雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

アカゲラ 別荘近くにやって来た

2015-09-15 20:09:50 | 草花

「アカゲラ」

カムイラビットの一番最初に記憶に残る鳥は「キツツキ」です。カラスもスズメも近くにいくらでもいたはずなのにキツツキだけが深く心に残っているのです。

竹の旗竿に朝方キツツキがトントントン トントントンと鋭くドラミングする日が続いていて、幼い心に焼き付いたのです。突く先がなぜか竹竿であって、特殊な音が周りに響き渡りました。

まだ幼稚園にも行っていない齢であったのですが、よほど印象深かかったのでしょう。ドラミングは、通常枯れ木の中の虫を捕るために枯れ木などを鋭く突く音なのですが、なぜか竹竿であったのです。

 

そして、随分キツツキのことを忘れ去っていたのですが、山歩きをするようになってキツツキの姿を見たり、ドラミングの音を聞くようになりました。

北海道医療大学の里山では3年前「クマゲラ」の姿も撮影するのに成功したのですが、この時は望遠の聞かないカメラでしたので、小さくしか撮影できませんでした。そのことを反省しすぐに、今使用のcannonの50倍ズームのカメラを求めることになったのでした。

先先日に、わが別荘にもアカゲラがやって来ました。キッ・キッ・キッ・キッと飛びながらやってくる鳥がいます。幸い近くの電柱に止まりましたので、目を凝らすとなんと「アカゲラ」ではないですか。しばらくの間そこに居ましたので、写真の撮影をすることができたのです。先ほどお話しした50倍ズームのカメラです。

 

別荘(?)を譲ってもらう時に、譲り先のA社長が「建物の入口の柱の穴はキツツキが穴をあけたもので・・・」と、柱の穴をいたく弁解をしていたのですが、購入するカムイラビットにしてみれば、自然がそのままの姿が家にあるというのは素晴らしい事だと思っていたのです。

別荘を譲ってもらって、今回で二度目のアカゲラとの出会いです。うれしくなりました。

 


朝霧の恵み 植物撮影者に宝石箱

2015-09-15 10:06:11 | 草花

「秋は植物の結実の日」

朝5時に家を出ました。どんよりとした朝霧の朝でした。「朝霧は晴れ」の伝え(言い伝え)があり、きっと「今日は晴れるのであろう」の予感がしてました。

 

道端のツユクサも写真に撮ると可愛い。       ミゾソバの蕾、咲く前はピンク色。咲いてしまうと白になります。

朝の別荘(?)の菜園回りをすべく向かったのは、カボチャやトウキビ、トマトなどの作物が野の動物(ネズミ、キツネ、アライグマ、カラスなど)に荒らされる前に収穫しなければならないという気持からです。

朝霧でしたので、周りはしっとりと地面に露が落ちていました。こういう朝はしずくが植物に付くので、見慣れない植物写真が撮影できるのをよく知っているのです。カムイラビットはcannonのカメラを抱えて回りを丹念に見て回ります。

  

エゾミゾハギ                   蜘蛛の巣

別荘近くは自然が豊かであるというものの、珍しい植物はあまりありませんので、ここでは季節の移ろいをカメラに納めるという試みなのです。

植物たちはしっとりと露にぬれ待っていてくれました。蜘蛛の張った網にもしずくがついてこれも写真の題材にしました。

アカザの実に露がついて宝石の様です。

クサフジ

イケマの実、けっこう周りに生えています。

この日も、畑からもいろいろな野菜を収穫しました。

今朝の収穫物、黄色のトマトもあります。

さっそく、朝から枝豆が食卓にのりました。枝豆の大半は春に種を蒔き芽が出るとともにハトについばまれてわずかに残ったもので、貴重な収穫物です。

自然の恵みたっぷりの野菜をいただいています。我が家の野菜には農薬は一切使用しないことにしていて、虫との共存の野菜作りです。

  

別荘の庭の花たち。ムクゲは色違いが三種あり、一本は白色の花を咲かせ、大きく育っています。

 

ヤマゴボウ 宿根草です。

ヤマゴボウは人の背丈より大きくなり。黒くなった実は鳥の餌になっています。ヤマゴボウの実は毒というのにヒヨドリは関係なく食べるのです。黒い実の美しさを鑑賞楽する前に鳥に荒らされてしまいます。