ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

女性の守り神として人気。商売繁盛のご利益も「市比賣神社」

2018-01-06 | パワースポット

今年のお正月は、東京のお友達と一緒。そこでミモロは、京都らしいお正月を楽しんでもらおうと、大晦日から案内しています。元旦に向かったのは、「松尾大社」そして、もうひとつ五条大橋のそばにある「市比賣神社」です。
「ここだよ~」
「あれ?マンションの中にあるの?」とお友達。「違うよ~マンションの奥に神社があるの」とミモロ。
神社入口の門の上は、マンションになっていて、夜は、その門が閉じられるのです。

「女人厄除祈願所って書いているよ~。女性のための神社なの?」と東京のお友達。「うん、ご祭神は、みんな女性の神様だから、女性のことよくわかってるんじゃないの」とミモロ。ご祭神は、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)をはじめ、5人の女神さまが鎮座していらっしゃるのです。

でもそもそもこの神社は、その名前の文字から推察できるように平安時代に京都の市場の守護神として、当時左大臣だった藤原冬嗣公が祀られたと伝えられます。そして秀吉により現在の場所に移転されたのだとか。
「だから商売繁盛のご利益もあるんだよ」とミモロ。

まずは、手水でお清めを…

そのそばに「なんかモダンなオブジェがある~」とお友達。
「これオブジェじゃないの!これカードの神様をお祀りしてるとこ」とミモロ。
なんでもこの神社は、市場の守護神として市場に祀られていた時代、市場に入る人の鑑札を発行していたそう。それに由来し、現在は、カードへの感謝を行う神社になっているのです。「ここには、カード型お守りもあるんだよ」と説明。

さぁ、本殿に参拝しましょ。
「今年もどうぞお守りください~」と女の子のミモロは、真剣に祈ります。

「これ天之真名井(あめのまない)っていう洛陽の名水のひとつなの」とひしゃくで水をちょっと飲みます。

その井戸のそばには、赤い小さなお人形がいっぱい。

「これ姫みくじっていうの。中におみくじが入っていて、その後、ボディにお願いごと書いて納めるんだよ」と。

「あ、そうなんだ~。どこでおみくじ買えるの?」とお友達、「あっちの社務所」とミモロはお友達を案内します。

「こんにちは~。前にも伺ったミモロです」と挨拶。「はい、いらっしゃい」
「ここにあるよ」

そしてこの神社で有名なのが「おとう鈴」というトイレのお守りです。
昔、トイレは、家や建物の東にあって、寺では「東司」と書かれているのがトイレです。なんでも宮中では今もトイレを「おとう」と呼ぶとか。トイレは、御不浄ともいわれていた時代が長くありました。今は、明るくて、温かくて、ときどきお父さんが個室替わりに本を持ち込みのんびりする快適な場所ですが、汲み取りの時代は、臭いなどから家の母屋から離れた場所にあり、行くのが怖いというものでした。そこ清潔にたもつことが運気アップのポイントと風水でも言われています。
「トイレの神様って歌もあったよね~」とミモロ。

この「おとう鈴」は、清らかな音色で不浄を清める鈴。トイレの中に飾ります。

「いろんなお守りがあるね~」とお友達。京都のお寺や神社には、それぞれ特徴的なお守りなどが多く、それを参拝後いただくのも楽しみのひとつです。

「ここには、破魔矢もあるんだ~」とその書き方を学ぶミモロ。絵馬も用意されています。
 

「ところで御朱印は?どこ?」と今や大人気の御朱印。それは神社からちょっと離れた河原町通沿いでいただけます。


「御朱印は、参拝者の印だから、参拝しないきゃダメだよ」とミモロ。
実は、最近は、御朱印集めに夢中で、参拝しない人も目立ちます。
神社やお寺では、御朱印を求める人の長い列が…。「ここ何年か、御朱印ブームなんだよね~」と、御朱印集めをしていないミモロ。

御朱印は、神社もお寺も1つ300円というのが相場。20ページ綴りの御朱印帳をいっぱいにすると、6000円かかります。
でもこの御朱印ブームは、お寺や神社にとってはとてもありがたく、その収益で、修復などが盛んに行われるようになりました。拝観料を取らない神社やお寺にとって、おみくじとお守り、そして御朱印は、大切な収入源。「お賽銭10円だと、1万人参拝者があっても10万円にしかならないもの」

