「襟裳岬7月30日、31日 ツリガネニンジン大ブレーク」
襟裳岬の駐車場脇のお花畑は、高山植物の宝庫となっています。
上の写真はピントが甘い様ですが、たまにこんな写真ものせてしまいました。
今年の7月末のお花畑は特にツリガネニンジンの青紫色に染まっていました。
お花畑が見事な所として観光ガイド本に紹介されていないらしく、観光客は関心を持ってお花たちを見ようとしていません。
このことが幸いして、襟裳岬のお花畑は荒らされていないのです。
中にまれに観光客の一人、二人が花を見に来ますが、長い時間とどまることなくすぐに移動していきます。
花にしずくの付いているのは、札幌に帰るこの日大雨となり、雨降りの止むのを一時間半ほど長い時間待って、雨滴の付いた美しいツリガネニンジンの撮影に挑戦したのでした。
一緒に花撮影に来ていた連中は雨で撮影にはならないと帰って行ったのですが、居残りして大変とくをしたのでした。
滴の蓄えた花たちはそれは綺麗でした。どうぞ撮ってくださいと言っている様です。
この写真は真上から撮影していますが、これでは花はツリガネらしくありません。
ツリガネニンジンも約2週間前にはツリガネなのにツリガネを上に向けて咲いているのもあり、おかしなことと話の種になったりしていました。
襟裳岬の花たちは背丈が小さく、地面も固く、踏みつぶされてもその影響は全く受けていません。
札幌から襟裳岬の花たちの撮影に出向いている連中は、人に邪魔されることなく、腹這いとなり、寝そべったり、膝まついたり、思い思いのポーズで花を撮影しています。
他人からみるとおかしな集団です。
大半の花は今盛りの開花状況ですが、写真の様にもう枯れかかっている物もありました。
今年は例年と同じかも知れませんが、この時期ツリガネニンジンが大ブレークして咲いていました。
同じところにチシマセンブリやフウロソウ、ハマナデシコなどいろいろな花が咲いてはいますが、相対的にはツリガネニンジンに覆われている感じさえするのでした。