ランナーじゃなくても楽しめる「みやこめっせ」の応援イベント

2017-02-18 | イベント

「いよいよ明日だね~」と、毎年恒例の「京都マラソン」を楽しみにしているミモロ。
ランナーではないミモロも毎年出かけるのが、開催前の「みやこめっせ」でのイベントです。

マラソンを応援する様々な企業のブースや美味しい食べ物がそろった「おもてなし屋台」などがあり、ランナーじゃない人も参加できるイベントなのです。

イベントホールに入ると、「クイズに答えるとプレゼントがもらえますよ~」と声をかけてくれたのは、「東レ・オペロンテックス」というランナーが快適に走れるウエアを開発するメーカーのブースです。
「だれでもどうぞ」
ランナーではないミモロですが、さっそくクイズに挑戦。「はい、正解、これボトルカバー、どの色にしますか?」「え~と黄色お願いします。わ~ありがとう…」
 

次にまた声を掛けられたのは、「京都」オールトヨタ販売店」のブースです。
応援メッセジーを書くと、リストバンドがもらえます。「やってみよう~」とここでも参加。
 
「はい、どうもありがとう・・・リストバンドどうぞ~」と、ブルーのリストバンドをもらいました。
「かわいい~」
ミモロにはリストバンドにするには大きすぎるので、はちまきにしました。

「ここも面白そうだよ~」と「第一生命保険」のブースでは、血管年齢チェックに参加。
 
指を機械にセットするだけで、すぐ血管年齢がわかります。「う~あなたのはよくわかりませんね~」と。
そばのブースでは、ゴールをイメージした記念写真も撮影してもらえました。
マラソンのゴールは。「平安神宮」の正面です。

完走した人の記念にと、「京都徽章工芸組合」のブースでは、完走メダル用プレートが作れます。
 

「わ~大きい大根」これは「万田発酵」のブースにあった大根。体のコンディションを整える「万田酵素」の効果です。美味しいハッサクも販売。「これ欲しい~ビタミンCは大切だよ~」と。とてもおいしいハッサクです。
 

環境を大切に考える「あくるまち・京都」のブースでは、アンケートに応えてくじ引きを。
「3等だって~」
くじ引きは、はずれなしで、1等から3等まで。「ボールペンどうぞ~」と。「ホントは手ぬぐい欲しかったのにはずれちゃった~」

会場には、ランナー用の最新のグッズもいろいろ販売されています。
 

3階には、お茶席やいろいろな産品が食べられる「おもてなし屋台」が、訪れる人をおもてなし(有料)。
 
「ほたての炭焼き・・・おいしそう・・・」

「京都マラソン」が開催されたのは、2012年3月11日です。そう東日本大震災があった翌年で、ミモロはその日を忘れません。今も、東日本復興支援するブースが設けられています。
「これ買おう」
ミモロは、必ず何か買うようにしています。「みんなもたくさん買ってね~」とミモロ。

さて、多くのランナーが参加するマラソン。コンディションが悪くなった人のために「京都市消防局」では、AEDと心肺蘇生の体験ができるブースを設置。「ミモロ、この訓練前に、消防署で受けてるんです」と。さっそく人形で…
 
「わ~すごい…やったことあるんだ~」と、消防士さんは、ミモロの手際のよさにビックリ。
「みんな、元気に完走できるといいですね~」「そうですね。それが一番ですから…」

19日は、京都各所で、交通規制がしかれます。マイカーでの移動は極力避けて…。
「西京極総合運動公園」からの一般のスタートは。9時から。「平安神宮」のフィニッシュ地点に最後尾ランナーの到着は15時ごろを予定しています。

「どうぞ、ランナーのみなさん、がんばってくださいね~ミモロも応援してま~す」
 

「みやこめっせ」での応援イベントは、18日10:30~19:00(最終入場)で。誰でも入場できます。
ほかにもたくさん楽しいブースが…。トークショーなども行われます。

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昭和4年創業「串かつ だるま」の通天閣店。大阪の人に愛される味。ソースの2度つけ禁止