「御朱印ブーム、ずっと続くといいね~」とミモロ。きっとお寺や神社もそう祈っていることでしょう。

*「市比賣神社」の詳しい情報はホームページから




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手軽なイートインスペースや免税店も「京都 時代祭館 十二十二(トニトニ)」

2018-01-05 | 京都

昨年暮れに「平安神宮」の西にオープンした「京都 時代祭館 十二十二(トニトニ)」。お土産にピッタリの京都らしいお菓子や食べ物、雑貨などが豊富に揃う場所。それに加えて、気軽に楽しめるカレーやたこ焼き、うどんなど食べ物もいろいろあるのです。

 
「なんかいい匂いがする~」とミモロは、フードスペースの探検に。

「ここなんのお店?」とミモロが足を止めたのは、まるでなにかの実験室のような雰囲気のお店です。
その名も「BRAND NEW LABORATORY KOUZI」という京の食材を使ったテイクアウトのお店。でも一角に食べられるスペースもあります。
 「なんか不思議なお店~」とミモロ。
揚げ湯葉や最中など、ちょっと食べてみたいと思うものが並びます。
 

「見たことない食べ物もいろいろあるね~」と興味津々のミモロです。ローストビーフやうどんのお店やしゃれたカフェのような日本茶を味わえるショップなどもあります。
  

「あ、おいなりさん・・・」ここ特製の限定の「神宮いなり」です。これは「錦 元蔵」というお店で。
 
「大きな揚げの中におうどんが入ってるんだって~」これは「神宮うどん」というもの。
お店の奥は、串揚げやたこ焼きもあり、まるで屋台のような雰囲気が楽しめます。


さて、2階はというと・・・そこは「京都四季堂本舗」という免税店です。
 
化粧品、薬をはじめ、ファッショングッズ、日本酒、電化製品など中国人観光客が好きそうなものがいっぱい。
 
「免税には、ならないけど、日本人でも買えるんだって~」この一角では、茶道体験も行われているそう。

実は、この建物の西側には、大型観光バスが駐車するスペースが広がっています。「平安神宮」に参拝に訪れる観光客が、参拝後、自由時間で、お買い物や食事が楽しめる場所として生まれた場所と言えます。

おそらく修学旅行や日本の団体旅行の人たちも利用することが期待される複合施設なのです。

ただ気になるのは、「平安神宮」が開門している時間しか人が、このあたりにはいないということ。つまり夕方の17時前には、お正月でも館内には、観光客がグッと減っています。営業時間内の来場者の波がかなりあるというのは、お店の人には、ちょっと厳しいことかも。

「でも、昼間に、いっぱい人が来れば、お店繁盛するでしょ。桜の時期とか、すごい人になるんじゃないの?」とミモロ。
そう、観光客や参拝者にはうれしい施設という感じ。でも、将来は、新たな施設もオープンされるとの情報も…。


地元の人なら、お土産買うのに、京都駅や町中に出なくても済む・・・という利点が。

営業は、通常10:00~18:00 無休です。
ゆっくり見るなら、夕方が狙い目。グッと人出が減るので「試食たくさんできるかも…」とミモロ。

また「ロームシアター京都」の南側になるので、そこに行く前に軽い食事をするのに便利かもしれません。

「「平安神宮」に行くのが楽しうなったね~。参拝の帰りになんか食べられるもの・・・」とミモロ。

ともかく、すてきな新しい施設ができたことは、うれしいことです。


*「京都時代祭館 十二十二(トニトニ)」




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「京都 時代祭館 十二十二(トニトニ)」。美味しいものいっぱいの新しい観光スポット

2018-01-04 | 京都

昨年の暮れ、12月20日に「平安神宮」の西に完成した「京都 時代祭館 十二十二(トニトニ)」は、京都三大祭のひとつ10月22日に行われる「時代祭」を体感できる施設としてオープンした「情報発信型の文化商業施設」です。
 
