ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

真冬の「高野山詣」。静寂に包まれた町。京都から約3時間の旅

2018-02-08 | 国内旅行

「また高野山に行きたい~」と、昨年の夏に訪れたミモロ。「でも、行くなら、真冬に行きたい~」となんとも大胆な発言。「だって空海さまが高野山にいらしたときも、雪が残ってたんだよ。その景色を見てみたい~」というのです。
そこでお友達に声を掛けたところ、「ミモロちゃんが行くなら、一緒に行きたい~」と、冬の高野山詣が実現しました。

京都から京阪電車で「淀屋橋駅」へ。そこから地下鉄御堂筋線に乗り換えて「なんば駅」へと向かいます。
そこでお友達を合流し、南海電車で「橋本駅」に進みます。

通常なら、南海電車の「極楽橋駅」まで行って、そこからケーブルカーで高野山へと入るのですが、実は、昨年10月の台風で、南海電車がいまだ復旧されず、ケーブルカーに乗ることができません。そこで現在、「橋本駅」と高野山の「大門南駐車場」の間を、バスによる代行運転が行われているのです。

「大丈夫かな~かなり時間かかるんじゃないの~」とちょっと心配するミモロです。

「橋本駅」から待っていた代行バスへ。「わ~大きくて立派なバス~」
  
60人は乗れそうな大型バス。その日の乗車人数は、ミモロを含めて6人だけ。「どこに座ってもいいんだって~。なんかもったいないみたい~。マイクロバスでもよかったのに~」

一番前の席に座ったミモロ。バスは、高速道路などを経て、山へとスムーズに進みます。
「あれなんの木?」畑には、背の低い木がいっぱい。「あれは、梅の木じゃない?和歌山は、梅干の産地だから」とお友達。「きっと春は、素敵な景色になるんだろうね~」とまだ遠い春を想像します。
大きな川が見えてきました。紀の川です。ゆったりと流れる川は、和歌山の象徴のひとつです。
 
バスは、快適なドライブで、山道を縫うように進みます。「わ~雪が積もってる~」高度が上がるごとに、空気が冷たくなっているのが、バスの中からもわかります。先週降った雪がまだ溶けずに残っているのです。


「なんか快適だったね~。ケーブルカーもいいけど、バスって温かいし、乗り換えに歩かなくてもいいから、すごく便利・・・」と。そう、本当に楽ちん。眠っている間に高野山に到着できるのですから。

なんでも南海電車は、台風の被害で、鉄橋が崩れているそう。かなり復旧に時間がかかっているのは、その被害現場の土壌が不安定で、なかなか工事が進まないのだそう。でも春4月ごろには、復旧する予定だとか。

バスが到着したのは、高野山の「大門南駐車場」。ここから歩いても「大門」へ行ける距離です。
「わ~雪だるま~」ミモロたちを迎えてくれたのは、大きな雪だるま。ミモロは、そばで雪遊びを始めました。
 

「そろそろ出発します~」と、ここで高野山の町の中を運行するバスに乗り換えます。なんと「金剛峯寺前」までは、無料で乗車できるバスでした。
「これ無料バスだって~」

町中を運行するバスは有料ですが、この代行バスと連絡するバスは、無料なのだとか。「なんか得しちゃった~」
バスは、大門を過ぎ、町の中心部へと進みます。
「だれもいない~」

冬場は、めっきり観光客が激減する高野山。夏は、外国人観光客などで大賑わいの町…冬は、多くの店がお休みです。

「お腹空いた~」と言い出したミモロ。宿坊に行く前に、昼ごはんを食べることに。「あそこ行ってみよう~。夏は、お店の前に列ができるくらい人気のお店があるの~」というお友達に連れられて向かったのは、町の中心部にある「中央食堂 さんぼう」です。
 
ここは、ごま豆腐や精進料理をはじめ、そばやうどんなどが味わえるお店で、日帰りの参拝者などが精進料理を食べに来る人気店です。

 
「う~温かい~」「どうぞストーブのそばへ」とお店の人に促され、温かな席へ。
「なんにする?」
 
いろいろな精進料理のセットが…「でも、夜、宿坊で、精進料理いただくし~」ということで、ミモロたちは「きつねうどん」を注文。「あの~きつねって、甘きつねですよね~」としっかり確認。東京では、きつねうどんというと、油あげが入ったうどんですが、関西では、甘く煮詰めたお揚げがのったのは「甘きつね」。普通の揚げがのったのは「刻みきつね」など呼び方が異なります。ミモロの好物は、もちろん甘きつねです。

