「付きだし」を考える第2回。
“付きだし考”というタイトルにしていますが、そもそも「付きだし」なのか「突き出し」なのか??
国語辞典によると
つき‐だし【突(き)出し】
1.突き出ていること。また、そのもの。でっぱり。
2.料理屋などで、酒のさかなとして最初に出す、ちょっとした料理。お通し。
3.相撲のきまり手の一。手のひらで相手の肩や胸を突き当てて突っ張り、土俵外へ出す技。
4.江戸時代の遊里で、遊女が初めて客をとること。また、その遊女。突き出し女郎。
「突き出し」なんですね~。
私の中では漢字のイメージが違いますね。
どうしても、3番の相撲の決まり手のイメージが強くて、荒々しい印象になってしまいます。
ということで、ひらがな表記の「つきだし」にします。
今日の「つきだし」は、「茹で落花生」
『まんげつ亭』さんでいただきました。
生落花生を塩茹でしたシンプルなもの。
落花生の皮を剥きながら、壁に貼られた手書きのメニューを眺めます。
注文した料理を待つ間、皮も剥いて一口。
この時間の使い方もいいですね。
中から出てくるのは、ピーナッツとちがったやわらかい食感です。
美味しいです。
なかなか「茹で落花生」を食べる機会はありません。
嬉しいですね。