雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

毛ガニも イクラも うに丼も値上がりです 嘆きの言葉が聞こえます

2017-12-17 13:04:47 | 

「不漁で、海の幸も食べられなくなるのでは!」

いつも海の幸を送って下さる紋別市のM宅の奥さんと電話で話をしました。

紋別の浜は今年はもっとも不漁らしく、「魚の値が上がって買えなくなりました」「浜でありながらこの高値ではね」と言います。浜でありながら、魚が高くなって買えない様なのです。

気候変動が問題なのか、海流の流れの変化が影響しているのか、先年北海道を襲った台風が原因なのか、またまたこれまでの乱獲がそうさせているのか。浜の人たちの苦難を思いやります。

勿論、我々消費者も大変なことになってきています。話では「取れなくなった分、漁師さんは値段を上げればよいのであって、消費者ばかりが困っています」とは、電話先の奥さんの話でした。

しかし、魚が取れなくて、漁師の中には廃業に追いやられる人もいるようなのです。

実際に漁獲量は減っています。平29年12月15日の道新の記事に、「秋鮭の水揚げの数値」が示されていました。昨年比から見ると「記憶的な不漁」とあります。

ピックアップされた漁区の数値を上げて見ます。

       オホーツク  858万匹 27%減        根室  212万匹 55%減

       日本海    188万匹 29%減       

       えりも以西  240万匹 27%減      えりも以東 72万匹 68%減

       全道    1572万匹 33%減

 地区ごとの水揚げではオホーツクが最多で、一番不漁だったのは、いつもえりも岬でお世話になっているえりも以東地区でした。えりもの漁師さんのなげきは数値にもくっきり表れていました。