「わ~おいしそう~」大きな揚げが甘く煮詰められ、その美味しさに体も心も温まる感じ。

「よくいらっしゃいました~」と、このお店の尾崎太郎さん。
「あのね。ミモロ、夏の万灯会の時も来たんです。すごくキレイで、幻想的で、感激しちゃいました。冬にもやったら、雪に光が反射して、きっとキレイなのに~。冬はやらないんですか?」とミモロ。
「実は、冬も万灯会をやりたい…という声はあるんです。でも、ここは世界遺産なので、屋外で火を使ってはいけないと、ユネスコから許可が降りなんですよ。夏の万灯会は、世界遺産に指定される前から続く行事ですから、いいんですが、冬はだめなんです」とのお話。「冬にやったら、観光客増えるのにね~」とミモロ。

「あ、夏の万灯会で感激したのは、その光も素敵だったけど、翌朝、奥の院までの道をお散歩したら、なんと昨日のロウソクのかけらも、溶けた蝋ひとつ残ってなくて、ビックリ。きっと山の仙人かなんかが、お掃除したのかも…と思っていたんです」とミモロ。「え?そこに感激したんですか?うれしいなぁ~。万灯会が終わるとすぐに撤収作業を開始して、翌朝早く、みんなで小さなゴミや蝋のかけらなどを、全部お掃除するんですよ」と。尾崎さんは、高野山の万灯会など、高野山の行事を実行する役をなさっているのだそう。

「すごいよね~。あの徹底した掃除・・・」とミモロは、翌日、なにもなかったような景色に感激したのでした。
「そういうところを見ていてくれる人がいるってこと、みんなの励みになります。ありがとうございます」と。

高野山は、女人禁制の時期を経て、明治時代から多くの家族が移り住み、今や町を作っています。そこに生まれ、育つ人も多く、住民全員が町を盛り立てるように、協力しあって暮らしています。
「この町の人って、みんな親切だよね~。やっぱり弘法大師さまのおそばにいるからかな~」と思うミモロです。

では、そろそろ宿坊に入りましょう。「また来ま~す」と、うどんでポカポカになったミモロは、お店を後にしました。

*「中央食堂 さんぼう」和歌山県伊都郡高野町高野山722 電話0736-56-2345 営業時間11:00~16:00 不定休

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壬生寺の節分厄除大法会。炮烙に祈願する家内安全。

2018-02-07 | 祭事・神事・風習

2月2日から4日に渡り、京都各所で行われる節分祭。「京都って、ホントに、節分のお祭り盛んだよね~。東京にいたころは、お家で豆まきしたくらいだったけど~」と、東京生まれのミモロは、京都に暮らし始めて、節分が盛んなことに驚きました。

2日の午後に訪れたのは、「壬生寺」です。「吉田神社」、「聖護院門跡」などに参拝した後、市バスの1日乗車券で、壬生寺道までやってきました。すでに参道には、大勢の参拝者の姿が…。
 
ここで、有名なのは素焼きでできた炮烙(ほうらく)にお願いごとを書いて納める風習です。
この内側に、名前、年齢、願い事を書くのです。

「あの~こんにちは~」「あら、かわいいクマちゃん」とお店の方。「あの~ネコなんですけど…ミモロ前に、この炮烙納めたことあるんです」と。「そうなんですか~。今年もいかがですか?」
「どうしようかな~」とミモロは、しばし考えることに。「だって、いろんなところにお願いごとしてるしなぁ~」まず、本堂にお詣りしてから考えることに。ちなみに、この炮烙は、4月21日~29日に行われる壬生狂言で、その序曲「炮烙割」で割られ、奉納した人へ福徳が届けられるといわれています。


さて、この日は、本堂の前で、「厄除け祈祷会と星まつり修行」「山伏の大護摩祈祷」などが行われます。ミモロは、本堂の前に・・・そこには、すでに燃えた杉の葉が…

「ご祈祷終わっちゃったんだ~。間に合わなかった~」ご祈祷は終わっていましたが、ミモロは、ご祈祷で使われた火をしばし眺めて、なにやらお祈りをしています。「間に合わなかったけど、きっとお願い届くよね~」と。

さぁ、本堂にお詣りしましょ。「は~い」

お線香でお浄めを…ゴホゴホ。
ご本尊は、延命地蔵菩薩さま。壬生寺は、正暦2年(991)に建立された律宗の寺院です。
昭和37年に本堂を全焼し、ご本尊を含む多数の寺宝が焼失しました。その後、昭和45年に、本尊延命地蔵菩薩立像(重要文化財)が移され、今日に至ります。

