「カッコウが鳴いた」
5月18日午後4時ごろ、「カッコウ カッコウ」と郭公が鳴いていました。
今年初めての郭公の鳴き声です。防風林の方から聞こえてきます。
そういえば、郭公が鳴けば畑に豆の種まきが良いと言います。少し出遅れていた畑仕事に拍車がかかります。
札幌ではライラックまつりが開かれている時期、そして桜の八重咲が咲く時期、この時期に郭公が鳴き始めるのです。
別荘のマリサクラ 八重咲の桜です。この花が咲くと菜園作業が始まります。
エゾヤマザクラやチシマザクラはすでに散り、今は里ザクラ(私はこの桜にマリザクラと名を付けています)が咲くのみとなりました。
別荘のジュンベリーの花 今年は沢山花をつけました。
郭公は他の鳥の巣に卵を産む「托卵の鳥」です。とんでもないと嫌う人も多いのですが、「カッコウ カッコウ」の鳴き声を聞くと、何やら心が安らぎます。
わが別荘(?)に行かないと郭公の鳴き声を聞くことが出来ないのですが、別荘に行って広々とした空間の中で郭公の声を聞くことが出来るのは、本当に至福の時を得ることが出来るのです。
もう10日ほど前からオオジシギの鳴き声と羽音を聞いていますが、郭公の鳴き声を聞くまでの前兆と言えるのでしょう。
北海道の初夏というのは郭公の鳴き声を聞いたころからやって来るのです。