少し長い駅名の「新函館北斗駅」 道新幹線新駅名決定
北海道新幹線の駅の設置は今までの市街の様子、経済活動の様子を一変させるものがあります。そしてそこに造られた駅名の持つイメージが地域に大きく影響する事から、いろいろ苦労がそこに生まれるものす。北海道新幹線の北斗市迄の2016年3月開業予定の為に、二つの新駅が造られることになりました。青森県側に「奥津軽いまべつ」駅が、北海道内の渡島半島部分には「新函館北斗駅」が決まりました。
面倒な話で、北斗市に駅が造られる事になりますので、北斗市側からの財政支出も多額で、駅名は「北斗」の名を是非付けなければと強い願望があり、一方、函館市側は是が非でも函館の名は抜かす事の出来ない名であるなどと、なかなか駅名に決着が付きませんでした。ようやく6月11日(平成26年)に駅名が正式発表になりました。
駅名は「新函館北斗駅」となりましたが、これは北斗市、函館市両方の案を折衷されたものとなっています。北海道の玄関口の函館市側からすれば「新函館駅」で十分で、北斗市に住まいを持たない人から(カムイラピットも同じですが)すれば「新函館駅」で十分で、この名が最もよさそうな名ということになります。
ですが、世の中はそうはいきません。北斗市内に造られるのですから、今回の発表は北斗市側から言えば満足のいくものになっていたのではないかと思います。
「新函館北斗駅」の名は5文字で少し長い感じがします。駅名に慣れるためには少しの時間を要することでしょう。