2017-02-17 | グルメ

「通天閣」を楽しんだミモロ。「お腹空いた~」と言い出しました。「やっぱり大阪らしいもの食べたいね~」と、ふと見ると「通天閣」の向かい側に串カツのお店があります。「ここにする~」とミモロ。
 
「これいいんじゃない?」と、店先のメニューをチェックしてお店の中に入ります。


お昼を過ぎた時間ながら、店内は、人がいっぱい。「あの~ひとりですけど…いいですか?」と恐る恐るお店の方に。
京都のお店とは、雰囲気と勢いが違います。グズグズしてると、相手にされない感じです。
「はい、こっち」とお店の方に、カウンター席を指示されます。

「はい、なんにしますか?」と即座に聞かれたミモロ。「あの~ムニャムニャ」と、いつものように迷っているとお店の人はほかの席のお客様のところへ移動してしまいました。
 
「早く決めなくちゃ~」と、ミモロは、壁に貼られたお品書きを見たり・・・「でも頼み方よくわかんない~」と。
「あの~セットだといろいろ食べれてお得ですよ」と、お店の人がアドバイス。「あ、それじゃ、それお願いします」と。


ここ「串かつ だるま」は、昭和4年新世界に創業。以来、大阪の人たちに愛され続けているお店。
オリジナルのソースや、きめ細やかな衣、さっくり揚がるヘッド油など、子供からお年寄りまで美味しくいただける、軽やかな味わいの串かつです。

「結構みんな昼間からビール飲んで、串カツ食べるんだ~」と周囲の人たちを眺めて…。

「あの~ミモロ、こういうとこ初めてなんです~」と、スッキリした感じのお兄さんに話しかけます。
「あ、そう・・・」と、忙しそうなお兄さん。
「京都みたいに、話し相手になってくれない…」と、ちょっと寂しそうなミモロです。

次々に注文の品を揚げてゆく手際のよさ。「あれ、ミモロのかなぁ~」とお兄さんの様子を見つめます。


「はい、これどうぞ~」とミモロの前に、セットの一品「どて焼」とキャベツが運ばれました。
「これどうやって食べるのかな…」と、ざく切りのキャベツを前に…。

キャベツは、お箸を使わず、手で食べるのが、ここの流儀。ミモロ、おしぼりでよく手を拭いて・・・「うん」

ネギがたっぷりかかった「どて焼」は、牛すじ肉、こんにゃく、大根などをじっくり煮込んだもの。ビールが進む一品です。
「美味しいね~。ホント、ビールに合いそう…」でもミモロは、ジンジャエールを飲んでいました。残念…

しばらくして、「はい、串カツです」と串にささった品々は、一口で、食べられるもの。
 
エビ、つくね、うずら卵、ウィンナー、豚勝つ、アスパラなど人気の品がずらり。

ミモロ、気を付けて・・・「え?なに?」
店には「ソース2度つけ禁止」の貼り紙。「あ、そうだった~」
一度、お皿にのせたカツをソースに戻すことはできません。なんでも初めにたっぷりつけるのがコツだとか。

「これにしよう・・・ヨイショ」
串を持ち上げて、ソースの入れものへ運びます。
「あ、泳いでる…つけすぎちゃったかな~」


串カツを食べながら、ときどきキャベツをムシャムシャと…。

10本ほどの串カツとどて焼でお腹はいっぱいに。ミモロが注文したセットは、1300円の一番小さなセットでした。

「う~お腹いっぱい…」とレジへ。
「あ、お兄さんだ~」「美味しかった?」と優しい笑顔で…
「はい、大阪で串カツ初めて食べたの…すごく美味しかったで~す」とミモロ。このお店ですでに5年ほど串カツを揚げているそう。薄めの衣、からりと揚げる技を習得するには、それなりの修業が必要。
「やさしいお兄さんだったんだ~」と、初め話しかけるのをはばかられた雰囲気。それは串カツを揚げるのに集中していたから…。「プロだね~」とミモロ。