「十二十二(トニトニ)って、十月二十二日の時代祭の日を覚えてもらうように名付けたんだって~」とミモロ。

「平安神宮」への参拝の時に、ぜひ寄りたい場所の誕生です。「さぁ、入ろう~」
 
「わ~いろんなもの売ってる~」ここには、京都で人気のお土産などがいろいろあって、ここに来ればお土産がすぐに見つかります。

さて、「時代祭館」ということで、館内には、時代風俗行列をテーマにした映像などが展開されています。
 
「あれ?時代祭って床に書いてある」と不思議そうなミモロ。この文字は、天井の提灯から投影されたもの。
館内のあかりは、京都の提灯の老舗「小菱屋 忠兵衛」の職人さんたちが手掛けたものです。

では、館内を見てみましょう。
まずミモロが訪れたのは、「京名物のれん会」という漬物、お茶、和菓子などの老舗が揃うところです。
「こんにちは~」
「あの~ミモロ、京都のいろいろなことご紹介しているリポーターなんです」と自己紹介。実は、ミモロは、ちゃんと取材用のパスをいただいていたのでした。「どうぞ、いろいろ見てくださいね~」とそれぞれの店長さん。
 
「ホント、ここに来たらお土産すぐ揃っちゃうね~」と。
 

そこを見て回ったミモロは、「あれ~なんかおいしそうなものがある~」と向かい側に移動。
 
「イタリアンジェラート専門店のミルキッシモ」というショップです。「はい、試食どうぞ~」「あ~ん」と遠慮なく。「美味しい~」とミモロ。

「ここは、なんのお店?アイスクリームのバーみたい~」と次は、「京生麩のお店 MANAFU]です。
 

「これもかわいい~」と足をとめたのは、可愛らしいお菓子の前。「KYOTO BEUTY]というお店。

「どうぞご試食ください~」「え?いいんですか?あ~ん」とまた試食を。
ミモロが試食したのは「京娘もち肌どら焼き」というモチモチした食感が新しいどら焼きです。

この「十二十二(トニトニ)」のショップには、新しいブランドが多いのも特徴のひとつ。
「あれ?これ盆栽?なんでここで売ってるの?」と首をかしげるミモロです。
 
「パティスリー エン」というショップで、実は、これ盆栽風のティラミスです。
「え~そうなんだ~」
 
陶器の植木鉢のような器には、クリーミーなティラミスが。その上に、苔を模した抹茶と石を模したナッツ、土を模したチョコレートパウダーなどが、まるで庭園のように配置されています。「あの~この木はなんですか?」とミモロ。「それは、特別のローズマリーです」とお店の方。「これお土産にしたら、きっともらった人、驚くかもね~」と思うスイーツです。

「これもおいしそうだよ~」というのは、京都のとうふ屋さんの2代目が手掛けた豆乳などを使ったお菓子のお店「あまいもん久在屋」です。「これ豆乳でできてるの?なんかヘルシー」
 


「あ、このお店知ってる~」というのは、独特のカステラで有名な「然花抄院(ぜんかしょういん)」です。
 
「平安神宮の鳥居のパッケージのがある~」と。そう、「十二十二(トニトニ)」では、ここだけの限定の品も多く、それを見つけるのも楽しみです。


「この和菓子も美味しそうだよ~」と駆け寄ったのは、美しい和菓子?いいえ、「落雁さぼん」です。
 
「これ、石鹸なんですよ~さわってみて~」と「え~本物のお菓子みたい~食べるとこだった~」とビックリ。
「ブチュ~」
元々金沢のお店で、ここオリジナルの品も並びます。

「ホント、いろんなお店があるね~」


「クンクン、なんかいい匂いがする~」ここにはイートインやお手軽なフードショップやカフェなどもあるのです。
「お腹空いた~」とミモロ。じゃ、そっちにも行ってみましょう。

*「京都時代祭館 十二十二(トニトニ)」の詳しい情報はホームページから


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2018年の「松尾大社」へ初詣。今年の運試しの「タル占い」や「福引き」に挑戦

2018-01-03 | 祭事・神事・風習

「あけましておめでとうございます!」と元旦の朝、ミモロは、晴れ着でお雑煮をいただきました。
「今年は、なんか豪華だね~」
昨年の年の暮れにお友達から頂いたカニを丸ごと入れた「カニ雑煮」です。「だしが出てて美味しい~」と新年そうそう大満足。「なんかいいこといっぱいある年になるね~キット・・・」


