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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

早起きは 小鳥の鳴き声と共に

2017-05-29 21:56:50 | 

「早起きは 小鳥の鳴き声と共に」

朝は早くから小鳥が鳴いています。朝は小鳥たちの社交場です。

今朝、初めて「じょつぴんかけたか」と挨拶する小鳥の声を聞きました。

エゾセンニュウです。初鳴きなのかきちんと呼びかけてくれません。どうも尻切れの鳴き方です。

何日か経つと「ジョッピンカケタカ」とはっきり呼びかけてくれるように鳴くようになります。

「郭公」は別荘近くの木にまでやって来る様になりました。ケケ・ケケとカッコウという鳴き声と共に時に聞くようになりました。

郭公にも恋の時期が来ているのです。

20年も前ごろには我が家の本宅近くまでも郭公が来て、テレビアンテナなどにとまり、けたたましく恋の季節の謳歌を楽しんでいたのが懐かしくさえ思います。

いつの間に郭公もさらに郊外に追いやられ、家の近くではまったく郭公の声も聞けなくなりました。

住宅地の人たちは春告げ鳥の郭公の声は聴けないでいるのです。

我が家の道路を挟んで隣の地の東雁来町は急速な住宅地に変わり、小鳥たちの鳴き声も聞けなくなってきています。

住宅地に変化して行く影響は、我が家の菜園にも今年は及び、とうとう借りていた菜園に家が建てられ、通称「トマト工場」と言われていた菜園も使えなくなりました。

★ 「トマト工場」とは、昨年まで100本ほども植えられていたトマトの成り方を近所の人ちが付けた名で、近くの何人もの人がそう呼んでいた我が家のトマト畑の名なのでした。トマトの新工場は、別荘の近くの畑に今年は移動です。

工場は一度に建てれるわけもなく、今年は手探りで立て直しです。

今朝はオオジシギが空に三匹が競いながら争っていました。これもオオジシギの恋の争いなのです。

空に飛蚊症の様に空を舞います。目の悪い人には鳴き声と翼の羽音しか聞こえないかも知れないスピードで空をわが物顔に飛び交っています。

いろいろな小鳥の鳴き声は早朝の楽園そのものです。都市の郊外ならではの楽しみが我が家の別荘近くにはあるのです。