「襟裳の花 ヒダカミセバヤ」
襟裳岬の9月は特殊な花たちでにぎわいます。その一つがヒダカミセバヤです。
カムイラビットが襟裳岬で一番最初に見た花がヒダカミセバヤで、そのあと襟裳のとりこになって、あれから21回も襟裳岬に出向いています。
襟裳岬で一番気に入っている花が「ヒダカミセバヤ」で、この花の咲く季節には欠かさず襟裳岬に向かいます。
この花は他の植物のいない岩場の合間に陣取り、誰にも邪魔されない所に花を咲かせているのです。
波しぶきが好きなのか、波際の岸壁で鮮やかな赤味の強いピンク色の小さな花をこんもり付けてこの世を謳歌しているのです。
今年はえりも岬のお祭り9月23日に襟裳岬に行きましたので、ヒダカミセバヤの花の季節は終盤にかかっていました。
この花は肉質の葉を持ち水の豊かな所、橄欖岩質の風化したした土壌にしか生きれません。
夏の季節から秋の季節までもその美しさを保って魅了します。
襟裳岬の花の女王と言える花です。
祭りの帰り、いつも会いに行く西側の岸壁に咲いていたヒダカミセバヤ花をお見せします。
ヒダカミセバヤと並んで襟裳独特の花が咲いていました。