「またおいでね~」と、出口まで見送ってくれました。
「はい、またね~」と手を振ってお別れしたミモロです。


さぁ、京都に帰りましょ。そろそろ陽射しも傾いてきました。


ミモロは、地下鉄堺町線の「恵美須町駅」から、「北浜駅」で、京阪電車に乗り換えて京都へと戻りました。
大阪は、ミモロにとってワンダーランド。知らないことだらけの町。
「また、大阪行こうね~」。お腹いっぱいのミモロは、帰りの電車で、すっかり眠り込んでいました。

「住吉大社」「今宮戎神社」「通天閣」と1日で回ったミモロでした。

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大阪の人々の心意気で再建された2代目の「通天閣」。初代のモデルは、パリのエッフェル塔

2017-02-16 | 国内旅行

「大阪に来たから、やっぱり1度は行かなくちゃ~」と、ミモロが向かったのは、大阪のシンボル「通天閣」です。
 恵美須町駅の近くから続く商店街を通って塔の下に進みます。
「なんか人通りの少ない商店街だね~。今日はお休みなのかな?」と思うほど、営業しているお店が少ない商店街。でもきっと夜になると、人でにぎわうのでは…。

 「通天閣」の真下に到着。上を見上げると、美しい天井画が。「こんなのあるんだ~」と見上げるミモロ。これは初代の「通天閣」にあったものを復元した天井画です。現在の「通天閣」は、2代目に当たります。

「ところで、どこから入るんだろ?」階段やエレベーターを使い、建物の中をあちこち通ります。
途中には、お土産ものやお菓子を売るお店がいっぱい。

やっと展望台入口に到着。入場券を買って、そこからエレベーターで上に…
「あ、ビリケンさん・・・」エレベーターの天井に星やビリケンさんが浮かび上がり、それを見ながら上へ。

エレベーターのドアが開くと、そこには、大阪の町の景色がバ~っと広がりました。
 
「あれ、あべのハルカスだ~。あそこ、天王寺動物園、それから大阪城も見える…」と眼下の景色を眺めます。でも、ミモロは、大阪の町を知らないので、ほかにどんな建物があるかよくわかりません。
「あっちの方が京都・・・?京都タワー見えないね~」とはるか彼方を眺めますが、京都までは見えません。


「通天閣」は高さ100メートル。「京都タワーと同じだ~」とミモロ。
でも、その歴史は、明治にまでさかのぼります。

初代「通天閣」ができたのは、明治45年(1912)のこと、明治36年に開催された第5回内国官業博覧会の会場の跡地に、遊園地の「ルナパーク」と共に建設された、まさに日本のアミューズメントパークの先駆けで、その中心的存在だったのです。

ちなみに、第4回内国官業博覧会は、京都の岡崎エリアで開催され、「平安神宮」が創建されました。

さて、初代「通天閣」は、パリのエッフェル塔をモデルに作られ、塔の下には、凱旋門を模した建物もありました。
初代の塔の高さは75メートル。でも当時としては、日本1の高さでした。
 


さて、現在の「通天閣」の展望台は、ビリケン神殿と呼ばれる黄金のフロア。幸運の神様のビリケンさんが迎えてくれます。
ビリケンさんが生まれたのは、明治41年。作者は、アメリカの女性アーティスト、フローレンス・ブリッツです。日本には、翌年から輸入され、当時の大阪では、商売繁盛のマスコットとして人気を博したそう。
「わ~なんか今のキャラクターみたいだね~」とミモロ。
現在のビリケンさんは、三代目です。

