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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

すさまじいバイク・オートバイの波 若者であふれる街 ホーチミン市

2015-03-09 14:37:49 | 観光

「ベトナム・ホーチミン市はバイクの数で凄(すさ)まじい」

ベトナムの南のホーチミン市は、バイク・オートバイで渦巻いていました。町の印象は年寄りのいない若者の町ということで、乗り物の主力はバイク・オートバイで、地下鉄もなく、車の数の少ない町でした。

朝の通勤の時間と、退勤時間には街中はバイクで渦巻く感じです。交差点も少なく、バイクどおしがよく接触しないものだと運転の上手さに感心してしまいます。友とも話したのですが、「この街では車の運転は絶対出来ないね」と話すほど、皆が運転上手なのでした。

若くて正装した女の人、誰もがスクーターやオートバイで流れていきます。

子供も、幼児もオートバイに載せて過ぎ去ります。子供も恐ろしがらないで乗せられています。オートバイの中には3人乗りの車もあり、また荷物をたくさん積んだものもあります。小学生の送り迎えもスクーターやオートバイを使っていました。

子供は朝7時には学校に届けるそうで、お母さんはその足で勤めに向うようです。共稼ぎしているからです。朝早くから動き出すので、家庭料理に時間が取れず、外食する人が多いようで、方々に食事の店が見られました。

  

このように、ホーチミンは朝早くから動き出します。年寄りの大半は郊外に住み、若い人たちが集まっているのがホーチミン市です。年寄りの姿はめったに見ることがありませんでした。

バイクの数の多さにはまったく驚きです。タイの国でもバイクの数が多いと思っていましたが、ベトナムのバイクの数にはまったくかないません。バイクが多くなったせいでしょうか、近年事故に対する罰金が上げられたとか、これだけのバイクの数、バイクの波では事故も多くなるのでしょう。

バイク運転者への義務はヘルメットの着用です。たくさんたくさん流れていくバイク運転者の中の一人だけん布製の帽子をかぶって乗っていましたが、違反者には罰金があると言います。街中の店の中にはヘルメットだけを売る販売店も目立ちました。

何故スクーター・オートバイが多いのかと考えてみると、交通手段が道路だけに頼っていて、まだ発展途上の地で乗用車も買えないからなのです。中心地に乗り入れる鉄道も無く、中心部の地下鉄もまだ通っていません、今地下鉄の工事中で、日本の企業が請け負っていました。あと5年以降に完成だとか、その後はバイクの数も少なくなるかも知れません。

  

道路にあまり交差点がありませんで、方向転換のロータリーが目立ちました。ロータリーを回りながら方向を変えていきます。そのためバイクが渦巻いている感じです。

夕方ホテル近くの道に出て見ると、長い時間、バイクの行き来がすごいのです。向こう側にも店が並んでいるので、渡って見ようかと試みましたが、歩行者側が青信号なのに、遠慮せずバイクが来ますので、危険を感じて渡れませんでした。とうとう諦めることにしました。ところが孫を連れた老人が、この車の中を急がず、走らず渡り始めました。ゆっくり歩き渡り終えたのたした。

旅の案内者から云われたのは「急がない事、ゆっくり歩って通りなさい」とのこと、運転者が人を避けて運転するということなのでしょう。

乗り物の中に目立つのは日本の「HONDA」のバイクが多く、性能の良さから人気があるのだそうです。韓国製や中国製のバイクもあるのですが、燃費も悪く、長持ちしないとか、バイクは日本製が人気なのです。

 

★旅行関係者から深く注意された事は、交通移動機関としてバイク(を使わない)に乗せてもらわない、三輪業者(いま、名前が思い出せないでいます)の乗り物を使わない(乗らない)。高く取られることがあるので注意とのことでした。

★ハイヤーは「38・27・27・27」の会社の車を使う。この安心と言われるハイヤーを使っても多く金を取られたりしますので、釣銭などに十分注意が必要です。

〇すなわち、結構ベトナムは危険な町の様なので、一人旅は苦労します。