♪ 人は人と別れて 後で何を想う
鳥は鳥と別れて 雲になる 雪になる
(鳥の歌 1981 杉田かおる)
「Mさん、鶏もも、食べます?」
このパターンは幸運の兆しです。
断る理由は何一つありません。
『一福』さんのマスターが声をかけてくださいました。
マスター、いろいろ鶏肉を考えていて、今回「播州百日地鶏」を試しに仕入れたそうです。
「播州百日地鶏」はこだわりの焼き鳥屋さんでも使われている地鶏です。
鶏ももをタタキでいただきました。
脂が美味しい。
醤油、ポン酢、柚子胡椒を出してくださいました。
個人的には圧倒的に柚子胡椒がいいですね。
鶏にちょっと載せて食べると、鶏の脂の甘味にピリッとしたアクセント。
地鶏のギュイっとした食感もいい。
バッチリです。
あまりに美味しかったので、「播州百日地鶏」のむね肉もいただきました。
こちらは表面をサッと炙って、鶏刺しで。
こちらもポン酢、醤油、酢の三種類のつけだれ。
むね肉には粉鰹の効いた酢が最適。
普段の酢の物につかう合わせ酢だそうです。
サッパリしていいです。
食材を選ぶのに味は必須ですが、お店的にはコストや仕入れルートなどの課題があります。
これが定番メニューに載るかどうかわかりませんけれども、お店の人がめっちゃ考えているときに出される一品は確実に美味しいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます