雛の鳴き声 我が家に活力を与える
か弱く鳴いていた軒下の雛(シジュウガラ)が、数日で元気な子供らしい鳴き声に変わりました。雛は数日で急に大きくなるのでしょう。
我が家の軒下に巣作ったシジュウカラの子供たちは、日に日に成長してきています。親も庭の木に頻繁に姿を見せるようになりました。私が見ていても親は飛び去る事はなくなり、臆せず巣に入って行くようになりました。頻繁に雛に餌(虫)を運んでいます。おかげでいつも虫が付く木も助かっています。
親は、カムイラビットに挨拶しているつもりなのでしょうか、姿を見せながらよく鳴いてくれます。「ジュチク、ジュチク・・ジュチク」などと(どの様な鳴き声だったかは忘れてしまいますが)よく鳴きます。それも口には虫をくわえているのに、どこから鳴き声を出すのでしょう、姿を見る時はいつも虫をくわえています。鳴いても口から虫を落とさないのが不思議です。とにかくよく鳴いてくれます。
軒下を通っても雛は用心する事なく、「餌を頂戴、餌を頂戴!」と叫んでいます。家の周りに野の小鳥が生活する、自然と共存するなんて、カムイラビット夫婦の生活にも弾みがつきます。
もう2年も前の事ですが、家庭菜園口の草わらに雲雀が巣を作り卵を生みました。道路脇の草わらでしたが、皆で楽しみに見守っていたのですが、ある日突然雛はいなくなり、2度と雲雀はやって来ませんでした。近くを通る散歩中の犬か、猫にでもやられたのであろうと皆で結論つけしました。
そして、この話は4年も前の話になるでしょうか、道路をはさんで裏の家の庭にカモの巣が見つかり、ヒナもかえったというので見に行ったのですが、数日たってカモのヒナはカラスにすべてやられたとか、悲しいニュースになってしまっていました。住宅の周りに巣を作る鳥が居ますが、家の周りは危険が一杯で雛を無事成長するまでにはなっていないのです。
次の話は、シジュウカラを育てようとした人の話ですが、庭に置いた陶器の花瓶に入り込み雛がかえったのですが、野良猫に気づかれて、陶器の瓶は倒され、可愛く育ってきていた雛を根こそぎ食べてられてしまいました。カンカンに怒ったラビ妻の友達の御主人は保険所に「野良猫退治はどうなっているのだ」と談判に行ったという話を聞きました。よほど頭にきたのでしょう。
ここのお宅では、雛の成長はかけがえのない喜びの中での事故で、保健所に掛けあう程の力を起させたものと思われるのです。
ここでお話ししたいのは、札幌の住宅の周りの自然は野の小鳥たちには危険が渦巻いているという事の話しです。
その点、カムイラビットの家の小鳥の巣は十分守られているというわけで、シジュウガラにも十分喜んで貰えているはずなのです。
※ 今日(6月4日)から札幌では「ヨサコイソーラン」が始まりました。今日も暑い日となりましたので、踊り手たちも大変なことです。ヨサコイソーランには時間を見付けて是非見に行きましょう。
※ 東苗穂町の自宅で、始めて(4日)のカッコウの鳴き声を聞きました。郭公が住宅街近くまで移動して来たのでしょう。