本堂の脇には、ずらりとお守りや福豆を授与する場所が連なっています。


「お守り買おうかなぁ~」「はい、こんにちは~。あれ、あなた前にも来たでしょ!」と。「はい、前に来ました」


そこには、クチナシ色のお札や小さなダルマがたくさん。
 
「どれにしようかな~」と、熱心に見るミモロです。

「福豆もありますよ~」この日は、お寺には、信者の方々が多数お手伝いをなさっています。

「福豆~いいかも…」とミモロ。
「食べられるし、福もいただけるんでしょ~」ということで、結局お守りではなく福豆を買うことに。

「結構いっぱい入ってる~」と大きな袋を下げて、嬉しそうに壬生寺を後にしました。


壬生寺は、新選組ゆかりの地。この境内で、新選組の兵法調練が行われたそう。境内にある壬生塚には、近藤勇、芹沢鴨など11名の隊士が祀られています。そこには、多くの参拝者が毎日のように訪れているのです。
「みんな関東出身者だよね~。京都に来て、きっといろいろ馴れないこともあっただろうに~」と、思うミモロでした。

さぁ、明日は、高野山にお詣りしますよ。今年、ミモロは、京都の節分は2日だけで、3,4日は、星まつりが行われる高野山に行くことに・・・

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京都の節分。「聖護院門跡」と「須賀神社」へ毎年お詣り

2018-02-06 | 祭事・神事・風習

「さぁ、今日は忙しいんだ~」と、2月2日の節分祭が京都各所で行われ始めた日。ミモロは、大忙しの1日を過ごします。「吉田神社」で参拝した後は、そこからタッタと速足で向かったのは、「聖護院門跡」です。
 
「吉田神社でおぜんざいいただいて来たから、元気に歩けちゃった~」と約10分ほど徒歩で到着。
ここは、毎年、節分祭で、鬼を祓う「追儺式」や「護摩供」、そして豆まきなどが行われるのです。
それらが行われるのは3日。なので境内には、その準備が整えられていました、
「あれに火をつけるんだよね~」そこで行われ追儺式に関しては、「ミモロ、追儺式」で検索を。

本堂にお詣りするミモロ。その前では、僧侶の方が、「ロウソク1本ご献燈なされました~。家内安全・・・」と大きな声が響きます。ミモロも1本ロウソクを献燈しました。

「あの~鬼さんいませんか?」と境内をキョロキョロ見回したミモロは、僧侶の方に尋ねます。
「まだ、鬼さんいないのかな~」と…。「あ、鬼ね、先ほど緑色のがいましたよ~」とのこと。
「え?よかった、2日だけど、もう鬼さんいるんだ~。ありがとうございました」とミモロは、境内を歩き回ります。

「どこだろ?」節分の期間は、ここ「聖護院門跡」では本堂などが拝観できます。ミモロは、不動明王さまに参拝しました。

「いないな~鬼さん・・・」とミモロが帰りかけたとき・・・。「あ、いた~鬼さん~」と駆け寄るミモロです。

「あ、ミモロちゃん~今年も来てくれたんだ~。もう3年めだね~」と鬼さん。
「え~もうそんなになる~。元気だった?」「ミモロちゃんも元気そうだね~」
そう、ミモロと鬼さんは、仲良しなんです。1年に1度、ここで再会するのを毎年楽しみにしているミモロ。
「今年、3日に来れないから、もう会えないと思っちゃった~」とミモロ。特別な話はしないのですが、なぜか仲良しの二人?なのです。「鬼さんって、外見は怖いけど、優しいんだよ~本当は・・・悪いことを祓ってくれるんだから~」基本的にイケメン好きのミモロですが、どうも外観だけに左右されるネコ(女の子)ではないようです。

「またね~元気でね~」と、お互いにエールを送ってお別れです。1年に1度は会わないと、気持ちが落ち着かないという人?のひとりです。

さて続いて、向かい側の「須賀神社」へと急ぎます。
 

ここは、近年、女性に大人気。なんせ縁結びのご利益があるのです。境内には大勢の人が…その間をぬって、まずは、本殿に参拝を…。
「須賀神社」は交通安全のご祈祷でも知られます。

「こんにちは~今年もお詣りに来ました~」「あ、ミモロちゃん…」
すでに巫女さんたちとも顔なじみのミモロです。
今年の干支の戌のお人形も…「かわいい~いい子だね~」