足の裏を撫でると幸運になるそう。「やってみよう~こちょこちょ・・・」とミモロもくすぐってみました。

展望台は、その御殿ですから、金ピカのまばゆい内装。いろいろなものが金色に輝いています。
「すごいゴミ箱もゴールド!」とビックリ。

幸運を招くビリケンさん。ここでは、さらなるご利益を願うのか、「七福神」の姿の像も。
  

「すごい~夢をかなえるゾウもいるよ~」とミモロがすり寄ったのは、ヒンドウー教の守護神の象をモデルにしたもの。「夢をかなえるぞ~っていうシャレもはいってるんだ~」 


「さすが大阪・・・金ピカ好きなんだ・・・」とミモロ。でも、なんとなく楽しい気分に…

さぁ、そろそろ下へ降りましょう。「あ、階段もあるよ~」
 
そばには、途中で引き返せないので、足に自信のある人のみ・・・という表示が。
「やっぱりエレベーターにする…」と、ミモロ。よかった~どれくらい時間かかるかわかんないもの…降りるのに。

3階部分は、昔の様子を再現したジオラマがあります。
 

初代の通天閣には隣接する「ルナパーク」という遊園地がありました。
「え~ルナパークってアメリカにあるよね~」とミモロ。そう、最初にこの名前がついた遊園地は、ニューヨークの自由の女神像のそばにあるコニ―アイランドです。この名前の遊園地は、世界中にあり、世界最初の遊園地チェーンです。それを参考に作られた遊園地で、アトラクションもいろいろ。

「わ~なんかディズニーランドみたい~」。そうね・・・大阪は、「新世界ルナパーク」と呼ばれました。

大人も大勢楽しんだ、まさに大阪人憧れのハイカラな場所が、この「通天閣」と「ルナパーク」の新世界エリアだったのです。

「ルナパーク」は、大正14年にその営業を停止。

初代の「通天閣」は、昭和18年に下にあった映画館が炎上、解体されることに。その塔の鉄は、当時、戦時下にあったことから、供出されます。

2代目が生まれたのは昭和31年。大阪にシンボルが欲しいという地元の人の出資などにより、再建されます。設計は、東京タワーと同じ、内藤多仲。鉄骨建造物を得意とし、全国に電波塔など70基を手掛けています。
「へぇ~東京タワーと通天閣って兄弟なんだ~」とミモロ。

まさに大阪の人々の心意気の象徴。それが「通天閣」なのです。



「通天閣」にあったグリコのステージで遊ぶミモロ「やっぱりグリコは、大阪だよね~」
ここには、「通天閣限定」のお土産ものやお菓子がいっぱい。
外国人観光客も多く訪れる、大阪を代表する観光名所のひとつです。





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阪堺電気軌道で行く、大阪の今宮戎神社。十日戎には、100万人を超す参拝者が

2017-02-15 | 国内旅行

大阪「住吉大社」に参拝したミモロは、神社の鳥居のすぐそばにある停留所へ。
「これ路面電車かな~」と車が通る大きな道路に敷かれた線路・・・高さ30センチほどのホームに上がります。
「あの~今宮戎神社に行きたいんですけど、これに乗ればいいんですか?」とそこにいたキラキラのネックレスやラメのいっぱい散りばめられた華やかなジャージ姿のカップルに聞きます。サングラスをちょっとずらして、ミモロを見たお兄さんは、「そうや、ここでええ~」と。「ありがとうございます」とミモロは、小さな声でお礼を…。

しばらくして・・・「あ、電車来た~」と、ミモロは、乗ろうとホーム乗車位置へ進みます。
「あかん、それと違う。別のとこ行きやから、乗ったらあかん」と先ほどのお兄さんが、乗ろうとするミモロを押しとどめます。「え~これじゃないの…」と、呆然とするミモロ。それは、天王寺に行く電車。ミモロが目指す「今宮戎神社には、恵美須町行でした。「ありがとうございます・・・よかった、乗らなくて・・・」とお兄さんに微笑むミモロ。お兄さんもサングラスの向こうから、やさしくミモロを見ていました。「シャイなおにいさんなんだ~」とひそかに思ったミモロです。

それから間もなく、もう1台電車が…「あれ・・・?」とミモロは、お兄さんを見ると、「そうや、あれ・・・」と。
 1両の電車は、「なんか嵐電に似てる…」と…。ワンマンの電車です。
車の往来の激しい道を走る電車。
ミモロは、窓の外の景色に夢中です。

