「春はたまらなく楽しい」
春一番最初に咲く花は?・・・ それはフクジュソウでしょう。
庭に一番に咲く花は?・・・・ それはレンギョウかな。いや、エゾツツジかかかもしれません。
ヤマの麓で咲く木は?・・・・ 際立っているのはキタコブシの白い花です。エゾヤマザクラと競って咲きだすので、郊外にでるのがたのしくなります。
郊外の野原の花は?・・・・ それはエゾエンゴサクかな、カタクリかな。やはりエゾエンゴサクの花の方が先ですね。
などと考えていたら、何と周りを見渡すといろいろの花で野山を彩っています。
5月に入るとどの花が先で、どの花が後かもわからなくなります。
日当たりの違いでも違いますし、土地によっても違いますからよけいです。
5月中旬になると、エゾエンゴサク、カタクリも消えて野の花は交代時期に入ります。
この頃は、マイヅルソウやクルマバソウの白い花も咲き始めました。
春の花たちは咲き誇って花を咲かせ、昆虫たちを誘い、子孫を残すことに専念します。
☆「春黄(紅)葉」
神居古潭近くの5月10日の山の様子。キタコプシと他の木々の新芽は美しい。
10日に旭川まで知人の偲ぶ会で、そして12日は赤平まで町内会の旅行で行きました。野山は一気に芽吹いて最高の風景でした。特に目立ったのは野山が紅葉しているのです。
「春紅葉」とはまさにこの季節の野山の様子を指すのでしょう。木の種類によっても違いますが、部分によっては一面が紅葉した小山になっているのです。カツラ、柏、桜の木が多いからでしょうか。
5月中ごろが「春紅葉」の季節です。やなぎやシラカバなどは芽吹きから緑で紅葉がかりません。
春紅葉の季節が過ぎると全山新緑に変わります。