「トウモロコシ、トマトを荒らす犯人は?」
作物が収穫期を迎えて実った物から荒らされています。犯人はいまだ見ていません。想像の相手に対しどう対応するか考えることにしました。
まずはネズミかもしれないと、ネズミ捕りを仕掛けることにしました。一日目にはかかっていませんでしたが、2日おいて仕掛けたトウモロコシの植えてある場所に出向いてみると、どうしたことかネズミ捕りの仕掛けがその場所から姿を消していたのです。
犯人は誰かと想像したのですが、一つには仕掛けにネズミがかかり、その仕掛けを他の動物が銜えてどこかに持って行った。二つ目には、頭の黒いネズミ(人間)が持って行ってしまった。この二つしか考えられないと思ったのです。
後方の方と考えると、この田舎の畑から盗むなんて、なんて心の貧しい者が居るものだと不安に思ったりしたりしたのでした。
襟裳岬花撮影の2日間の旅行を終えて再び三日目に畑に出向いたのですが、ここで犯人さがしの手がかりを得たのでした。それは、仕掛けの置いたところから10数メートル離れた道路わきにまで移動されており、仕掛けも歪んで草わらの中から見つかったのです。
中にはネズミがかかつており、数日間仕掛けが見つからなかったので、ネズミ捕りの中にて死んで腐っていたのです。
畑を荒らしているものはネズミの他に巨大な動物が畑の周りをうろついていたのです。ネズミ捕りを動かせるものと言えばアライグマかキツネだと想像されるのです。仕掛けがゆがむほどの圧力をかける動物とは、アライグマしか考えられません。
この写真はコーモリの研究家が撮影した写真展の写真の一枚を借用したものです。借料金は支払わないで載せています。許可ください。
これは想像の域を脱しませんが、ネズミがかかり、それを襲うアライグマ、仕掛けの中のネズミのおののきは大変なものであっただろうと思われます。
何せ仕掛けの中のネズミはかごの中の獲物、対する動物は仕掛けを口で銜(くわ)えて移動するほどの大きさ、さぞやネズミは大変な恐怖におそわれたであろうと想像し気の毒であったと思うのです。
今回の事件で、畑荒らしの犯人はだいぶせばまりました。まだ続いて畑は荒らされています。他の人の菜園では襲われそうな作物には、わざわざ網を張り手間暇をかけているのです。したがって我が家は手抜きの畑、当然狙いは我が家の菜園となっているのです。
助けてー!