「あ、あれが通天閣だ~」大阪のシンボルのひとつ「通天閣」が、見えてきました。
「あとで、行ってみよう…」と。

ターミナル駅「恵美須町駅」に到着した電車。「なんかレトロな雰囲気の駅・・・」


さて、この電車は、「阪堺電気軌道」という電車で、明治時代に開業した大阪でも歴史ある路線です。
今宮戎神社と住吉大社の間を結ぶと共に、明治45年にできた「通天閣」を中心にしたアミューズメントエリアへも人々を運ぶ電車です。現在は、南海電鉄の傘下に。明治から大阪の人々が盛んに利用した電車なのです。

「大阪の歴史と地理ってよくわかんない…」と、大阪にあまりなじみのないミモロ。「もっといろいろ知りたいね~」と思っています。


「恵美須町駅」で降りたミモロは、「今宮戎神社」に参拝したいと、駅のまわりをウロウロ。
「あの~今宮戎神社ってどこですか?」と、町のタバコ屋さんで尋ねます。「お詣りするん?ここ真っすぐ行ったら、わかると思うわ~」と、お店のおばさん。「ありがとうございま~す」とミモロ。「あんた、どっから来たん?」と。「あの~京都です。でも生まれは東京・・・」と、余分な情報も伝えます。「すぐわかるわ~行けば・・・」と。
ミモロは、大きな通り沿いに進みます。

今は、スマホのナビで行先をチェックして、ナビが教えてくれます。でも、「ナビでチェックするより、人に聞いた方が速い」というミモロ。「それに教えてくれた人とコミュニケーション楽しいもの・・・」と。

それから5分ほどで「今宮戎神社」に到着しました。
 
ここにミモロがお詣りしたかったのは、京都の八坂神社にある「祇園蛭子社」によると、「大阪の今宮戎神社のえべっさんは、八坂神社の氏子が今宮に移り住んだとき、祇園の「えべっさん」をその地にお祀りしたことに始まります」というお話を聞いていたから。毎年、祇園祭、大晦日には、今宮戎神社から神職たちが八坂神社へと訪れるます。また、十日戎の折は、八坂神社から今宮戎神社に、ご神水を持参しています。
「京都と繋がり深いんだよね~」と。

毎年、十日戎には、三日間で100万人を超す、大勢の参拝客でにぎわう境内。今は誰もいない静かさが・・・。

神社の説明書によると、そもそもこの神社の起源は古く、聖徳太子が四天王寺を建立したとき、その鎮護としてお祀りされたのが始まりと、神社の説明書きに…。
昔は、ここら辺は、海で、漁業の守り神として崇敬されていたのだそう。

「う~京都のえべっさんのお話どこにも出てこないね~ここじゃないのかな~」とミモロ。いえ、ここです。
詳しいことを、尋ねたくても、だれもいない感じで、その疑問はわからぬまま。

「まぁいいや~ともかくお詣りしよう…」とアバウトなミモロは、本殿へ、
 
大阪の町中の神社の多くは、京都のように鎮守の森がありません。ここもビルの谷間にある感じ。
大阪の多くの歴史的建造物は、戦時中の空襲でほとんが焼失し、建物の多くは、戦後復興されたもの。大きな木が少ないのも、燃えたり、戦後の復興で伐採されたりしたのです。
「大阪も、戦争中、たくさんの人が亡くなったんだよね・・・」

京都以上に古い歴史のある大阪ですが、戦争により、その姿は大きく変わってしまったといえます。
「ホント、京都が空襲受けてたら、今の姿はなかったね~」とつくづく思うミモロ。

今は、ひっそりとした神社には、えびす様にちなんだお守りやお札が社務所に…。
 

「今度、一度ここの十日戎にもお詣りしたね~」と思うミモロでした。


「さぁ、通天閣行こう~」と、ミモロは、一度は行ってみたかった「通天閣」へと向かいました。



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大阪「住吉大社」の「初辰まいり」。いよいよ4社めへ。「みのりまいり」も籾種がご神米に