さて、ここで縁結びのご利益をいただくなら、求めたいのは「懸想文」という昔のラブレター。
「あの~もしもし」ミモロは、覆面をした不思議な装束の方に近寄ります。
「はい、なんですか?」
この人は、懸想文売り。昔、文字が書けない人に代わり、好きな人に、その思いを手紙にしたためてくれたのだそう。かつては公家などの身分の方もいたので、身元が知れないように覆面をしていたともいわれます。

このお札をタンスにいれておくと、衣装が増えるとも。また、美人になって、良縁に恵まれるとか・・・。

「ミモロも前からこのお札タンスにいれているから、すごくお洋服やお着物増えちゃった~。でも美人になったかな~あんまり変わらない気がするけど…」と。

それからミモロは、通りを東大路通方向へ進みます。
「今年もやってる~」と立ち寄ったのは、八ッ橋の老舗「西尾」が行うおぜんざいなどの接待です。

「おいしそう~」
つきたてのお餅でぜんざいやきな粉餅が作られ、訪れる人に、無料で配られます。

「あの~きな粉餅ください~」とミモロ。「さっきぜんざい食べたから…」と。

またここでもお餅を食べるミモロ。「節分って、いろいろ食べられてうれしいね~」と。3日になると大勢の人がやってくるので、お餅やぜんざいをいただくのも並ばなくてはなりませんが、2日は、すぐにいただけます。

「さぁ、次に行かなくちゃ~」とミモロは、急いできな粉餅を食べると、今度はバスで「壬生寺」に向かいます。

*この日、ミモロは、市バス・京都バスに自由に乗れる「1日乗車券」500円を購入。京都の移動には、とても便利でお得です。「3回バスに乗ると、元が取れちゃうもの」としっかり者のミモロでした。








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[吉田神社」の「節分大祭」。今年も賑やかに…くじ付きの福豆もお楽しみ

2018-02-05 | 祭事・神事・風習

2月2日から4日は、京都は節分でにぎわいます。お正月からひと月過ぎた京都は、冬の真っただ中。でも節分の時は、寒さにもめげず多くの人が、神社やお寺に出かけます。
「ヨイショ~」
2日の昼頃、ミモロが最初に向かったのは「吉田神社」です。節分といえば、ここ。といわれるほど、大勢の参拝者が訪れる神社。参道には、ずらりと露店が軒を連ね、夜遅くまでにぎわいます。
石段を上がって、まずは参拝。露店や福豆など心惹かれるところを過ぎ、ともかく参拝が最も大切なこと。
「よろしく~」
参拝を終えたミモロ。「まずは、これで落ち着いたね~」と。
 
次に向かうのは、破魔矢やご祈祷をお願いする場所。「あ、鈴木先生~。こんにちは~」
「あ、ミモロちゃん~」 
この神社でいろいろなお役をなさっていらっしゃる京都市議会議員の鈴木マサホ先生は、ミモロのお友達。
「今年もよろしくお願いします」とご挨拶。節分は、新しい年の始まりでもありますから。
ここは、家内安全、健康長寿などをお願いし、厄を祓ってくれる破魔矢を授与される場所。
「はい、どうぞ~」
今年もミモロは、破魔矢を頂戴しました。災いを祓うクチナシの黄色で染めた破魔矢です。

境内は、節分にまつわるいろいろなものが。
 
節分の時だけしか求められないものがいっぱい。
「あ、こんにちは~よくお参りされました」「あの~ミモロ、毎年来てるんです」「そう、それはそれは~」
ミモロは、年々、いろいろな方と知り合いになっています。

「あ、去年も来てましたね~」「はい」とだるまみくじのところでも・・・。
 

「ここに来たら、絶対福豆買うんだ~」と、それもミモロのお楽しみ。
「はい、どうぞ~」
着物姿のお嬢さんからミモロは、福豆をいただきました。1つ200円。ミモロは1つ買いました。福豆には、抽選権が付いていて、4日の13時に抽選が行われ、豪華賞品が当たるのです。
「今年は、なんか当たる気がする~」とミモロ。毎年、ハズレですけど…。
 
「自動車や自転車なんかも当たるんだよ~」と。でもミモロが気になるのは、犬の石像。「これ当たったら、運ぶの大変かなぁ~。どこに置く?」と、すでに当選した気になっています。え~それより食べ物の方がいいんじゃないの…。節分大祭は、鬼やらい神事、火炉祭などが本宮と山の上の大元宮で行われます。その様子は、以前にもレポートしているので、そちらを見てください。