さて、初詣にお友達と向かったのは、京都の西に位置する「松尾大社」です。ここへの初詣は、3回目になります。
 
「松尾大社」は、お酒の神様と言われ、日本全国の酒造メーカーや蔵元に深く崇敬されている神社です。

境内には、全国から届けられたお酒の樽や一升瓶が置かれています。「どこだ~」とミモロは、酒樽に・・・
 

2018年のお正月の主役は干支の戌。大きな絵馬が迎えます。「あれ?本物のワンコも参拝してる~」
 

本殿前は、大勢の参拝者が、大きな賽銭箱に向かい、お賽銭を投げ入れます。
ミモロも、参拝者にもみくちゃにされながら、なんとか参拝を済ませました。

さて、ミモロがここに東京からのお友達を案内したのは、「ここって運試しがいろいろできて楽しいよ~」という理由から。その一つが、「タル占い」です。
正面のタルに向かって矢を放ち、中心に命中すると、お守りがいただけます。ミモロは、以前やったことがあって、見事、2回とも命中し、お守りをゲットしたのでした。「今年も頑張る~」とやる気十分なミモロです。
まずは、お友達がトライ「そう、真中狙うんだよ~」と経験者のミモロは、そばでアドバイス。
カ~ンと2本目の矢が、見事センターに命中。そしてもう一人のお友達も、タルの内側に命中し、二人ともお守りをゲットしました。いよいよ経験者ミモロの番。「命中させるぞ~!」と力を込めて弓を弾きます。
ポトン・・・あれ?2本とも、タルを外してしまいました。
「はい、残念…これどうぞ~」と渡されたのは、小さな銭亀です。
お友達は、お守りを…。「わ~3種類、みんな揃ったわね~」とお友達の慰めの言葉。
「わ~ん」
「ミモロもお守り欲しかったのに~」と新年早々うなだれるミモロです。「ミモロちゃんって、結構負けず嫌いなんだね~」とお友達。「そう・・・そんなことないよ~。ミモロ、銭亀好きだもん・・・」と。う~やっぱり負けず嫌いかも。

気分を一新するために、ミモロたちは、「松尾大社」の神山に近い滝に参拝します。
 

「ミモロ、福引きしたい~」と、再び、本殿そばのテントへ。
「福引したいんですけど~」とミモロ。そこでは、自転車など豪華賞品が当たる福引が行われています。500円納めると、干支のお守りがいただけて、そこに福引券が付いているのです。
 
「はい、1回、くじ引いてください」「はい、どれにしようかな~」と真剣にくじを見つめるミモロです。
「これにしよう!」と1枚引きます。
「アシスト自転車当たりますように~」と祈りながらくじを開けると…「はい、残念…でも、好きなお菓子どうぞ~」と言われ、ミモロは、ゴマの飴をもらいました。

「美味しいよ~」と飴をなめるミモロ。お友達にも「はい、どうぞ~」と。自転車じゃなかったけど、飴をもらって嬉しそう・・・。

ミモロの運試しは、大成功とは行きませんでしたが、なんか楽しいひと時でした。「楽しかったね~」とゲットしたお守りを嬉しそうに眺めるお友達を見ると、「よかったね~」と、ミモロも笑顔になりました。

「お友達、松尾大社初めてだったんだって~。ここに来てよかった~」と、案内役のミモロは、その様子を見て、ホッとしました。

   さぁ、次はどこにお詣りに行きましょうか?


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「百万遍知恩寺」での開催された、茶人ランディー・チャネル宗榮さんの「除夜茶会」へ

2018-01-02 | 体験

大晦日の夜、ミモロは、「あ、もう行かなくちゃ~」と、「紅白歌合戦」の途中で、急いでコートと帽子を身に着けて「百万遍知恩寺」に向かいました。境内に到着すると灯りがともる建物へ走ります。
「間に合うかな~」と息を弾ませ向かったのは、茶人ランディー・チャネル宗榮さんの「除夜茶会」です。
 
「こんばんわ~。まだ、大丈夫ですか?」とミモロは、玄関に入るなり受付に声を掛けます。
「ミモロちゃん、いらっしゃいませ。まだ大丈夫ですよ~。走って来てくれたんだ~。どうぞ上って、ちょっとお待ちください」と、ミモロのお友達の栗山さんが迎えてくれました。
「よかった~」
ミモロは、受付で1500円納め、お茶席に入る券をもらいました。

