「北海道 難読地名」
北海道の地名は、もともとアイヌの人たちがその土地を読んでいた呼び名に漢字を当てたもので、すなわち「アイヌ語地名」と言われています。
身近にある地名は難なく読めますが、札幌から遠く離れた地名はなかなか読むことが出来ない場合があります。
札幌近くの地名では、①花畔、②簾舞、③苗穂、④発寒など、これらの地名は読めるでしょう。
①は、ばんなぐろ ②は、みすまい ③は、なえぼ ④は、はっさむと読めますね。
ところが道内(道東釧路町)にはとてつもない変な? 地名があるのです。読んでみてください。
① 地嵐別 〇〇〇〇〇〇
② 浦雲泊 〇〇〇〇〇
③ 初無敵 〇〇〇〇
④ 入境学 〇〇〇〇〇
⑤ 分遣瀬 〇〇〇〇〇〇
⑥ 老者舞 〇〇〇〇〇〇
⑦ 知方学 〇〇〇〇〇〇
さあ、何個読めましたか。これこそ北海道難読地名と言えましょう。
それもすべてが「釧路町」にあるのです。
よほどの学のある人が居て、こんな字を当てたのでしょう。
地名は次のように読むのです。
① ちゃらしべつ チャラシ・ぺツ 段丘の斜面が急なのでチャラチャラと流れ下る・川として名が残った。
② ぽんどまり ポン・トマリ 小さな・泊り地。しゃれた字を当てたので難しくなった。
③ そむき ト・ウン・テク か。沼のような状況を・呈する。(更科)
④ にこまない ニ・オ・キ 流れ木・多い・かや原
⑤ わかちゃらせ ワッカ・チャラッセ 水がチャラチャラ流れくたる。下のベツかナイを略した。
⑥ おしゃまっぷ オ・イチャン・オマ・プ 川尻に・鮭産卵場・ある・川 か
⑦ ちっぽまない チポマナイ チプ・オマ・ナイ(河口に舟が流れ寄ったので この名が付いた)
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