「八剣山 9月26日(土)に登山」
札幌・地理サークルの9月の例会は、久方ぶりで登山と言うことになりました。高校の先生の地理仲間のことだから多くの方が来るであろうと思ったのですが、参加したのはロートルのベテラン仲間ばかりでした。退職組のたったの4人です。
八剣山は、定山渓温泉に行く途中にある山ですが、独特の山形をなしているので、昔から知っては居たのですが今まで登ったことがありませんでした。道路近くから見ると険しくもなく難なく登れる山と思っていたのです。
八剣山は堆積岩の割れ目に溶岩が盛り上がって出来た火成岩の山です。
上の方にはとがった溶岩をのせ険しそうです。人の話では頂上の山では両脇が崖で、危険な場所のある山という事でした。
登山口にはクマ出没注意の看板は日焼けして字が薄らいでいます。この看板を見て今ではクマも出ない山であろうと思われました。
先頭に立った仲間の一人はむかし野球をし体を鍛えてきたY氏、高校生を連れて大雪山に何度も登った人なのに、少し太ったとかで、喘ぎあえぎの登山、甘く見ていたこの山を一気に登るのは大変なのです。
峰が細い山なので、登り詰めるとなかなかの景観です。登山開始から下山まで約2時間半、登山としては楽な方ですが、一気に登り降りとしてはもったない山なのです。
山愛好者の人たちと途中すれ違いましたので、結構の人が登山を楽しんでいました。
山の途中にある草花に関心もあったのですが、季節も季節山の頂上は秋めいて来ていました。花はアキノキリンソウが咲いていたくらいで、他はなく無く、春・夏の季節に再び訪れて見たいと思うのでした。