この日、ミモロは、大忙し・・・「もう行かなくちゃ~」と。
境内および参道は、この日は、たくさんの露店やテントが出ています。
「あ、なんかミモロといっしょだ~」鬼のお面を付けた方は、聖護院八ッ橋の皆さん。
 
節分用の特別パッケージ入りの八ッ橋もあります。

露店が連なる参道をミモロはキョロキョロしています。「お兄さんいるはずなんだけど~」と。
「あ、いた~。こんにちは~」「あ、あの子だ~覚えてるよ~」と、作業しながらミモロに挨拶。
 
そう、ここは「前田のベビーカステラ」のテントです。お兄さんとは、別のお祭りで顔なじみになったのでした。
京都を拠点とする「前田のベビーカステラ」が、年間を通じ最も売り上げるのが、この「吉田神社」の節分大祭なのだそう。テントには、ベビーカステラを焼く機械が10個以上ならび、スタッフの人たちが休む間もなく焼き続けています。
「あの~おまけしてね~」とミモロ
「はい、じゃ、特別ね~」と3個ほど多くしてもらったミモロでした。

帰り際、おぜんざいの場所にも立ち寄り、温かなおぜんざいをいただきました。
「なんか他にも食べようよ~」参道には、おいしそうなソースの匂いが漂っています。

だめ~まだ、今日は、他にもたくさんお詣りしなくちゃいけないんだから~。とミモロをせかして、次へと向かいます。


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「うぐいす餅」づくりに挑戦。「京菓子司 亀屋博永」の「和菓子教室」にて

2018-02-04 | 習い事

毎月第3日曜日の午後に開催される「京菓子司 亀屋博永」の「和菓子教室」。初参加のミモロは、他の参加者と共に、春の和菓子作りに挑戦です。
こなし生地で作った小菊の和菓子。ミモロも上手にできました。

さて続いて、「うぐいす餅」をつくります。まず皮になる部分の準備をします。
求肥になるもち粉などを水で溶き、ドロドロの状態に。
 
これを布を敷いた蒸し器にいれて、しばらく蒸します。
「まだ、もう少し~」ミモロは、蒸し器をチェック。

その間、きな粉の準備を…。たっぷり準備されたきな粉。さらに餡を丸めて、中身の準備も行います。
「おいしそう~」
「これも美味しそう~」


そろそろ求肥が蒸しあがったよう。それをボールに移します。
 

「わ~なんかお餅みたい~」アツアツの中に、緑色の食紅と水飴を加え求肥をすりこぎでつきながらなじませます。
 

お手伝いしたいミモロは、ボールを抑える係です。


トロンとした求肥をきな粉の上に垂らします。「わ~トロンとしてる~」

それを小分けして、中に餡をいれ、包みます。「さっきのこなしみたいに包めばいいの?」ミモロもみんなと一緒に包みます。
「あ、手についちゃった~」

「このように端を少しとんがらせて・・・うぐいすの姿に整えましょう」と先生である和菓子職人の堀江さん。
「なるほど~」
ミモロもきな粉をかぶりながら、作業を。「お餅温かい~」

和菓子教室の参加者のみなさんと、いっしょにいくつもうぐいす餅を作りました。


「たくさんできたから、ちょっとお味見する?」「うん、するする~」と目を輝かすミモロ。
「できたて、美味しい~」
「自分で作ったのって、美味しさも格別だね~」とミモロ。

この日は、お教室の後に、新年会がありました。
お店の奥には、広いお座敷があります。「え~こんなに奥、広いんだ~」とミモロ。さすが京都の町家。店の表からでは、奥の様子がわからないようになっています。
近くの料理屋さんから届いたお弁当をいただきながら、ご店主の堀江博さんを囲んで、夜更けるまで、楽しい宴が続きました。
 

京都って仕出し屋さんがすごく発達しています。自宅でお客様をお招きするときも、仕出し屋さんを利用する場合も。
大きなお家では、仕出し屋さんの料理人が来て、料理をつくることもあります。

「楽しかったね~。和菓子を見る目が変わっちゃう~。それに美味しい和菓子も食べられるし~」とミモロ。教えてくださる堀江博さんは、長らく老舗和菓子店の職人さんだった方。そんな方に教えていただけるお教室は、貴重です。
和菓子好きなら、1度は参加したくなる、そんなお教室です。

さて、「京菓子司 亀屋博永」の「和菓子教室」は、毎月第3日曜日の13:00~16:00.参加費3000円。事前に申し込みを。京都市上京区油小路下長者町下ル大黒町38 075-431-4438 店営業時間 9:00~18:00 不定休


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