待合のお部屋で、コートと帽子を脱いで、お茶席にはいる準備をして待っていると、「どうぞ、こちらへ」と案内されました。

「わ~素敵~」「除夜茶会」のお席は、お座敷に和蝋燭が灯され、なんとも素敵な雰囲気です。

そしてミモロは、並べられた椅子の一番前に座ることに・・・。「どうしよう。ミモロ、お正客になっちゃった~」。でも、何度かお茶席経験のあるミモロは、落ち着いています。

いよいよお茶会が始まりました。お茶会の趣向は、穏やかな年を迎えることを願うもの。

お点前が始まり、じっと見つめるミモロです。
  
「お菓子をどうぞ~」と促され、いただくのは薯蕷饅頭です。絵馬の形に象られた饅頭には、2018年の干支の戌の焼き印が…。
「いただきま~す」

お菓子をいただき終わると、お抹茶がミモロの前へ。
「頂戴いたします」
と、ミモロは、お薄をいただきます。スッキリとした味わいのお茶は、ランディーさんのオリジナルのお抹茶だそう。
「美味しいかったです」といい、飲み干すと、次は、お茶碗の拝見を…。ミモロの所作を見ていた方から「かわいい~」との声が。

「ミモロちゃん、楽しんでいただけましたか?」お点前が終わると、ランディーさんがミモロに声を掛けてくださいました。「はい、すごく素敵な体験させていただきました。感激です」とお返事を。

お道具などがよく見えるように、部屋に電気を付けてくださいました。
お道具やお軸を拝見
「布袋様の柄の茶器・・・お茶碗には瓢箪が付いてる~新年を迎えるのにふさわしいおめでたいものばかり~」と、その趣向を楽しみます。

床の間には、水引のついた炭が置かれています。「これは、五山の送り火の大文字の炭です」との説明。
「え~こんなに大きな炭見たことない!」とミモロ。以前、ミモロが拾ったのは、大きくてもビー玉くらいのサイズでした。

そしてその両脇には、酉と戌が、年の移り変わりを物語っています。
  

お茶席を後にし、再び身支度をすると、「あの~さっき飲んだお茶いただけますか?お家でお茶点てたいんで~」とお抹茶を購入することに。
ミモロ、お家でもお抹茶点てるの?「うん、京都のネコとして成長したいの…」と新しい年に意欲を示します。

「今日は、ありがとうございました。よいお年を~バイバイ」とミモロ。
「ミモロちゃんもよいお年を~」
ランディーさんと栗山さんの素敵な笑顔に見送られたミモロ。「すごく楽しい「除夜茶会」だったね~」と、2017年の最後に過ごした時間のすばらしさに感激しました。

時はすでに23時。「もう、数珠まわしおわっちゃったかな~」といいながら、「百万遍知恩寺」の御影堂に向かいました。
浄土宗の大本山である「百万遍知恩寺」は、大晦日に数珠まわしが行われます。御影堂に入ると、まさに始まるとき。大勢の人が、本殿の中央の法然上人の御像を取り囲むように、御影堂いっぱいに大きな数珠をめぐらし、それを次々に反時計まわしに送ってゆくのです。長さ110メートル、重量350キロの大きな数珠が回って来たときは、それを両手で掲げてお祈りします。

ミモロもその輪の中に入れてもらって、大きな数珠をまわしました。

それが終わると、いよいよ除夜の鐘がつかれ始めます。すでに撞く人には整理券が配られています。残念ながら、遅く到着したミモロは、その整理券を手にすることはできませんでした。

そして0時になり、新しい年が始まると、御影堂では、「修正会」が行われます。新しい年の平穏を願う御経が、堂内に響き渡ります。

「今年もいい年になりますように~」とミモロも法然上人の御像に手を合わせました。

御影堂を出ると、境内に響く除夜の鐘。そのそばで、甘酒の接待が。
「あ、あなた去年も来た子ね~」と、ミモロを覚えていてくださった方々。「はい、甘酒どうぞ~」
「いただきます~」「わ~体、温まる~」とミモロ。

響き続ける除夜の鐘。「まだ108つになってないんだ~」
「今年もいい年に~」と再び祈るミモロでした。

今年も、大晦日の夜を、「百万遍知恩寺」で過ごしました。




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