ホーチミンの街かどで ココナツ売り
「ホーチミン博物館」の前で、何かを売っていました。「何なのだろう?」。聞いて見ることにした。言葉は通じないが、「値段はいくらだ」とか言ってる。ホーチミンに来てまだお金(ベトナム・ドン)は使っていなかったので、どれくらい値段の日本円なのか分からないのです。
これはココヤシの実を綺麗に削り座り良く作られています。
ベトナムでの買い物は、「相手の云い値で買わない様に」。などと言われていたものだから、こちらもまけさせるのに専念し、売り子も出来るだけ高く売ろうとしている様に見える。
この三輪車で移動してはんばいします。
売られている物は飲み物らしい。その名前も知らず飲んでみたいものと思いながら、この時はとうとう買うのを止めてしまった。その足で次の見学の「戦争博物館」に移動。その門前にもこの果物が売られている。COCONUTと札が付けられてい.。
戦争博物館の門の看板 近くの路上で色々な物が売られている
この博物館は昼休みが設けられていて、開くまでは小一時間もある。近くを見て見ようと、何丁か歩って見るとホテルが目に付き、入って見ることにした。「ホテルって自由に入ってはいけないのかな」とおそるおそる入って見たのでしたが、そこには食堂も、飲み物も売られている。カウンターで退屈そうにしている二名の従業員もいる。中国映画なのか見入っている。意外に暇な商売のようである。
パパイヤが机の上のカゴに山積みされている。先ほど話したココナツもあるらしい。ホテルでは値切らなくてもすむし、気楽に注文できる。
なにやら、先ほど路上で売られていた金額より安いようであった。路上の方が安いと云う先入観は間違いであるらしい。ホテルで飲んだココナツは始めて飲むので珍しいことや、暑かった事もあって安心して美味しく飲む事が出来たのであった。
始めての果物なので、飲んだ後の殻を持ち帰って見ることにした。
北海道に帰ってから、よくよく見るとココヤシの実を機械で削ったもので、形よく見栄よく、転がらないよう仕上げている物だった。
初めて体験した果物の飲み物でした。