2017-02-14 | 奈良、近畿

毎月、初めての辰の日に行われる「初辰まいり」。ミモロは、その日に授与される小さな「招き猫」が欲しくて、京都から大阪「住吉大社」へ出かけました。

「住吉大社」の4つの社「種貸社」「楠珺社」「浅沢社」そして「大歳社」を廻ります。

2つの社を参拝したミモロ。残る社へと向かいます。
「こっちだって~」
「浅沢社」と「大歳社」は、境内から少し離れた住宅地の中にあります。
ミモロは、「住吉大社」から出て、住宅地の道をトコトコと…。

「ここだ~」 
「浅沢社」は、周囲を菖蒲池が囲む小さな社です。ご祭神は、市杵島姫命という芸事や美容にご利益がある神様。
「住吉大社に参拝したら、女性は必ずお参りするのが習わしなんだって~」とミモロも、真剣にお詣りしました。

「ここはお詣りだけだって~次の社に行かなくちゃ~」と、そこから少し離れた「大歳社」へと進みます。
 

「ここかな~?」 
ここでご祈祷を受けると「大」と書かれた小さなお守り石がいただけるそう。それは集金のご利益が…。

境内には、お願いを占う「おもかる石」のある「おいとしぼし社」があり、そちらにも参拝することに。
  
社の前に置かれた丸い石。それを参拝者は、願い事を思いながら、持ち上げます。「軽く感じたら、もうすぐお願いかなうんだって~重いと、まだ時間かかるみたい…」
ミモロも心に願い事を思い、石を持ち上げます。
「う~びくともしない・・・・」ミモロの力では、とても動かすことさえできません。「う~願い事だめなのかな~」とションボリ。
待って、いっしょに持ち上げましょ・・・「わ~上がった~」。そう、きっとミモロのお願いごとは、ひとりの力では達成できず、ほかの人と力を合わせて叶うことかもしれません。 なにお願いしたの?「え~ナイショ・・・」


さぁ、これで「初辰まいり」は終了です。
「あ、みのりまいりの稲穂だして~。お米に交換してもらわなくちゃ~」と、巫女さんのいるとこへ。
「あの~これ交換してください」「はい、どうぞ~」


「種貸社」で籾種。それを「楠珺社」で稲穂に。そして「大歳社」で、ご神米にしていただきます。
   
「わらしべ長者みたいなお詣り」というミモロ。商売繁盛・家内安全のご利益がいただけるお詣りです。

「わ~お米になった~」と、達成感からか、すごくうれしそうなミモロです。

「あの~その髪飾りすごく素敵~」と巫女さんの髪飾りに見惚れます。
「白鷺と松」のデザインです。「住吉大社」では、巫女さんと呼ばず、「神楽女」(かぐらめ)と呼び、伝統ある神楽舞を奉納するお役目も。御神木の松と、神様のお使いの白鷺をかたどっている飾りです。

「初辰まいりとみのりまいり、できたよ~」と、満足そうなミモロ。神様のご利益も頂けそうです。


「また、お詣りしようね~。まだまだ知らないこといっぱいあるから…」と。歴史ある「住吉大社」、そこには、長らく大阪の人々を守り導く神様のお力があふれます。


3月の初辰の日は、3月6日(月曜日)です、5月5日は、初辰大祭が行われ、ご利益は倍増。
ぜひ、訪れてはいかがでしょ。


さて、「みのりまいり」でいただいた「ご神米」は、いいことが倍増するという「一粒万倍日」にご飯に混ぜて炊き上げます。
2月の「一粒万倍日」を待って、ミモロは、ご飯を炊くことに・・・
もちろん「楠珺社」で求めた福を盛る「猫の手しゃもじ」も…

「わ~おいしそうに炊けたね~」と「猫の手しゃもじ」で、ご飯をお茶碗に盛って、いただきました。
「福たくさん盛って、体の中に入れなくちゃ~。ヨイショ・・・」作業する手にも気合いがこもるミモロでした。


 



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