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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

帯広に行ったら 豚丼を食べる

2012-10-23 17:27:17 | 
10月21日(日)に十勝川温泉に行きました。担任をしていた池田高校3年E組のクラス会への出席の為です。19人の大勢が集まりました。今年は別な学年の同期会もあり、先月十勝川温泉に行ったばかりです。
今回で今年二度の十勝川温泉行きとなりました。
行き返りは必ず「帯広」を通りますので、この時には帯広名物の豚丼を食べる事にしています。幸い二度とも豚丼を食べる事が出来ましたが、気安く豚丼の店に入ってはいけないということが分かりました。
9月の時は車で行ったので、道沿いに豚丼の看板があって、どの店も味はさほどの差はなかろうと、帯広市街外れの車の止めやすそうなその店に入りました。本当に安易な気持ちで店に入ってしまったのです。この店は豚丼専門の店ではなく、他の料理も扱っています。
やがて出てきた豚丼は回りが焦げ付きで、焦げの味が豚丼の品位をこわしています。肉の周りまで焦がして焼くのが豚丼のそのものかと疑いました。またく生かさない味なのです。店の外に出ると外まで肉の焦げ臭さが匂っています。
札幌(家)に帰ってから、家から500mほどの距離にある豚丼屋に味を確かめに出向きました。どうでしょう、帯広で食べたそのものより数倍美味しいではないですか。
そこで、今回、21日の二度目に出向いた時は帯広駅前の人気の店に入ろうと思っていました。その店は人気のある豚丼屋で10年も前になるでしょうか、皆の列の後ろに並びましたが、店の中に入れた時にはもう汽車の出発時間まで間がなくなっており、並んだ店で食べることができませんでした。このお店は月曜日は休みらしく、この日は人が並んでいません。仕方なく帯広駅の中に入っている「豚丼のぶたはけ」という豚丼屋に入る事になりました。
汽車発車時間まで、さほど時間がなかったのて「ぶたはけ」にしたのです。もうこの店に入るのは5度目ぐらいになります。待つ時間が少なくなんなく食べる事が出来ます。この店は上等の豚丼の味を出しています。もちろん焦げなどついていません。たれの味がまたよろしいのです。お持ち帰りの豚丼がありラビ妻への土産にしました。温かくおいしいと喜びました。

今回は割り箸に印刷された「店の紹介」と「十勝帯広名物 豚丼の由来」を紹介します。
★「十勝帯広名物 豚丼」の由来
豚丼は十勝・帯広の食文化そのもの・・・。豚と帯広の縁は古く、開拓時代、帯広では「牛は牛乳、馬は馬力、豚は食料」とされました。昭和初期、洋食調理人数人がウナギの蒲焼きをイメージし試行錯誤の末に完成させたのが、豚丼。帯広に暮らす人々の変わらぬ開拓精神とともに帯広に根づいてきた食べ物なのです。

★「六十余年つづく秘伝のたれ」(この店の宣伝です)
当店特製のたれは、豚丼誕生から今日までその伝統の味を守り続けてきました。職人がひと釜ひと釜、今も手作り。吟味した安心な素材をむかしながらの大釜で半日かけて煮詰め、熟成にたっぷりと時間を費やすことで、手作りならではの深い味わいが生まれます。

「豚丼のぶたはけ」は、埼玉県三郷市と北海道北広島市に二店舗の支店を出しています。